えちえち体験談
男「え、あ、あの・・・」
女「どうかした?」
男「あの、ここの・・・人ですか?」
女「ええ、店番を任されている女って言うの」
男「えっと、それじゃあ」
女「なにかしら?」
男「ここってその・・・壊れたものを直してくれるって聞いたんですけど」
女「ええ、修理の方も承ってるわよ」
男「・・・これって修理できますか?」
女「・・・これは?」
男「えっと、大分前にその、友達に貰ったものだったと思うんですけど・・・」
女「だったと思う?」
男「あっ、いや、貰ったのが僕が大分小さい頃だったんもので・・・」
女「ふ〜ん・・・これは、万華鏡かしらね?」
男「あっ、はい。何か、古いものらしいんですけど」
女「ここのレバーをまわすと・・・あれっ?回らない」
男「はい、この前久しぶりに出したんですけどそのレバーが回らなくなっていて・・・」
女「ふ〜ん、ちょっと具合を見てみるから店内でも見てて頂戴」
男「はい」
女「・・・そういえば」
男「は、はい!何ですか?」
女「入ってきたときに驚いていたみたいだけど?」
男「あっ、それはその・・・ここの主人って確かおじいさんだったはずなのに・・・」
女「なのに?」
男「・・・キレイなガイジンの女性が店番してたもんだから驚いたんです」
女「フフフ、キレイだなんてお世辞でも嬉しいわね」
男「いえ、お世辞だなんてそんな・・・」
女「っと、ふむふむなるほどね」
男「・・・直りそうですか?」
女「ええ、少し時間を貰うけどところかしら?」
男「・・・直るんですか?」
女「モノが古いから少し骨が折れそうだけど何とか・・・ね」
男「ありがとうございます!」
女「お礼は直ってからでいいわ、それにしても・・・」
男「はい?」
女「随分お気に入りなのね?」
男「何がですか?」
女「これよ、万華鏡」
男「ああ、まぁ一応小さい頃の思い出っていうか・・・」
女「・・・・・・」
男「大事な人に貰ったものなんで・・・」
女「そう・・・そんなに大事なものなら腕によりをかけて直さないとね」
男「ありがとうございます!」
女「それじゃあ、これは預かるわね」
男「はい、お願いします」
女「・・・変わってないな・・・これも・・・あの子も」
男「おう、待たせてゴメンな」
少女「遅い!待ちくたびれた〜」
男「だから謝ってんじゃん」
少女「な〜んて、別に怒ってないよ〜。それより直りそうだって?」
男「ああ、一週間くらい掛かるけど」
少女「ふ〜ん良かったね」
男「まぁな」
少女「それじゃ、早くアイス食べ行こう」
男「おう」
男「こんにちわ〜」
女「あら、いらっしゃい」
男「どうですか、万華鏡?」
女「どうですか、って言われても昨日の今日で直るわけないでしょ?」
男「ハハハ、それは冗談なんですけど」
女「?」
男「この前はちゃんと店内見れなかったんで、見てみたいなって思って」
女「それは良かったわ、何か買ってくれるとなお良いけど」
男「僕の小遣いで買えるものがあればいいんですけどね」
女「そうね、お年玉全部つぎ込めば一番安いものは買えるんじゃない?」
男「・・・お邪魔しました」
女「冗談よ」
男「こんにちわ・・・あれ、女さんは?」
店主「なんじゃ?ワシの店でワシが店番をしているのはおかしいか?」
男「い、いえ、そういうわけじゃ・・・」
店主「あの子なら、今日は休みじゃ」
男「そうですか・・・」
店主「ん、帰らんのか?」
男「だって、元々お店を見に来てるんですから」
店主「・・・お前さんのような若い者にはうちのような店は退屈なんじゃないのか?」
男「そうでもないですよ・・・結構アンティークな物って好きなんです」
店主「ふむ、若いのに見る眼があるな」
男「いえいえ」
男「そういえば」
店主「なんじゃ?」
男「女さんて、何でここで働いてるんですか?」
店主「どういう意味じゃ?」
男「いえ、変な意味じゃなくて、・・・何で外人なのにあんなに日本語上手いのかとか」
店主「・・・・・・」
男「僕もここらへんにに小さい頃から住んでますけど、あんなにキレイな人見たことがなかったんでその・・・」
店主「・・・母親がアメリカの方なんだそうじゃ」
男「えっ?じゃあハーフ・・・」
店主「そんで、生まれてから十歳くらいまでは日本にいたそうじゃ」
男「・・・ふ〜んそうなんだ」
店主「今は、こっちの大学に短期留学しに来とるそうで、ついでにここでバイトしておるわけじゃ」
男「ふ〜ん」
店主「これで満足か?」
男「えっ、いや僕はその、そんなつもりは・・・」
店主「隠さずとも良いわ、ここに来る男は大抵があの娘目当てじゃからな」
男「はぁ・・・」
店主「・・・あんな感じで良かったかの?」
女「ええ・・・ありがとう、おじいちゃん」
店主「礼には及ばんよ」
少女「ねえ」
男「ん、どうした?」
少女「最近なんかさ・・・」
男「何だよ?」
少女「付き合い悪くない?」
男「・・・そうか?」
少女「そうだよ、この間から買い物付き合ってって言ってるのにさ!」
男「あぁ〜、悪い。忘れてた」
少女「まぁいいけど。何してるの最近」
男「いや、別に何も・・・」
少女「ふ〜ん(怪しい)」
男「まっ、明日は一日付き合うから勘弁しろよ」
少女「ふふふ、しょうがないなぁ〜」
男「コラコラ、胸押し付けるな」
女「・・・」
男「何か考え事ですか?」
女「っ!」
男「す、スイマセン!そんなにビックリしましたか?」
女「あぁ、男君か。ゴメンね、少し考え事してたの」
男「何か、悩みでもあるんですか?」
女「悩みって程でもないのよ、ただ・・・」
男「もしかして彼氏のことですか?」
女「ふふふ、近からず遠からずってとこね」
男「へぇ〜、でも何か女さんてモテそうですもんね」
女「・・・そう?」
男「そうですよ、その・・・美人だし・・・周りの人がほっとかないでしょ?」
女「そうでもないわよ・・・」
男(・・・どうしたんだろ?少し悲しそうな・・・)
女「ん、どうしたの?もしかして見蕩れてた?」
男「あっ、いえ、はいっ!じゃなくて・・・えっと・・・」
女「ふむ、正直でよろしい」
女「そういう君こそ彼女とかいないの?」
男「彼女ですか?いるように見えます?」
女「・・・・・・」
男「スイマセン。聞いた僕がバカでした」
女「冗談よ、中々可愛い顔してるし、意外と女の子泣かせてるんじゃない?」
男「そうだったらいいんですけどね〜」
女「あっ、特定の彼女は作らないとか?」
男「そんなわけ無いでしょ!たくっ・・・そういう女さんはどうなんですか?」
女「私?私はすごいわよ〜」
男「どういう意味ですか?」
女「今までに好きになった人がなんと!」
男「なんと?」
女「たったの一人だけ!」
男「おぉー」
女「どう、一途でしょ?」
『どう、一途でしょ?』
男(今日のあのセリフ・・・なんか引っ掛かるんだよなぁ・・・)
ブルルルル
男「おっとメールだ・・・少女からか」
少女『明日の約束忘れないでね!』
男「ハイハイ、忘れてませんよ」
男「・・・あれ?・・・今のメール」
『約束だよ!忘れないでね!』
男「・・・誰だっけ?あの赤毛の子・・・」
少女「ふふふふ〜ふ〜ん♪」
男「・・・何か楽しそうだな?」
少女「え〜、だって久しぶりのデートだし〜」
男「一応言っておくけどこれはデートでは・・・」
少女「あっ、あそこ!」
男「ん?」
少女「あそこってこの間、万華鏡直しに行ったところでしょ?」
男「あっ、ああそうだな」
少女「へぇ〜、アンティーク雑貨のお店なんだ?」
男「そうらしいな」
少女「へぇ〜、ちょっと寄ってこうよ!」
男「へっ?」
少女「私、雑貨とか見るの好きなんだよね〜」
男「えっあっ、ちょ・・・」
女「いらっしゃい・・・あら?」
少女「へぇ〜、雰囲気いいお店ね〜」
男「・・・・・・どうも」
女「ふふふ・・・今日は随分可愛い子連れてるのね?」
男「あ〜、いえそのこいつは・・・」
少女「わぁ〜!外人さんだ!すっごい美人!」
女「あら、ありがとう」
少女「ふ〜ん・・・そういうことか・・・(ニヤニヤ)」
男「・・・何だよ」
少女「いえいえ」
男「ったく、もう行くぞ!女さん、お邪魔してスイマセンでした」
女「ううん、構わないわよ」
少女「あっ、ちょっと待ってよ〜」
女「何よ・・・可愛い彼女がいるんじゃない!」
男「こんにちわ」
主人「おぉ、懲りずにきおったのか?」
男「懲りずにって・・・僕は別に・・・」
主人「あの子ならおらんぞ?」
男「あっそう・・・ですか・・・」
主人「ふむ・・・確か遊びに行くと言っておったな〜」
男「えっ!」
主人「う〜ん、そういえば中々めかし込んでおったようだし、ひょっとすると・・・」
男「・・・・・・」
主人「男かも知れんな・・・」
男「・・・スイマセン、具合悪いんで帰ります」
主人「おお、そうか気をつけて帰れよ」
男(トボトボ)
主人「・・・まぁ男は男でも・・・」
主人「父親じゃがな」
男「あ〜、あんなとこ見られたからせめて誤解だけでも解きたかったのに・・・」
男「女さん・・・ホントに他の男とデートしてるのかな・・・?」
男「そりゃああんなに美人なんだしな・・・高校生の俺なんかが相手にしてもらえるわけ・・・」
男「でも・・・でも・・・・・・」
父「元気そうで安心したよ」
女「そうですか?」
父「・・・それで」
女「はい」
父「いつ頃こっちに戻ってくるんだ?」
女「夏が終わったら・・・帰ろうと思ってます」
父「そうか・・・」
女「我がまま言ってごめんなさい」
父「ハハハ、子供は親に我がままを言うものだよ」
女「ありがとう・・・お父さん・・・」
父「それじゃあ、私は一足先に帰るとしよう」
女「お父さん、また・・・」
父「ああ、夏が終わったら後に・・・な」
男「はぁ〜」
少女「・・・どうしたの?ため息なんかついて」
男「男にはため息をつきたくなる時くらいあるんだよ・・・」
少女「ふ〜ん、雑貨屋さんの人?」
男「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」
少女「図星じゃん」
男「うるせえよ!」
少女「まぁね〜、あんなに美人さんが彼氏の一人や二人居ないほうがおかしいもんね〜」
男「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」
少女「何か言ってよ〜、私が虐めてるみたいじゃん?」
男「笑顔で言われても説得力が無いんだが?」
少女「でもね」
男「ん?何だ?」
少女「私、何となくあの人見たことある気がするんだよね〜」
男「・・・馬鹿か?相手は金髪でアメリカ育ちのお嬢様だぞ?」
少女「お嬢様なの?」
男「・・・さぁ」
少女「でもさぁ・・・何かあの笑ったときの顔が・・・」
男「まぁ、小さいときに日本に住んでたって言ってたけどな」
少女「それってここらへんなの?」
男「さぁ、短期留学で来てるって言ってたから違うんじゃね?」
少女「う〜ん・・・じゃあやっぱ勘違いかな〜」
男(・・・とはいえ、俺もデジャブみたいなもんを感じていたりするけどな)
女「あっ、いらっしゃい」
男「どうも」
女「今日はどうしたの?」
男「その・・・少し聞きたいことがあって」
女「ん?なに?」
男「えっと・・・女さんて昔ここらへんに住んでたりしましたか?」
女「・・・えっ?」
男「その、前にここの主人のじいさんから、女さんは小さい頃に日本にいて
男「その後アメリカに家族で移ったって聞いたんで」
女「・・・・・・」
男「それでその、何でか分からないんですけど」
男「俺・・・女さんに会ったことがあるような気がするんですよね」
女「・・・・・・」
男「・・・あの、女さん?」
女「・・・フフ・・・フフフフフ・・・」
男「・・・あの、どうしました?」
女「・・・プッハッハッハッハッ!」
男「あの〜、何かおかしなこといいましたか?」
女「いやいや、ゴメンね男君。いや〜中々君もロマンチストだなって思って」
男「ロマンチスト・・・ですか?」
女「まったく、女性を口説くならもう少し気の利いた言い回しを考えてから来なさい」
男「へっ?えっ?」
女「大人からかっちゃダメだよ?」
男「えっ、あ・・・スイマセンでした」
男(勘違いか・・・)
女「そういえば、今日は彼女は連れてないの?」
男「えっ?かのじょ・・・ですか?」
女「この前一緒に来たじゃない?可愛い彼女連れて」
男「あ・・・あぁ!そうだ!その、あれは全くの誤解でして・・・」
女「ホント、見せ付けてくれちゃって、独り身のお姉さんは寂しかったわ〜」
男「いえ、ですから違うんです・・・」
女「コラコラ、とぼけなくてもいいのよ?聞いたときに実はいるかもなんて思ってたらまた・・・」
男「違うんですって!!」
女「へぁっ!?」
男「・・・違うんです・・・あいつは・・・少女は・・・」
男「俺の妹ですよ」
女「・・・妹?」
男「はい」
女「ホントに?」
男「ホントです」
女「・・・そっか」
男「はい、それでは」
女「うん」
男「帰ります」
女「えっ?」
男「用件は済んだので」
女「あっそう?」
男「さようなら」
女「さよう・・・なら」
女「・・・フフフ、そっかぁあの時の妹さんか・・・そっかぁ・・・」
女「・・・覚えててくれたんだ」
男「ただいま〜」
妹「あっ、おかえり〜」
男「やっぱ勘違いだった」
妹「何が?」
男「いや、女さんがさ」
妹「女さんて・・・アンティーク雑貨のお店の?」
男「そうそう、今日聞いてみたんだけど笑われた。だから多分違うんだろ」
妹「ふ〜ん、でも何となくあの子・・・なんだっけ?」
男「?」
妹「小学校に入ったばっかくらいのころにさ・・・一人・・・」
男(小学校?)
妹「そうだ!思い出した!」
妹「アンだよ!赤毛のアン!」
男「・・・・・・はぁ?」
男「どうした、イキナリ?」
妹「覚えてないの?いたじゃん近所に!」
男「・・・覚えてるような・・・覚えてないような」
妹「ほら、夕方くらいによく近所の神社とか公園で遊んでさ」
男「・・・・・・」
妹「それでさ、確かその子もハーフかなんかで髪の色が赤っぽくてさ」
男「う〜ん・・・」
妹「それでそのまんま、赤毛のアンだからアンって呼んでさ・・・」
男「何となく赤毛の子と遊んだような気はするんだけど・・・」
妹「お兄ちゃんの方が私よりずっと仲良かったと思ったんだけど・・・」
男「まっ、いずれにしてもその子が女さんとは考えにくいだろ」
妹「何でさ?」
男「だって女さんはキレイな金髪だぞ?」
男「いくら小さかったからって大人になって金髪になるなんてことはないだろ?」
妹「染めてるのかもしれないじゃん?」
男「染める必要が無いだろ?それに本人が違うって言ってるんだし・・・」
妹「それはそうだけど・・・」
男「あ〜、何か今日疲れたな早めに寝るか・・・」
妹(女さんは笑っただけで違うとは言ってないじゃない)
男(・・・・あれ、何だこれ・・・あっ・・・これ・・・夢か?)
「ねぇ〜、アンちゃん」
「どうしたの?」
「アンちゃんはさ〜、ガイジンさんなの?」
「う〜んとね、私はハーフなんだって
「ハーフ?」
「半分ガイジンさんなんだってお母さんが言ってた」
「へぇ〜、何かかっこいいね」
「かっこいかなぁ?」
「半分てことは普通のガイジンさんでも、にほんじんでもないんでしょ?」
「うん」
「じゃあ、アンちゃんは「アンちゃんじん」なんだね!やっぱりかっこいいよ!」
「・・・そうかな?」
「そうだよ!」
「・・・ヘヘヘ」
(チュッ)
「どうしたの?」
「・・・びっくりした」
「ヘヘヘ〜、おまじないなんだって」
「おまじない?」
「そう」
「好きな人にかけるおまじない」
男「・・・ホントだ」
妹の言うとおり、俺は確かにアンちゃんという
ハーフの赤い髪の女の子と友達だったようだ
しかしながら、遊んだ記憶は僅かに残っているものの、
彼女がその後どうなったのかはまったく思い出せない
近所に住んでいたのなら引越ししたりすれば分かりそうなはずだが・・・
男「・・・あれ?そういえば・・・」
男「あの万華鏡は誰に貰ったんだっけ?」
主人「おや?」
女「あっ、おじいちゃん」
主人「ふむ、直ったのかい?」
女「・・・うん」
主人「直ったわりには浮かない顔しとるの」
女「そ、そう?」
主人「何か、悩みでもあるのかい?」
女「ううん・・・ちょっと昔のこと思い出してただけ」
主人「・・・そうかい」
女「あっ、おじいちゃん」
主人「なんだい?」
女「我がまま聞いてくれて・・・ありがとね」
主人「ハハハ、孫のわがままなんてこの年になると嬉しいもんさ」
『あれ、アンちゃん今日はかみ・・・』
『かみなんてどうでもいいの・・・それより』
『・・・なぁにこれ?』
『あげる』
『いいの?』
『うん、でもねこれこわれてるの』
『え〜、こわれてるの』
『だからね、やくそくっ!』
『やくそく?』
『こんど会うときに直してあげるから!』
男「こんにちわ」
女「いらっしゃ・・・あら、男君」
男「そろそろ直ったかな〜って思いまして。どうですか?」
女「えっと・・・明日には何とか返せそうね」
男「へぇ〜、もうちょっとですね」
女「そうね・・・」
女「あの、男君?」
男「何ですか?」
女「あの万華鏡って誰にもらったものなの?」
男「誰に・・・ですか?」
女「えっと、珍しいものだったから・・・どこでもらったのか気になって・・・」
男「あれですね・・・実は・・・」
女「・・・・・・・・・」
男「誰に貰ったのか覚えていないんです」
女「・・・・えっ?」
男「もらったって言うのは覚えてるんですけどそれが誰かまでは・・・」
女「・・・そう」
男「万華鏡にしても、このまえ部屋の整理してたら見つけたんで」
男「箱から出してみたら、壊れてて・・・それでどうせだから直してみようかって感じで・・・」
女「・・・そっか」
男「あっと、これから行くところがあるんで失礼します」
女「え、ええ。」
男「えっと、明日なら受け取れるんですよね?」
女「そうね、渡せると思うわ」
男「分かりました、また明日来ますね」
女「自分だけ覚えてるのっていうのも・・・結構悲しいものね」
妹「あっ、こんにちわ〜」
女「男君の・・・」
妹「はい、男の妹の妹って言います」
女「フフフ、男君から聞いてるわ」
妹「突然のですが」
女「な、なに?」
妹「あなたはもしかして、『アンちゃん』ではありませんか?」
女「えっ?」
妹「お兄ちゃんは違うって言ってたんですけど、どうしても気になって」
女「・・・・・・」
妹「う〜ん・・・顔の印象は近いと思うんだけどな〜・・・」
女「人違いだと思うわ」
妹「あっ・・・やっぱそうですか?」
女「ええ、私の髪はブロンドに近い茶色。アンちゃんて子は赤い髪をしているんでしょ?」
妹「はい」
女「じゃあ、違うわね」
妹「そうですか・・・・スイマセンでした。いきなり変な質問して」
女「構わないわ」
妹「それじゃあ失礼します」
女「ええ、気をつけて帰ってね」
妹「・・・あれっ?私赤いって言ったっけ?」
(・・・あれ?また夢?)
『 』
(誰だ・・・アンちゃんと・・・俺?)
『 』
(何言ってるんだ?聞こえない・・・)
『 』
(違うんだ・・・違うんだよ・・・)
『 』
(そんな顔をしないで・・・しないでよ・・・)
『 ね ゴメ 』
『泣かないで、アンちゃん』
妹「あっお早う」
男「・・・・おう」
妹「どうしたの?」
男「いや、何か・・・変な夢見た」
妹「ふ〜ん、怖い奴?」
男「いや、ちがくてなんか・・・こう・・・痛い夢」
妹「どんなの?」
男「何かこう、階段とかから転げ落ちる感じの」
妹「それって、小学校の時に神社の石段から落ちたときじゃない?」
男「・・・はぁ?」
妹「違うか?」
男「俺、そんなことした覚え・・・」
妹「え〜、あったよ〜。確か小学校二年生くらいの今の時期に」
男「・・・全然覚えてねえ」
妹「でも、お兄ちゃんの後頭部にあるのって確かその時に出来た傷でしょ」
男「・・・・・・・・・」
妹「気になるなら、お母さんに聞いてくれば?」
男「そうするわ」
男「母さん」
母「なぁに?」
男「俺、小学生の頃神社の石段から落ちたってホント?」
母「あら?覚えてないの?」
男「ああ、全然」
母「そうね〜、頭打って少し前後の記憶無かったみたいだからね〜」
男「ふ〜ん」
母「心配したのよ〜、病院着いたらあんたぐったりしてて」
男「・・・俺なんで落ちたの?」
母「一緒にいたこが言うには、石段降りてるときに持ったた箱が重くてバランス・・・」
男「・・・一緒にいた子って誰?」
母「あの子よ、あんたがよく遊んでもらった・・・」
母「あの金髪の女の子」
女「いらっしゃい」
男「どうも」
女「待ってたよ」
ドン
女「一応確認してみて」
男「あっ、はい」
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
女「どう?」
男「はい、問題ないです」
女「そうじゃなくて」
男「えっ?」
女「万華鏡、見るの初めてなんでしょ?」
男「あぁ、はいすごいキレイです」
女「そう・・・良かった」
男「えっと、御代は?」
女「いらないわ」
男「えっ?」
女「時間はかかったけど、パーツは余りものだし」
男「でも、そういうわけに・・・」
女「フフフ、年上の言うことには黙ってハイって言うものよ」
男「・・・分かりました」
女「よろしい」
男「その代わり、お礼させてください!」
女「お礼?」
男「はい、その・・・明日お暇ですか!?」
女「明日?」
男「はい、良かったら何か奢らせてください」
女「・・・・・・」
男「・・・嫌ですか?」
女「・・・・・・」
男「そ、そうですよね、僕みたいなガキとじゃ」
女「違うの」
男「えっ?」
女「私・・・明日アメリカに戻るの」
女「ありがとうございました」
主人「ご苦労さん」
女「ふぅ、ホント。今日はなんか疲れちゃった」
主人「明日は何時に出るんだ?」
女「うん、夕方くらいに。乗るのは夜の便だから」
主人「そうか・・・また寂しくなるな」
女「また来・・・その内くるよ」
主人「ああ」
主人「それにしても良かったのか?」
女「何が?」
主人「あの坊主が来るのを毎年待ってたんだろう?」
女「・・・うん」
主人「ワシからしたらあの坊主のどこがいいのか分からんが・・・」
女「あれでもいいところあるのよ」
主人「ほぉ」
女「あの子ね、昔私に言ってくれたの」
『アンちゃんは、「アンちゃんじん」なんだね!」
女「私、その言葉に救われたんだ〜。私、ハーフで金髪で目青いでしょ?」
女「だから友達できなくて・・・でも男君はいっつも神社で一人で遊んでた私と友達になってくれて・・・」
主人「・・・そうか」
女「ずっと好きで・・・この年になっても忘れられなくて・・・」
主人「・・・そうか」
女「私って一途でしょ?」
主人「どうして・・・」
女「ん?」
主人「その・・・気持ちは伝えなんだ?」
女「・・・伝えたいとは思うんだけど」
女「男くんね、多分私のことほとんど覚えていないの」
私がアメリカに行く前日に、神社で約束したの
でね、その帰りにあの子石段でバランス崩して落ちて・・・
どうも頭打ったみたいなの・・・
その後遺症なのか、わたしがお見舞いに行ったら私を見て「誰?」って言うのよ
一種の記憶喪失みたいなものらしいんだけど、幼い私にはショックだったわ
その後、すぐに私はアメリカに渡っちゃったもんだからその後は良く知らなかったの
でもこの前話した限りじゃ、やっぱり私が万華鏡をあげたこととか忘れてるみたい
・・・忘れられてるのに一方的に気持ちを伝えても虚しいだけでしょ?
主人「・・・おや、どうしたんじゃ?」
男「こんにちわ」
主人「どうしたんじゃ?万華鏡はもう直ったじゃろ?」
男「あの・・・女さんは?」
主人「おらんよ」
男「・・・そんな」
主人「早とちりなさんな、ここには居ないといっただけじゃ」
男「・・・それじゃあ?」
主人「ふむ、空港に向かう前に神社に寄ると言っておったかの?」
女「・・・ここは変わらないな」
『アンちゃんは「アンちゃん」じんなんだね!』
女「ふふふ、男君のせいでお母さんに言ったら笑われたんだぞ」
『こんど会うときに直してあげるから!』
女「・・・直してあげたよ。ばっちり」
男「スイマセン、また壊しちゃいました」
女「はい?」
男「良かった、まだいて」
女「おとこ・・・くん」
男「スイマセン、さっき持ってくるときに石段でこけて・・・」
女「・・・!?ちょっと、前より酷くなってるじゃない!?」
男「その・・・結構勢いよく落としたみたいで・・・」
女「・・・・・・・(落としたって、明らかに人の手で壊されてるじゃない)」
男「それでその・・・もし良かったらもう一度直していただけないかと・・・」
女「私じゃなくても、雑貨屋のおじさんに頼めばいいじゃない」
男「女さんに直して欲しいからです」
女「私、今日でアメリカに帰るんだよ?」
男「また来るときまで待ちます」
女「何言ってるの?そんなの・・・」
男「約束したからです!!」
『だから、やくそく!』
『やくそく?』
『こんど会うときに直してあげるから!』
男「『アンちゃん』と・・・約束したからです・・・」
女「おもい・・・だしたの?」
男「はい」
女「いつ?」
男「一昨日、ですかね」
女「・・・そっかぁ・・・!?」
チュッ
『でね、直してあげる代わりにね・・・』
『アンちゃん、どうしたの?』
『今度は男君が私にチュってしてね』
女「・・・不意打ちなんて・・・年下のくせに」
男「スイマセン」
女「謝らないの!」
男「ス、スイマセン・・・」
チュッ
男「!?」
女「まっ、せっかく思い出してくれたし、このくらいで許してあげる」
男「ハハハ、ありがとうございます」
女「ホントはね、あの万華鏡・・・三日目には直ってたの」
男「そうなんですか?」
女「でもね、直ったら男君が来なくなっちゃうと思ってその・・・」
男「助かりました」
女「えっ?」
男「だって、女さんがそこで僕に万華鏡を返していたら、僕は一生思い出せなかったかも知れませんよ」
女「・・・さてと、そろそろ行かなくちゃ」
男「もうこんな時間か・・・あっ!」
女「どうしたの?」
男「いや、やっと謎が解けたなって思って」
女「何の?」
男「金髪が夕日に照らされて燃えるような赤い髪に見えたってことです」
女「それで赤毛のアンってわけだったのね?」
男「そうみたいです」
女「じゃあ、そろそろ行くわね」
男「はい」
女「また来るまで浮気するなよ!」
男「しませんよ、僕は女さんのほうが心配です」
女「言ったわね、言っとくけど私はねー・・・」
『今まで君以外に好きになった人なんていないんだからね』
糸冬
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ここで書くのは毎度疲れる・・・
というわけで読んでくれた人ありがとう
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というわけでそろそろ寝るわ
八時から仕事だ・・・○| ̄|_
支援、感想ありがとう
たまに似たような感じでスレ立てしてるんで
見つけたら生暖かく見守るといいよ
そんじゃノシ
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1です
後日談書きたいんだけど、少し手が離せないから
六時過ぎから書き始めます
焦らせてゴメンな
・
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・
・
・
拝啓(であってるんだよね?)
男君へ
こちらはそろそろ雪がちらつき始めて
いよいよ「冬」っていう感じになってきました
私の方は九月から学年も変わって、二ヶ月が過ぎて
ようやく新しい環境に慣れてきたかな?ってところです
男君はどうかな?
そっちの高校生活は楽しいですか?
そういえばアルバイトを始めたそうですね?
アルバイトもいいけどちゃんと勉強しないとだめだよ?
私、頭の悪い人は嫌いなんだからね
さて、十二月といえばクリスマスですね
こっちは基本的に家族や友達とホームパーティーだけど
日本では恋人たちが一緒に過ごすのが当たり前だそうですね
私も男君と一緒にクリスマスを過ごしたいな・・・なんてね
さて、それではそろそろさよならです
私がいなくて寂しいとは思うけど、浮気とかしちゃダメだよ?
31 November
女子より
・
・
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・
手紙をしまった後…しばらくにやけが止まらなかった
男「女さん、元気そうで良かったな」
妹「何マヌケ面してるのかしら、このおにいちゃんは」
男「うを!お前いつの間にいたんだよ!?」
妹「えっと〜、二回目に声出して読み始めたときくらいから?」
男「…ノック位しろよ」
妹「したけど、返事しなかったのはお兄ちゃんでしょ!それより」
男「なんだよ?」
妹「友達、迎えに来てるよ」
男「おぉ、もう来てたのか」
ドタドタドタ
男「わりぃ、待たせたな」
友「いや、別にかまわねえよ」
男「そんじゃ、行こうぜ」
友「それにしても…」
男「ん?どうした?」
友「妹ちゃん可愛くなったな」
男「お前、ああいうのが好きなの?」
友「ああいうのって…お前実の妹に向かって」
男「実の妹だからだろ?」
友「まぁいいけど…あぁ、でも可愛いよな〜」
男「悪いけど、お前の義兄になるのとかは勘弁な」
友「いや、今日からお前のことお兄様と呼ぶわ」
男「…まぁ狙うのは構わないけど…あいつ彼氏いるからな」
友「…先に言えバカ」
男「ちわぁ〜っす」
女子「あっ、早いね男君」
友「女子ちゃん、俺もいるんだけど?」
男「女子ちゃんの方が早いじゃん、インの時間一緒なのに」
女子「私は、家近くだからってだけだよ」
友「あの〜、無視ですか」
女子「あっ、友君おはよう。気づかなかった」
友「…そうですか」
夏が終わった後すぐ
俺は、友達に誘われてファミレスのバイトを始めた
幸いなことに、勉強の方はそこそこ出来の良かった俺は
まだ高二ということもあり、親から許しをもらうことができた
まぁ誘われなくても始めるつもりではいたのだけど、
とにかく冬までにまとまったお金が必要だったのだ・・・
男「んじゃ、俺着替えてくるわ」
女子「うん、後でね」
友「…だから俺は?」
友「…なんでお前ばっか」
男「何ブツブツ言ってんだよ?」
友「なんでお前ばっかモテるんだよこの野郎!」
男「はっ?俺ってもてるの?」
友「おまっ・・・もういい。天然と話すとみじめになってくる…」
男「…?」
男「あっ、お早うございます店長」
店長「男君おはよ〜」
男「あの〜、シフトでちょっと相談したいことがあるんですけど…」
店長「クリスマスならダメだよ〜?」
男「えっ、ちょ!」
店長「だってさぁ〜、クリスマスってみんな相手居る人は当然として」
店長「相手いない人も見栄はって休んだりするじゃん?ただでさえ人いないのに…」
女子「男く〜ん、ちょっといいかな?」
男「あっ、今行く。スイマセン店長、話はまた今度」
女子「ふふふ、また店長のぐち聞かされてたの」
男「いや、未遂。助かったよ」
女子「男君てさぁ〜、何か話しやすいんだよね。聞き上手って言うか」
男「そうかな?」
女子「そうだよ、だから店長も男君相手だとつい愚痴でちゃうんだよ」
男「う〜ん…あんま、嬉しくない特技だな」
女子「ふふふ、私は男君のそういうとこいいと思うけどな」
女子「そういえば何の話してたの?」
男「ん〜、シフトの話」
女子「あっ、もしかしてクリスマス?」
男「ん、まぁ…ね」
女子「何々?もしかして何か予定あるの?」
男「いや、入りそうな…入らなそうな…」
女子「ハハハ、どっちなのさ?」
男「いや、いれたいんだけど難しいかな?みたいな感じなのさ」
女子「そっかぁ…そういえば男君てさ」
女子「彼女いるの?」
男「…えっ?」
女子「だから…その…彼女居るのかなって…」
先輩「男君、レジお願い」
男「あっ、はい。すぐ行きます」
男「ゴメン、女子さん。後でね」
女子「あっ、うん」
女子「…いるのかな、やっぱ」
友「おい」
男「何だよ?」
友「さっき女子さんと何話してたんだよ?」
男「別に、世間話」
友「どんな?」
男「何だよ急に…えっと俺が聞き上手だとかそんな話」
友「そんだけか?」
男「そんだけだよ、どうしたんだよ急に」
友「お前と話した後から何か女子ちゃん元気ないんだよ」
男「えっ、俺何もしてねえぞ?」
友「…お前ってホント鈍感だな!」
男「何がだよ?」
友「いや…何でもない」
店長「こら〜、話してると給料減らしちゃうぞ〜」
男友「店長サーセンした!」
友「ふぅ〜、お疲れ様でした〜」
男「おう、お疲れ」
友「あれ、お前帰らないの?」
男「ああ、稼ぎたいから時間延ばしてもらった」
友「へぇ〜、頑張るな。んじゃお先」
男「ああ、また明日な」
男「よし、俺もそろそろ上がるか」
女子「あっ、男君も上がりなんだ?」
男「あれっ?女子さんも?」
女子「うん、そうだよ」
男「ふ〜ん、それじゃあお疲れ様」
店長「あっ、ちょっと男君」
男「何ですか?」
店長「どうせだから女子ちゃん送っていってあげなさい」
男「えっ、俺がですか」
女子「て、店長!私家近いですしそんな…」
店長「いいからいいから」
チョイチョイ
(クリスマスの件…聞いてあげても…)
(送ります!送らせていただきます!)
男「よし、じゃあ帰ろうぜ女子ちゃん」
店長「は〜い、お疲れ様〜」
女子「えっ、ちょっ…」
先輩「強引すぎやしませんかね?」
店長「いいのよ、あれくらいやんないと。引っ込み思案と朴念仁なんだから」
先輩「それにしても店長…」
先輩「なぁに〜?」
先輩「ああいう、ちょっかい好きですよね?」
店長「だって、見てて楽しいんだも〜ん♪」
女子「あの、ホントにゴメンね?」
男「何が?」
女子「その…送ってくれて」
男「う〜ん、そういう時はさ、「ゴメン」じゃんくて「ありがとう」の方がうれしいかな?」
女子「あっ、そっか。じゃあ…ありがとう」
男「どういたしまして」
女子「あっ、そこの角曲がったらすぐだから」
男「へぇ〜、あそこなんだ」
女子「ここまでで、大丈夫」
男「へっ?何で?」
女子「家、お父さんがうるさいから、男君と一緒にいるの見られたら…」
男「あ〜なるほど、彼氏と勘違いされたら困るもんね」
女子「//////////」
男「じゃあ、ここで。また明日ね女子ちゃん」
女子「うん、また明日」
女子「…勘違いされてもいいんだけどな」
※以下、一人鎖国状態の1のアメリカのイメージであり
アメリカを馬鹿にした表現では無いことを苦慮した上でご覧ください
OTOKO「ヘイ、女。」
女「ハイ、OTOKO」
OTOKO「君は今年のクリスマスはDOするんだい?」
女「ふふふ、それはトップシークレットよ」
OTOKO「オゥフ!ジーザス!そいつはCIAでも」
OTOKO「調べるのにボーンがブロークンしそうだ!」
女「そういうOTOKOこそどうするの?」
OTOKO「あぁ、僕の家でパーリーでも開こうと思って、
OTOKO「どうせだから君をインビティーシュンしようと思ったんだけど…」
女「そう、残念ながら今年は既にリザーブ済みなのよ?」
OTOKO「オゥフ!君をリザーブできるなんてそいつは大統領選の時の
OTOKO「ジョージ・ブッシュ以上に幸運な奴にちがいないね」
女「ふふふ、ありがとう。それじゃあ、私ベビーシッターのバイトがあるから」
OTOKO2「HEY、OTOKOどうしたんだ?MAKEBONOみたいな顔をして」
OTOKO「…見事にハートブレイクさ。俺はこれからセンティメントゥジュアーニュィーに出てくるよ」
OTOKO2「…ウェイトゥだOTOKO」
OTOKO「なんだ?」
OTOKO2「俺前からお前に・・・フォーリィンルァブ!」
OTOKO「AHっーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!」
男「ただいまー」
妹「おかえりー」
男「飯は?」
妹「ちゃんとありますよ」
男「おー、美味そう!」
妹「私が作ったんだから、味わって食べてね」
男「ハイハイ、いただきま〜す」
妹「ねえ、お兄ちゃん」
男「ん、なに?」
妹「結局お兄ちゃんと、女さんて付き合ってんの?」
男「…何を言い出すんだお前は?」
妹「いや、別にお兄ちゃんが誰と付き合おうが構わないんだけどさ」
男「じゃあ、いいじゃんか」
妹「でもさ、付き合ってるとしたら超遠距離になるわけでしょ?」
妹「手紙とか、国際電話とかもいいけど、付き合ってるならやっぱ生身の相手に・・・」
男「ご馳走様!」
妹「あっ、ちょっとお兄ちゃん」
男「明日もバイトあるし…寝る」
男「…付き合ってるのかなんて聞かれても…自身持って答えられねえんだよ」
友「…おい、おい男!」
男「へっ、何だよ?」
友「何だよじゃねえよ!お客さん来てんだろ!」
男「あっ、わりぃ」
先輩「ふ〜む」
店長(ニヤニヤ)
先輩「何かあったんですかね?」
店長「あったんじゃないの〜?」
先輩「すっごい楽しそうですね」
店長「すっごい楽しいよ!」
先輩「…仕事戻ります」
店長「あっ、先輩ちゃん」
先輩「何ですか?」
店長「ゴニョゴニョゴニョ…」
先輩「懲りませんね店長も」
店長「まかないサービスするから」
先輩「全力で任務に当たります」
先輩「女子ちゃ〜ん」
女子「あっ、先輩さん。なんですか?」
先輩「昨日、男に送ってもらったんだって?」
女子「はい!」
先輩「大丈夫?何かされなかった?」
女子「な、何かって、えぇ〜!?」
先輩「いやいや、男が何か今日ぼーっとしてるから、もしかしたら
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