えちえち体験談

男の後輩に。。第2話

2007/05/04 12:56カテゴリ : 学校での体験談

この物語は、リサさん(仮称)の許可を得て掲載するものです。
某SNSの日記に掲載されていた、実体験に基づいた物語です。
作者のプライバシー保護のため、登場人物の一部を改編しております。

では、第2話をどうぞ!
******◆第2話 ここから◆*********************
あぁ。。あたし酔ってる。。 
どうかしてるよぉ。。後輩にこんなこと。。 
でも、一旦タガが外れたら、自制心なんて機能しないの。 
『こんなんでも出ちゃうの?』 

「マジ、出ちゃいます。。」 

『そっか。。。。出していいよ』 
自分の口から出たセリフ。。
耳を通して再び自分に戻ってきたときに、
その響きの淫靡さが数倍になって、身体の中で膨らんだ。
火に油を注ぐが如く、さらにいたずら心が首をもたげる。
「マジっすか?でも、かなり恥ずかしいんっすけど」 

『じゃ、やめるか?』 

「悪魔やぁ。。この人、悪魔やぁ」 

『ふっ^^ 今頃気づいたか。。』 

「あのぉ。。リクエストしていいっすか?」 

『えっ?何?』 

「えっとですねぇ。。」 

『うん、何?』 

「怒んないって約束してくれますか?」 

『男らしくないわねぇ。。何よ?』 

「んじゃ、言います。胸、触ってもいいっすか?」 

『ぷっ!触る勇気あんの?』 

「ひゃぁ。。姐さん、マジこえぇ。。」 

『いいよ。。でも、服の上からね』 

「マジっすか?マジ触っちゃいますよ?」 

『2度も同じこと言わせんな』 
子供みたいだなぁ。。
龍平は、女の子の経験があるのかなぁ?
さっきは、さも経験豊富なような言いっぷりだったけど、
女の子の扱い方、分かってないよなぁ。。
「ごっつぁんです^^あ、それから。。もう1つ」 

『何よ?まだあるの?』 

「俺のチンポ。。直で触ってもらっていいっすか?」 

『なっ!それはイヤ^^;』 

「ケチ。。」 

『ふーん。。そう言うか。 なら、胸も取り消し』 

「あーーっ!そんなぁ!!」 

『しっ!!! 大声出すな!!』 

「すんません^^; んと、チンポはいいです^^;」 

『よしよし^^ 良い子^^』 
ちゅっ♪ 
龍平のほっぺたにキスをして。。 
人差し指と中指で龍平のソコを軽く挟み込むようにして、 
下から上へと。。その形を確かめるように撫で上げる。 
撫で上げるたびに、龍平のソコは脈打ち、硬さが増していく。 

龍平の手が恐る恐るあたしの胸元に近づいてきた。 
まだ触れていないのに、あたしの全身が泡立つ。 
子宮の辺りがボワっと暖かくなって、腰がゾワゾワする。。 

龍平のソコは、ズボン生地の伸びの限界まで中から押し上げ
それでも、まだ、さらに飛び出そうという力を外へ向けて発している。
 
ソコの先端を、中指の先でクルクルクル。。 
ビクッビクッ。。ソコとお腹が連動して波打つ。 

龍平の手の平は、すっぽりあたしの右胸を包んでいる。 
愛撫というよりも、胸の形を確かめているような動き。 
とってもモドカシイ感触。。 
もっと直接的な刺激が欲しい。。 
でも、そのたどたどしいタッチでも、あたしを濡らすには十分だった。 
「姐さん、ちょー柔らけぇ」 

『龍平、ちょー硬い^^』 

「あぁ。。幸せ。。生きててよかった^^」 

『あんたさ。。元カノとはよくエッチしたの?』 

「えっ。。なんでですか?」 

『うーん。。あまり慣れてないっぽい』 

「あちゃぁ。。分かりますか?」 

『まぁ〜ね。
子供がお母さんのオッパイ触ってるみたいだもん』 

「いや。。ぶっちゃけ、俺、童貞なんすよ」 

『え?だって、さっき。。元カノは1ヶ月エッチ我慢できないって』 

「あ。。あれはウソっす^^;」 

『何よ?そうなの?』 

「元カノって言っても高校の時の彼女で。。 
俺、すげぇオクテで、エッチする勇気なかったんすよ」 

『そーなんだぁ。。』 

「オッパイ触るのも、これで3回目なんですよ。。」 

『それにしちゃぁ。。ずいぶん積極的だったよね^^;』 

「いや。。そりゃもう。。清水の舞台ってやつです^^;」 

『飛び降りちゃったんだ^^』 
やっぱりねぇ。。
目隠しされて、闇雲に敵陣に猛進してくる雑兵のようだったのに、
いざ、目の前の敵に遭遇して。。それが敵の大将だと知ったら。。
腰を抜かして、手当たりしだい周りの小石を大将にぶつけている。。
そんな感じだったよ^^ 戦地に赴くの、初めてでしょ?って感じ。
『んと。。胸以外は触ったことあるの?』 

「ないっす^^; 例えば、おま。。んこですよね?」 

『はっきり言うな^^;』 

「すんません^^;」 

『そっかぁ。。。ホントに童貞なんだぁ』 
童貞という響き。。。
これも、火に注ぐ油となって自分に戻ってきた。

この子に対して、女体の何たるかを教えたくなった。 
ガツガツ触ってこられたら、恐らくテンションが急降下してた。 
胸を触ってもいいよと言った時、あたしは愛撫を想定していた。 
でも、龍平のそれは、愛撫とは程遠い。。 
持てる勇気を最大限に振り絞って、やっと手を胸に置いたという程度。 
それがとても可愛らしく。。母性本能をくすぐる。 

この場であたしのすべてを見せ、触らせてもいいと思った。 
でも、状況を考えると。。 
もし隣で寝ているケンや美里が起きてきたら。。 
別室で寝ているコーが起きてきたら。。 
そう考えると。。こうやって胸を触らせるのが限界。 
『ねぇねぇ?ホントに出ちゃいそう?』 

「はい。。その予感が。。」

『よし。。出せ^^』 

「うっす♪」 
3本の指を使って、ソコを優しくつまんで。。 
ズボンごと上下にしごく。。 
人差し指だけをソコの先端に乗せて。。 
先端はクリクリ。。他の指で全体を上下に。。 

龍平の手は、相変わらず単調なリズムで乳房全体をニギニギ。。 
アンダンテ。。くらいかな。 
メトロノームのような正確な動き。。 

どのくらい時間が経ったんだろう。。 
お互いに無言のまま。。 
お部屋の中には、お互いの衣服が擦れる音。。 
そして、時計の針が時を刻む音。。 

龍平のアンダンテのリズムに変化が出てきた。。 

すっと速度が落ちて。。ラルゴになったと思いきや。。 
むにゅむにゅむにゅっと、思い出したように速度を上げ。。 
しばらくして、また、パタっとフルストップ。 
おや。。今度はレガート^^ この触り方は好み^^ 
あれ?。。デクレッシェンド。。 

変化を付けることを覚えたのかしら。。
 
あれれ。。でも、またフルストップ。。 
あっ!落ちた! 
突如。。龍平の手がストンと下に落ちた。 
ストンと落ちて、あたしの太股の上に。。 

え?もしかして、そっちを。。触るの?
うわ。。それはマズイ。。 
あたし結構濡れちゃってるし。。 
今は、もう拒む自信ないし。。 
が、それは杞憂だった。 
ストンと落ちた手は。。そのまま動かず。
 
あたしの手の中の「彼」は。。みるみる萎んでいく。 
『あれ?龍平? ねぇ?』 

「。。。。」

『ねぇ?』

「。。。。」
スースーと寝息をたてている。。 
こいつ。。。寝やがった。。まったく。。 

そのまま龍平を横にして。。 
さて、あたしはどうしたものか。。 
そろそろ終電はなくなる頃だろうし。。 
このまま一人で朝まで飲むのも悲しすぎる^^; 
腹いせに、龍平の枕もとで派手にオナってやるか! 
なんて。。そこまであたしは変態にはなれない。 

とりあえず。。 
あたしも寝転んで。。 
残ったジンをチビチビ飲みながら、読書でもするか。 
バッグの中から読みかけの本をゴソゴソと取り出し。。 

うーん。。 
煌々と電気が付いてちゃ。。龍平も寝苦しいかも。 
とりあえず電気は消しておくか。。 
廊下の電気が付いてれば、その灯りで本は読める。 

電気をパチンと消して。。 
廊下から漏れてくる灯りを求めて、その灯りの筋の方へ身体を向ける。 
龍平に脚を向けて、ケンと美里が寝ている部屋に頭を向ける格好。 

かなり古い本。 
吉行淳之介著「浮気のすすめ」 
こんな一節があった。。「女性は楽器であるか」 

太鼓のバチは太鼓に恋する。 
マンドリンの弦は弾く指に恋する。 
女性は楽器であって、弾き手によって、 
良い音色も悪い音色も出すものだ。。 

ふむふむ。。 
確かに、女と男の関係で言えば、女は楽器なのかも。 
抜群の演奏技法を持つ奏者の手に委ねれば。。 
いくらでも良い音色が出るものね。 
バイオリンの弓で弦を滑らせるように。。 
繊細な指先で鍵盤を弾くように。。 
太いバチで、ズンズンと叩き込むように。。 

女は楽器かぁ。。 
なんか、とってもエロチックな響き^^ 

15,6ページほど進んだあたりで、 
あたしにも睡眠のお誘いがかかった。 
敢えて寝まいと抵抗する必要もなく。。
そのまま本に頬を乗せるようにして、眠りの淵に引き込まれていった。 
ケンがあたしの横で寝ている。。 
あれ?美里は? 美里と一緒に寝てたんじゃなかったの?

じっとあたしの顔を覗き込んでいる。。 
ケンに言葉を投げかけたいのに、声が出ない。。
 
ケンの顔が徐々に近づいてくる。。 
えっ!えっ!ちょっと待って。。何? 
わっ。。顔がくっついちゃう。。 
ねっ!ちょっと!美里がいるでしょ! それはマズいでしょ!
はっ! 
やっと身体に自由が戻り、バッと頭を上げる。。 
暗闇にぼんやり浮かぶお酒のボトルの陰。。 
カチ、カチ、カチと。。時計の音。 
ケンの顔などどこにもない。。 

はぁ。。夢かぁ。。 
びっくりしたぁ。。 
しかし、あたしってば何て夢見てんだろ。
龍平のせいで、すっかり色ボケしたか^^;?
 

カチ、カチ、カチ。。 
カチ、カチ、カチ。。 

今何時なんだろう。。 
ちょっと身体を起こして、壁に架かっている時計を見る。 
んとぉ。。3時半? 

カチ、カチ、カチ。。 
カチ、カチ、カチ。。 

コショコショコショ。。。 
んっ。。 

ちゅっ。。はっ。。 
ん?なんだ? 
ケンと美里? 起きてるの? 
襖の向こうから聞こえてくる。。 
聞き取れないけど、寝息などではないのは分かる。 
話し声のような。。 

はっ。。 んっ。。 

話し声のような? 
え?違うよねぇ? 
あんっ。。 

違うねぇ。。これは。 
いくら愛し合っている者同士と言えども、 
「んっ」とか「あんっ」だけで意思疎通ができるわけない。 
これは会話ではない。。単に声だ。。 
しかも。。この声が出る場面は、一つしかない。 

あららぁ。。。 
やってますかぁ。。 
襖一枚隔てた向こうで。。なんとも。。 

聞こえない、聞こえない。。 
あたし、また寝るし。。。何も聞こえない。。 
再び本に頬を乗せて。。寝る態勢に入る。。
 

ちゅっ。。 

んっ。。 ぁん。。 ィやっ。。 
眠くなーる。。眠くなーる。。眠くなーる。。 
やだ。。声出ちゃう。。 
眠くなーる。。眠くなーる。。眠くなーる。。 
んんっ。。。あっ。。気持ちいい。。 
うぅ。。全然眠くならない。。 
参ったなぁ。。 

頬杖ついて、襖を睨む。。 
これが、あたしができる最大限の抗議。 
うぅ。。始発まではまだずいぶんと時間がある。 
どうしたものかぁ。。 

襖の向こうから聞こえてくる悩ましい声。。
そして時計の音。。

時計の無機質で正確なリズムに。。
ソプラノの不規則で艶っぽい肉声。。
全く質の違う音のコラボレーション。

そこに、新たに別の音が加わった。

あたしの足元の方で。。 
なにやら、ゴソゴソと音が。。 
あ、そういえば、そっちに何かが転がってたっけ。。 
あたしの愛撫で寝たばか者。。 

そのばか者。。 
ノソノソ床を這って、あたしの真横にやってきた。 
「姐さん。。」 

『しっ!!!』 

とっさに、龍平の口を手で塞いだ。。 
もう一方の手を使って。。 
襖の方を指さして。。小刻みに首を横に振る。 

首をかしげる龍平。。 
目をパチパチさせて。。 
しばらく眉をひそめてじっとしている。。 

んっ。。あっ。。 

龍平の目がカッと大きく開いた。。 
そして、女の子みたいに、自分の口を手で押さえて。。 
頭を大きく上下に振って。。事態を把握したらしい。。 

依然と続く、楽器の音色。。 
たとえるなら。。美里の声はバイオリンかな。。 
ピチカートの音。。 

しばらく2人して。。その演奏に耳を傾ける。 
ステージ前、S席っといったところ。。 

龍平が携帯を取り出して。。 
なにやら打ち込んでいる。。 

【やってますねぇ】 

コクコク。。うなずくあたし。。 

【さっきから盗み聞きしてたんですか?】 

貸せ!とばかりに龍平から携帯を奪って。。 

【ばか!困ってるんだよ!】 

【マズイっすね。。下手に動けませんよね】 

コクコク。。。 

【やべ。。またチンコ勃ってきちゃった】 

キッ!と睨んで。。
 
【勝手にしろ!もうやってやんない】 

【すんません。。反省してます】 

はっ。。あーん。。 
【まだ挿入はしてないですかね?】 

コクコク。。 

【挿入までいきますかねぇ?】 

【知るか!】 

【ですよねぇ。。】
 

2人して何やってるんだろ。。 
他人のエッチに耳をソバダテテ。。 
でも、安っぽいアダルトビデオなんかよりもずっとリアルで。。 
こんなの一人で聞かされたら。。気がおかしくなっちゃう。。 
その意味では、龍平には感謝かな。。 

龍平が、ジンのボトルを持って。。 
音をたてないようにグラスに注いだ。。 

すっと耳元まで顔を寄せてきて。。

「姐さん、ゆっくり移動しません?」

『そうね。。』

「そっと音立てないように、逆サイドまで」

『うん、分かった』
ゆっくりと半身を起こし。。
慎重に膝を立て、そぉ〜っと膝を伸ばし立身する。
その途中、膝がパキン!と鳴った。
しまった^^;と思い、体勢をそのままに、しばらくフリーズ。
うっ。。あっ。。

襖の奥の声が、気づかれていないことの証。

そっと、そっと。。
抜き足差し足で、襖とは逆サイドへ。
ここまで来れば、万が一ケンと美里が行為を終えて、
あたしと龍平が寝ているか確かめる為に、あの襖を開けたとしても。。
襖の前で、2人揃って頭を並べているよりは不自然ではないだろう。
「飲んでなきゃ、やってらんねぇ。。」 

『ホントね^^;』
龍平と交互に。。グラスに口をつけ。。 
瞬く間に1杯を飲み干す。。 
そして、またグラスに新たに注がれる。 

そうやって飲み交わすうちに。。 
一旦覚めた酔いが、再びもどってきた。 

龍平が突然。。あたしのほっぺにキスをしてきた。 
キッと睨んで。。しばらくじっと見て。。 
なんとも言えない、屈託の無い笑顔。 
怒る気も失せて。。ついつい微笑んじゃう。。 

龍平、安心したのか。。再び、ちゅっ♪ 
続けざまに。。あたしの側面に抱きついてきた。。 

『こら。。』 

「姐さん。。もう俺我慢できないっす」 

『我慢しなさいって。。』 

「お願いします。。おっぱい。。」 

『お前、寝るくせに』 

「もう寝ません!」 

『でも、もう触ってあげないよ』 

「いいです。。俺が触ります」 

『え?自分のを?』 

「じゃなくて、姐さんの。」 

『まったく。。』 
この返答は。。OKと受け取られるのが普通よね。 
では早速、という感じに龍平の手が伸びてきた。 
また、さっきみたいな。。単調な。。 

「姐さん。。ブラジャー外してもらっていいですか?」 

『自分で外せないの?』 

「俺、外したことないんすよ」 
やれやれ。。本当に手のかかる子。。 
後ろ手にホックを外し。。ゆっくり肩から抜いて、 
Tシャツの前からスルっとブラを抜き取った。 

恐らく、ブラを取ったことで。。 
龍平の手の平に、乳首の突起の感触が伝わったのだろうか。。 
それまではただ手の平で包むような動きだけだったのに、 
乳首に指先を這わせるように。。動きが変わった。 

これは人間の本能なのね。 
乳首に意識が集中するのは、本能なのね。。 

指先でコリコリ。。コリコリ。。 
Tシャツの上からでも。。その刺激は鋭く伝わってくる。 
目を閉じて、そこの刺激に意識を注いでいる自分に気づいた。 

龍平の手が、あたしの胸から離れた。。 
その手は背中に回り。。腰に絡みつき、やがてはお尻に。。 
あたしは、黙ってそれを許した。 

お尻全体を大きくつまむように。。 
お尻から太股の付け根までを往復して。。 
手の平に下着のラインを感じたのか、 
そのラインを伝って。。お尻の奥まで指が落ち込んでくる。 
そのまま進むと。。あたしの濡れた場所。 

龍平の腕を掴んで。。 
首を左右に振る。 

捕まった手は、その場でじっとしているが、 
指先だけは、微妙に前後に動いている。。 
指が伸びきった時に。。 
その指先はあたしのアナルを通り越した所まで達する。 
下着越しであれば、たぶん、そこの熱を帯びた湿りは指先に伝わるはず。 
まだ龍平の手はスカートの上。。 
「姐さんの。。なんか熱くなってます」 

コツンと。。龍平にゲンコツ。。 
「姐さん。。ここも触りたい。。」 
うーん。。。困った。 
あたしだってできることなら触ってもらいたい。 
ステージ前、最前列の特等席からは幾分後退したと言えども、
襖の奥からの美しい演奏は未だ聴こえてくる。 
そんな非日常の中、お酒も入ってほろ酔い。 
あたしの楽器も。。調音済ませてスタンバイだもの。。 
あたしの楽器に、ミュート機能が付いてれば。。 
『ちょっとだけなら。。』

思わず出てしまったセリフ。。
 

「下着の。。?」 

『上からよ』 

「ですよねぇ。。」 

わずかに理性が働いた。。

龍平の手の拘束を解いた。 
頭1個分ほど、龍平が身体をあたしの下半身の方にずらした。 
そして、龍平の手がスカートの中に入ってきた。 
その手は太股の内側を這い上がり。。そして付け根へ。。 

セックス経験がない子って。。こうなんだ。 
核心に至るまでの間、色々と寄り道する場所がある。 
性感帯と言われる場所。。経験のある男性ならば、一応、そこにも手を止める。 
龍平は違う。。猪突猛進のごとく。。核心までノンストップ。 

オリモノシートなどの小細工をしていなかった。 
龍平の指が、下着の表面に触れた。。 
そのまま、指は動かない。。 

「なんか、濡れてます。。」 

『それが愛液ってものなの。。おしっこじゃないのよ』 

「愛液って初めて触った」 

『ヌルヌルしてるでしょ?』 

「はい。。」 

スルっと手が抜けたと思ったら。。 
その指先を自分の鼻先まで持っていった。。 

とっさに龍平の手をねじ伏せて。。ゲンコツ! 

「匂いってしないんですね。」 

『もうっ!変態!!』 

「味はどうなんだろ」 

『お前ぇ〜。。。殺す』
 

童貞君の好奇心には参る。。 

再び、ゴソゴソとスカートの中を這い上がる手。。 
やっぱり、現場直行。。 

濡れている所をしきりに引っ掻いている。 
なんだかくすぐったい。。 

「クリトリスってあります?」 

『あります?ってどういうこと?。。なかったら悲劇よね』 

「どこにあります?」 

『探してみ』
 

龍平の指。。前後左右に動き回っている。 
さすがに位置関係は分かっているようで、 
熱いヌメリが湧き出る所を起点として。。溝を伝って指先が降りてくる。 
もうちょっと。。もうちょっと降りてきて。 

あれれ?迷子になった? 
再び指が起点へと戻る。。 
そうね。。迷ったら元に戻る。。基本ね。 
頑張れ^^ 

そうそう。。そのまま真っ直ぐ降ろして。。 
もうちょい。。あ。。行き過ぎ。。 

「分かんない。。直でいっていいっすか?」 

『下着の中ってこと?』 

「はい。。」 
やれやれ。。 
いいよ。。のサインの代わりに、両脚をすっと開いた。 

龍平の指。。再び基本の位置へ。 
そこから真横に移動して。。 
下着の淵から裏側に。。指が潜入。。 

うっ。。 
やっぱり直でいかれると。。。刺激が強い。 

いそがしい龍平。。再び指を抜いて。。 

「すげ!マジ。。ドロドロになってる!」 

『もっと綺麗な表現ないのか!』 

「見事な潤い」 

『70点』
 

判で押したように同じ動作。 
そのドロドロの場所。。その窪みには目もくれず。。 
溝を伝って。。指が下りてくる。。 
そこは。。尿道口。。もうちょいよ。。 
そうそう。。もうちょっと下。。 
そこじゃないって。。もうちょい下だって。。 
あーーっ!じれったい。。 

思わずクイっと腰を上げて。。 
自らクリを龍平の指にくっつけた。。 
はうっ。。。 

龍平の指がそこで止まった。。 
ゆっくりゆっくり。。クリの周りを動いている。
指の周回の周期に合わせるように、反射的に腰がビクビクと律動する。 

くぅ。。。すごい刺激。。 

龍平がぐっと顔を近づけてきて。。 
あたしの耳元で。。 

「ここ?」 

『うん。。』 

「すげぇ。。コリコリしてる。。気持ちいいんすか?」 

『うん。。ヤバイくらい。。』 

「結構堅い。。」 

『男の子のおちんちんと同じだもん』 

「見てみたい。。」 

『ダメ』 

「どうしても?」 

『今はダメ。。』 

「じゃぁ。。今度はいいですか?」 

『うん。。』 

「マジ!やった!」 

「あぁ。。すげぇ。。すげぇ濡れてる。。」 

『だって、マジでヤバイもん。。』 

「ヤバイって。。イっちゃいそうってこと?」 

『うん。。』 

「イカせてもいいっすか?」 

『ダメだよぉ。。声出ちゃうもん。。』 
なおも止まらない指先の動き。。 
そろそろストップかけないと。。今なら、まだストップかけられる。。 
止めるなら今。。 

あぁ。。でも、すっごく気持ちいい。。 
もうちょっとこの快感を味わっておきたい。。 
あぁ。。でも、もうそろそろ。。 

そんな、官能と冷静の行ったり来たりをしていたら、 
龍平がぐいっと顔を近づけてきて。。 
唇を塞がれてしまった。。 
あたしの唇を割って入ってくる舌。 
なんの躊躇もなく受け入れ。。あたしも舌を絡める。。 

あぁ。。今ストップしないと。。 
ここを逃したら、自分の意志では引き返せなくなる。 
はぁ。。気持ちいい。。 
腰が抜けちゃう。。身体が溶けちゃう。。 
『ねっ。。もうやめて。。』 

「もうちょっと。。」 

『もうヤバイから。。お願い、イッちゃうからやめて。。』 

「俺が口塞ぐから。。声漏れないように。。」 

『ダメだよぉ。。もうヤバイ。。ねっ。。お願いだから。。』 

「姐さんのイクところ、見たいっす」 

『ダメ。。ホントに。。もう我慢できない。。』 

「姐さん。。イって。。」 

『ダメッ!。。あぁ。。ヤバイ。。お願い、もうやめて』 

「姐さん。。」 
ぎゅっと抱きしめられた。
それが分厚い壁のシェルターの中に身を隠したような錯覚を呼び起こし、
バラバラになりそうな身体のパーツを、しっかり繋ぎ止めてくれる。。
そんな、漠然とした安堵感を呼び起こし。。あたしは龍平の胸に顔をうずた。 

『んっ。。んっ。。』 

『龍平っ。。うっ。。ねっ。。ダメ。。もうイキそっ』 

「イって。。イっていいよ」 

『んーーっ。。ダメっ。。ヤバイっ。。ヤバイっ』 

「姐さん。。すげぇ綺麗だよ」 

『龍平っ。。あっ。。イクっ。。イクっ』 

「姐さん。。俺、愛してます。。姐さんを愛してます」
龍平の指のひと掻きの度に、グイっ!グイっ!とメーターが上がっていく。
意識が頭のてっぺんから、さぁ〜っと加速して抜け出していくような感覚。
お腹の奥から、細胞一つひとつを細かく激しく振るわせるような泡立つ感覚が、
池の中に落とした石から広がる波紋のように。。やがて全身に行き渡り。。
そしてその波紋が束になって集まって、頭のてっぺんに向かって一気に押し寄せる。 
『龍平っ。。龍平っ。。イクっ、イクっ、あっ。。イっ。。』

『んーーーーーっ!! 』
このあと数十秒間の記憶がない。。 
ほんのちょっとだけ。。失神したのかもしれない。。 

気がついたら、龍平の腕の中にいた。。 
なんだかんだ言っても、こいつは男なんだなぁ。。 
そして、あたしは女なんだ。。 
こうして腕の中に抱かれていると。。それを実感する。 
「姐さん。。すげぇ可愛かったっす」 

『うるへー』 

「初めて触ったのに、イカせることができた。。」 

『イってやったんだよ。。』 

「あはは。。いつもの姐さんに戻ってるし」 

『お前、絶対にこのこと人に言うなよ。。』 

「言いませんよ!絶対に言いません」 
いつのまにか。。襖の向こうの演奏会は終わっていた。 
思いがけずのジョイントコンサート。。 
今晩は、2つの楽器が競演。 

あたしの演奏者は、今晩初めて演奏した。 
初めての演奏にしては、なかなかの腕前。。 
それとも。。あたしが名器なのか^^ なんてね。。 
龍平が元の位置に戻り。。「二人は」何もなかったかのような構図を作り。。 
あたしは、イッたおかげで深い眠りに。。 
『おはよー!』 

「うぅ。。頭痛いぃ。。」 

『コー大丈夫?お薬、あげようか?』

「あぁ。。助かります^^;」
襖が開いた。。
出てきたのは、美里。 

『美里♪ おはよ^^ 昨日はよく眠れた?』 

「はぁ〜い^^ ぐっすり^^」 

『そっか^^』 
龍平。。まだ寝てるし。。 
ん? 何、この子。。手を口元に置いてるし。。 
まさか、こいつ。。寝ながらあたしの匂いを? 
ササっと龍平に近づいて。。 
みんなに気づかれないように。。手をどけた。 
『ケン^^ おはよ^^』 

「姐さん、おはよございます!! 元気っすねぇ♪」 

『よく眠れた?』 

「はい^^」 

『そっか^^ じゃぁ。。お座りっ!!!』 

「えっ!! なんでお座りなんですかっ??」 

『いいからっ! はいっ! お座りっ!』 

「はいっ!ワンワンっ!!」 
 

******◆第2話 完◆************************

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