えちえち体験談
564 名前: 鈴木京香1 ◆RRR.zZZL.. 投稿日: 03/09/26 19:32 ID:AGhddNP2
実は俺、大家さんはもちろん近隣の住人にも内緒でネコを飼っていますた。
飼ってたっていう言い方はあんまし好きじゃないな、一緒に住んでたって
ことにしよう。
ある大雨の夜に、アパートの前でズブ濡れでニャーニャー言ってたんだよね。
俺が近づいても逃げるどころか足首にスリスリしてきて、どちらかというと
ネコよりもイヌ派だった俺なんだけど、超!可愛いなぁって思った。
(とりあえず一晩だけ部屋に入れてやるかぁ)なんて考えて、長いひもを
ブラブラさせて釣りするみたいに部屋へ誘導。
ヒモの先っちょにじゃれつきながら、まんまとソイツは俺の部屋へとやってきた。
565 名前: 鈴木京香2 ◆RRR.zZZL.. 投稿日: 03/09/26 19:32 ID:AGhddNP2
捨てネコなのか迷いネコなのかはわからないけど、やけに人間になれている感じ。
生後何ヶ月なのかわからないけど仔猫なのは明らか。
アメリカンショートヘアっぽいねってことだったけど、とにかく可愛かった。
一晩だけ泊めてやる予定が、翌々日にはネコトイレに爪研ぎ板、ネコが遊ぶオモチャ
なんかを買い揃えてしまい、すっかり夢中になってしまった。
勝手にニャンコ先生なんて名前もつけ、そうして俺たちの同棲は始まった。
566 名前: 鈴木京香3 ◆RRR.zZZL.. 投稿日: 03/09/26 19:33 ID:AGhddNP2
まぁ、ネコとハァハァはさすがの俺も無理なので、そろそろ鈴木さんに登場してもらおう。
彼女はネコが苦手だったらしく、やがて成長しアパートの周りを徘徊するニャンコ先生
にはほとほと困っていたらしい。スマソ。
アパートの階段は夏でもひんやりとして涼しく、ニャンコ先生は踊り場の手すりでいつも
昼寝をしていた。鈴木さんにとっては階段は通れないわ、部屋に入ろうとするとニャンコ
先生も追いかけてくるわで、エライ迷惑だったみたい。スマソ。
ある日、女の人の悲鳴が聞こえるなぁなんて玄関を出てみると、ニャンコ先生にちょっかい
出されて泣きそうになってる鈴木さんがいた。スマソ。
567 名前: 鈴木京香4 ◆RRR.zZZL.. 投稿日: 03/09/26 21:27 ID:AGhddNP2
「助けてください…ネコ苦手なんですっ」
なんて鈴木さんに言われてしまい、まさか「俺の飼い猫です」
とは言えなかった。「どこの迷いネコだ?」なんて言いながら
シッシッ!って感じでニャンコ先生を抱き上げアパートの外へと連れ出した。
何度か挨拶は交わしたことはあったけど、鈴木さんと会話らしい会話をするのは
そのときが初めて。それからニャンコ先生はたびたび鈴木さんに迷惑をかけていた
みたいで、ピンポンチャイム鳴らされて「部屋に入れないのでネコお願いします。」
なんてお願いされたりした。
568 名前: 鈴木京香5 ◆RRR.zZZL.. 投稿日: 03/09/26 21:30 ID:AGhddNP2
鈴木さんが無事部屋に入るまで、追いかけようとするニャンコ先生を
俺が抑えておくなんて役割を担当した。
もちろん、いかにも(こんなネコ俺は知らないよ?)って感じで
毎度毎度飼い主じゃないフリをしなくちゃいけなかったわけで、
ニャンコ先生にはとても申し訳なかった。
ニャンコ先生もニャニャニャニャニャーって感じで怒ってる感じだった。
569 名前: 鈴木京香6 ◆RRR.zZZL.. 投稿日: 03/09/26 21:35 ID:AGhddNP2
そんなニャンコ先生もやがて立派なオス猫に育ち、朝出ていったきり
夜まで戻らないってことが多くなる。
そして月日は流れ、もう春だねって感じの引っ越しシーズンがやってきた。
めずらしくまだ明るいうちに帰宅した俺は、階段で鈴木さんの御両親らしき
人とすれ違った。ダンボールや家具やらを運び出していて、一目で引っ越す
ことがわかった。
原チャリを駐輪場にいれ、コッソリ聞き耳を立てていると、
「じゃ明後日迎えに来るから、残りの荷造りちゃんと終えてなさいよ」
みたいなことを母親らしき人が言い、父親らしき人が運転するトラックで
御二人は去っていった。
570 名前: 鈴木京香7 ◆RRR.zZZL.. 投稿日: 03/09/26 21:41 ID:AGhddNP2
戻ってきた鈴木さんと一緒に階段を昇りながら
「引っ越しちゃうの?」
「うん、もう学校終わりだし、とりあえず実家に帰ることにしたの。」
「そっかぁ…」
なんて会話を交わした。
部屋に帰り着き、なぜか鈴木さんのことが頭に浮かんでくる。
(特に仲良くしてたわけじゃないけど、なんとなく寂しいな)
とか(もう少し仲良くしておけば良かったかな?)なんて
今さらながらの感情が芽生える。
573 名前: 鈴木京香8 ◆RRR.zZZL.. 投稿日: 03/09/26 22:22 ID:AGhddNP2
それに、さっき言葉を交わしていたときの鈴木さんはどことなく寂しそう
だったのが強く印象に残っていた。春が出会いと別れの季節だとはいえ、
やっぱり寂しいもんは寂しい。
(鈴木さん、もしかして遠距離恋愛になったりしちゃうのかなぁ…)
なんて余計なお世話とも思える同情心まで湧いてくる。
とにかく鈴木さんのことが気になって気になって、たまらなくなってきた。
577 名前: 鈴木京香9 ◆RRR.zZZL.. 投稿日: 03/09/27 12:43 ID:nCTiKFnt
アレコレ考えて、俺の脳ミソが弾きだしたのは
『もう2度と会うこともないんだし、この地での最後の思い出に鈴木さん
と俺がSEXしちゃうってのもアリないんじゃないかな!?(;´Д`)ハァハァ』
なんて結論。アホ丸出しである。
こんなアホなことを考えるのは俺だけなんだろうか‥(笑)
けれど、「もう2度と会わないかも知れない相手と」っていうのは、
アトクサレがないという意味では最高。
逆に俺が女の子に、「もう2度と会わないんだから最後にHしちゃう?」
なんて言われたら、120%心揺れちゃう。
578 名前: 鈴木京香10 ◆RRR.zZZL.. 投稿日: 03/09/27 12:56 ID:nCTiKFnt
まぁいきなり「最後にSEXしませんか?」なんて言えるはずもない。
とりあえず、「最後にお酒でも飲みませんか?」なんて感じで誘って
みるのが無難だろう。そのあとのことはアドリブでなんとでもなる。
も、もちろん全て合意の上での話ね。
酒に酔わせてどうこうしようとかそういうレベルの問題ではない。
579 名前: 鈴木京香11 ◆RRR.zZZL.. 投稿日: 03/09/27 13:41 ID:nCTiKFnt
タイミングよくバイトの給料日からまだ数日しか経ってなかった。
財布の中は潤ってたし、「最後になにか御馳走しちゃうぜ!」くらいの
勢いで誘えそうな気がした。
いつもはヘタレなのに、金のあるときにには、なぜか強気になったり
積極的になれちゃうのは俺だけじゃないはずw
つーわけで、俺はスーパーに買い物に行き、スキヤキの材料を買い込む。
ビールや焼酎なんかも買ったし、女の子向けの甘いお酒の類も準備した。
580 名前: 鈴木京香12 ◆RRR.zZZL.. 投稿日: 03/09/27 13:54 ID:nCTiKFnt
全ての準備は整ったかに見えた。
しかし、やはり最後に怖気づいた。どう誘えばいいのかわからない‥。
いきなりピンポ〜ン♪って訪ねていって「最後に酒でも飲みませんか?」
って…、こんなセリフなかなか言えるもんじゃねーYOって気付いた。
1.「私お酒飲めないです」ってあっさり言われたらどうする?
2.(ハァ!?なんでアンタと酒飲まなくちゃいけないわけ?)と超イヤな顔されたら?
3.普通に「忙しいです」なんて断られるのは当たり前にあるかも?
4.つーか、すでに先約とかあるかもしれない?
1,3,4、はイイとして、2はちょっと耐えられない…。
582 名前: 鈴木京香13 ◆RRR.zZZL.. 投稿日: 03/09/27 18:11 ID:nCTiKFnt
合コンみたいに、男女双方が「楽しもう、楽しみたい」って気持ちで
やってくるわけじゃない。今のところ俺が勝手に「最後に楽しんだら
いいじゃん?」なんて、一方的に盛り上がってしまっているだけだって
ことに気付く。スキヤキの材料をすでに買ってきてしまっているところ
なんか、すごーく恥ずかしくなってくる…w
果たして、鈴木さんは「最後にハメをはずそう」とか、そんな風に考えたり
するような女性なのだろうか?そして、俺に、鈴木さんにハメをはずさせる
ことができるような魅力があるのだろうか?俺はハメハメできるのだろうか?
583 名前: 鈴木京香14 ◆RRR.zZZL.. 投稿日: 03/09/27 18:24 ID:nCTiKFnt
(早急に確認しなきゃいけないことは一体なんなのか?)
根本的なことを考えるのを忘れていた。鈴木さんは酒を飲めるのか?
とか鈴木さんをどうやって誘おうか?とかそんなことじゃない。
「鈴木さんはノリの良い人間か?否か!?」これが一番重要なのだ。
それは同時に、「男慣れしているか?否か!?」ってことでもある。
少なくとも、男の扱いに慣れている女性ならば前述した2番みたいな態度は
とらないはずだと思う。
ある程度大人の女性なら、やんわりとした断り方、上手なフリ方ってやつも心得ているはずだ。
584 名前: 鈴木京香15 ◆RRR.zZZL.. 投稿日: 03/09/27 18:40 ID:nCTiKFnt
さて、鈴木さんはどんな人なんだろう?
考えてみると、苗字が鈴木ってこととネコが苦手だって事しか知らない。(笑)
いや、オッパイ大きいのは知ってる。
小さく見積もってFカップ。おそらくGかH。Iカップだとしても俺は驚かない。
そのくらい大きかった。
まぁ若干ポッチャリではあったが、世間で言うところの「デヴ」ではない。
顔は?優しそうな感じ。言葉を交わしたときも、穏やかで落ち着いた印象だった。
585 名前: 鈴木京香15 ◆RRR.zZZL.. 投稿日: 03/09/27 18:47 ID:nCTiKFnt
男はいるのか?
これは確実にいると思われた。週末はほとんど男の車で帰ってきてたし、
朝部屋から男が出て行くのも何度も目撃したことがある。
それも、引っ越してきてから何人か男が替わったような気もする。
彼女にしようというわけでもないので、一晩カギーリの関係を結ぶなら
男関係は多少ハデなほうがイイくらいかもしれない。なんの問題もない。
586 名前: ◆RRR.zZZL.. 投稿日: 03/09/27 18:48 ID:nCTiKFnt
↑ 16だYO!
587 名前: 鈴木京香17 ◆RRR.zZZL.. 投稿日: 03/09/27 19:21 ID:nCTiKFnt
そんなことを考えていると‥鈴木さんって‥けっこう‥
オッパイ揉まれちゃったり‥してるんじゃないか…?
って思えてきて(;´Д`)ハァハァ だった。
とりあえず何か、「鈴木さんともう少し言葉を交わすきっかけ」を
探さなきゃいけないと思った。
時間は刻々と過ぎていく。夕闇がすぐそこまで迫ってきていた。
588 名前: 鈴木京香18 ◆RRR.zZZL.. 投稿日: 03/09/27 19:39 ID:nCTiKFnt
そして俺は大胆な行動を思いつく。
大胆かつアホな作戦だった。今考えると穴だらけの作戦で笑ってしまう。
ピンポーン…。
「はーい」と鈴木さんが答える。覗き窓から俺の様子を伺っているような気配。
2〜3秒後にガチャリと扉は開け放たれた。
あえて「隣の織田です」とは名乗らなかった。わざわざ他人行儀な雰囲気を
作る必要もないと思ったからだった。
「ちょっとお願いがあるんだけどぉ‥」
俺はいきなり本題を切り出した。
589 名前: ◆RRR.zZZL.. 投稿日: 03/09/27 19:41 ID:nCTiKFnt
メシ落ち。(´ー`)ノ
591 名前: えっちな21禁さん 投稿日: 03/09/28 01:44 ID:JWfFimbf
まだ飯食ってんの?
ってか読んでますヨー(*´Д`*)ハァハァ
592 名前: えっちな21禁さん 投稿日: 03/09/28 03:21 ID:f3ym37dr
とても大きい飯ですね
593 名前: ◆RRR.zZZL.. 投稿日: 03/09/28 13:24 ID:JZ4lBciu
メシ終了(´ー`)ノ
594 名前: えっちな21禁さん 投稿日: 03/09/28 13:34 ID:dOJxlOR8
めしなげーよ
595 名前: 鈴木京香19 ◆RRR.zZZL.. 投稿日: 03/09/28 13:43 ID:JZ4lBciu
「あのさぁ俺の電話ブッ壊れちゃったみたいでぇ‥
電話番号教えるから、ちょっと電話してみてくれないかなぁ…」
ここでも敬語は使わず、巧く言えばフレンドリー、悪く言えば
馴れ馴れしいとも言える接し方を試みた。
ここで「なんなのコイツ!?」みたいな感じで対応されればその時点で終了。
「忙しいとこごめんなさいね〜」なんて言って去ってしまえばいいや!って思った。
596 名前: 鈴木京香20 ◆RRR.zZZL.. 投稿日: 03/09/28 13:50 ID:JZ4lBciu
ところが鈴木さんは、
「うんいいよぉ。OK♪OK♪」
なんて感じで快諾してくれた。俺は心の中ですでにスキヤキの準備を始めた。
電話番号を伝え、「じゃ15秒後に掛けて!」なんて言い残して部屋に戻る。
これでとりあえず、鈴木さんともう少しお話できるきっかけはつかんだ。
あとはエロの神様が降臨するのを待つのみ。
597 名前: 鈴木京香21 ◆RRR.zZZL.. 投稿日: 03/09/28 13:58 ID:JZ4lBciu
15秒後…。電話は鳴らない。30秒後…。1分経過…。鳴らない。
すると、鈴木さんが窓を開け放つようなガラガラ〜みたいな音が聞こえた。
俺も窓を開ける。階段を挟んで、出窓が向かい合うような部屋の造りに
なっていたので、窓を開ければすぐにおしゃべりができるくらいの距離なのだ。
「電話鳴ってないみたいね?」「うん、鳴らない…」
「さっきからずっと電話かけてるんだけど?」「やっぱ壊れたのかな…」
そんな会話を交わす。
598 名前: 鈴木京香22 ◆RRR.zZZL.. 投稿日: 03/09/28 14:05 ID:JZ4lBciu
「ごめんね。ちょっと電話の取扱説明書でも読んでみるよ。ありがとね♪」
「ううん。私またあとで掛けてみようか?窓開けておくから♪」
「あ、ほんと?じゃ、またあとでお願いするかも… じゃ、あとで!」
「それじゃね♪」
そんな感じで鈴木さんは窓辺を離れた。
俺の心の中ではすでにスキヤキのイイ匂いが漂い始めていた。
599 名前: 鈴木京香23 ◆RRR.zZZL.. 投稿日: 03/09/28 14:10 ID:JZ4lBciu
種明かしをすれば…。
俺は鈴木さんの部屋を訪ねる前に、電話の音量を「切」に設定していた。(笑)
電話が掛かってきても呼び出し音が鳴るわけがない。鳴るわきゃねーんだよ。
こ、これって、罪になりますか?僕は犯罪者ですかっ!?ヽ( ̄▽ ̄)ノ♪
600 名前: 鈴木京香24 ◆RRR.zZZL.. 投稿日: 03/09/28 14:25 ID:JZ4lBciu
どうやら鈴木さんは大変ノリの良い人みたい。
大人しいタイプの女性でもなさそうだし、話し易い感じもした。
頃合いを見計らって、窓からもう一度話し掛けてみる。
「鈴木さんいますか〜?」
「ハイハイいますよ〜。」
「じゃ、もう1回お願いします〜」
「は〜いちょっと待ってね〜」
鈴木さんはどうやらタバコを吸うらしく、窓辺の灰皿で火を消しながら
「えっと?何番だっけ?あ、リダイヤルすればいいのか?」
なんて独り言を呟いている。
俺も長いこと吸っていなかったタバコに火をつけ、
そっと「切」から「小」へとボリュームを設定した。
601 名前: 鈴木京香25 ◆RRR.zZZL.. 投稿日: 03/09/28 14:29 ID:JZ4lBciu
トゥルルルル‥トゥルルルル…。
鳴った。そりゃ当たり前だ。もともと鳴るんだから。
「なんかねぇ、電話線かなんかの接触不良なのかも。」
「そっかぁ。とりあえず直ってよかったね。」
さて、ここからどうやって「一緒に酒でも飲みませんか?」って切り出そう
かと考えていると、鈴木さんのほうから話題を振ってきてくれた。
「織田君もタバコ吸うんだね。あのさ、私もお願いあるんだけど…」
602 名前: 鈴木京香26 ◆RRR.zZZL.. 投稿日: 03/09/28 14:36 ID:JZ4lBciu
玄関の扉や郵便受けに「織田」って表札があったから鈴木さんも
俺の苗字を知っていて当然だった。
「ん?なになに?」
「部屋の壁ってさ、タバコのヤニで汚れてない?どんな感じ?」
「あ〜、俺の部屋はちょっとヤバイかもね…」
「ちょっと見に行ってもいい?引っ越すことになったから不安でさぁ‥」
「うん別にいいよぉ…」
そして一分もしないうちに鈴木さんが俺の部屋を訪ねてくる。
あらかじめ部屋は掃除していたし、もしかするとスキヤキパーティー
かもしれないって勝手に思っていたから、ネコ関係の品々も押し入れに
片付けていた。準備だけは万端だったのだ。
603 名前: 鈴木京香27 ◆RRR.zZZL.. 投稿日: 03/09/28 14:42 ID:JZ4lBciu
「おっ邪魔っしま〜す♪」
なんて軽いノリで鈴木さんは部屋に入ってきたかと思うと、
「ゲッ。これヤバいよ!絶対ヤバイっ!」
なんて驚きの表情だった。確かに俺の部屋は飲み会の会場になることや
徹夜マージャンの会場になることが多かったので、モロ喫煙室だった。
壁は黄色く汚れてきたなぁとは思っていたけど、そんなにビックリされるとは
思いもしなかった。
「ちょっと、私の部屋来てみなよぉ♪」
鈴木さんに言われるがまま、俺は隣の部屋へ訪ねていった‥。
604 名前: 鈴木京香28 ◆RRR.zZZL.. 投稿日: 03/09/28 14:48 ID:JZ4lBciu
もうすっかり生活感のなくなっている部屋だった。
あるのはテレビと冷蔵庫とダンボールだけって感じ。
そしてその部屋の壁の白さに俺は驚いた。眩しさを感じるくらいだった。
「な、なんだ、この白さは‥」
「私、タバコはほとんど換気扇の下で吸ってたもん‥」
なるほど、そういうことか!俺はなにも考えてなかったけど、
部屋が綺麗であればあるほど敷金礼金とかってイッパイ戻ってくるはずだった。
「織田君の部屋は、逆にクリーニング代取られるんじゃない?w
なんか急に私は安心しちゃったよ。自分の部屋の綺麗さに自信が持てた!」
「ちょっとポスターでも剥がしてみようか?」
そして鈴木さんは再び俺の部屋へ‥。
605 名前: 鈴木京香29 ◆RRR.zZZL.. 投稿日: 03/09/28 14:53 ID:JZ4lBciu
俺の部屋には、あるサッカー選手のポスターがあった。
それも入居してすぐに貼ったものだったので、その下はタバコのヤニが
付着していないはず。
「そっちの画鋲はずして」
けっこう大きなポスターだったので、俺は右、鈴木さんは左にスタンバイ。
ちょっぴりめくったところで、2人で見つめ合い、
「見なかったことにして‥」「うん、そうするよ…」
なんて阿吽の呼吸だった。
ポスターの下は白くまばゆい光を放っていた。(笑)
607 名前: 鈴木京香30 ◆RRR.zZZL.. 投稿日: 03/09/28 15:06 ID:JZ4lBciu
経済的にはけっこうシビアな生活を送っていたので、部屋のクリーニング代
なんてものを考えると気が遠くなった。凹み気味の俺は、
「鈴木さん、まぁ座ってよ。タバコでもガンガン吸っちゃってください」
と赤ラークを一本差し出しながら、座椅子に座ることを促した。
結果的には、『この凹み気味にタバコ吸っちゃってくれよ』って態度が功を奏した。
「じゃ、遠慮なくぅ♪」
って鈴木さんはタバコを受け取ったので、火を灯してあげた。
608 名前: 鈴木京香31 ◆RRR.zZZL.. 投稿日: 03/09/28 15:13 ID:JZ4lBciu
「この壁の汚さには、かなり凹んだよ…」
「あはは、もうどうしようもないから吸っちゃいなよ」
「でも、俺ほとんど禁煙状態でもうあんまし吸ってないんだよぉ?
けど、吸う気満々になってきちゃったよw」
「吸え吸え!吸っちゃえ!」
なんて感じでヤニトークに花が咲く。
ほんとはさっき盗み聞きしてたから、鈴木さんが明後日までこのアパートに
いる、ってことは知ってたんだけど、
「もしかして、今夜がこのアパートで過ごす最後の夜?」
なんてワザとらしく聞いてみた。
609 名前: 鈴木京香32 ◆RRR.zZZL.. 投稿日: 03/09/28 15:19 ID:JZ4lBciu
「ううん、明後日、うちの親が迎えに来るの。だからあと2日間かな」
そんな答えが返ってくるのはわかりきってたけど、会話を途切れさせるわけには
いかないのだ。沈黙が訪れた瞬間、「じゃ、私部屋に戻るよ」なんて言われるかも
しれなかったので、俺は必死だったのさw
「もしかして、もう冷蔵庫とかも空っぽ?」
なかなか鋭いトークを切り出す俺。もうすっかり日も落ち、夕飯の時間でもおかしくない
くらいだったので、食べ物ネタに話題を切り替える。
610 名前: 鈴木京香33 ◆RRR.zZZL.. 投稿日: 03/09/28 15:27 ID:JZ4lBciu
「うん、もう冷蔵庫は空っぽに近いね。夕飯どうしようかなぁ‥」
鈴木さんの何気ない一言に便乗して、(このタイミングだぁぁぁぁぁ!)
っと本題を切り出す。
「ごはん一緒に食べちゃう?」
鈴木さんに考える暇を与えない。間髪いれずにもういっちょ!
「鈴木さんお酒好き?飲んじゃう?」
たたみかける俺。鈴木さんが酒好きであることを願った。
エロの神様ももうすぐそこまでいらっしゃってる予感!?
611 名前: 鈴木京香34 ◆RRR.zZZL.. 投稿日: 03/09/28 15:37 ID:JZ4lBciu
「お酒は好きだよぉ、けっこう飲むかも♪日本酒はだめだけどね。」
酒好きキタ━━━━━━━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━━━━━━━!!
「じゃ飲もうよ! 俺今日、肉食べたくてさ。ひとりでスキヤキしようとか
思ってたの。でもスキヤキ一人前なんて材料売ってないじゃん?ちょうど良かったよ」
「スキヤキも好きだよぉ♪ お肉大好き‥」
肉好きもキタ━━━━━━━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━━━━━━━!!
616 名前: 鈴木京香35 ◆RRR.zZZL.. 投稿日: 03/09/28 16:01 ID:JZ4lBciu
そのあと鈴木さんは自分のタバコを取りにいったん部屋に戻り、
戻ってきたときには髪を後ろに束ねちょっぴり印象が変わっていた。
スキヤキを一緒に食べ、酒を飲みながら俺たちのトークはヒートアップしてゆく。
「実はね、あまりにもはやくカーテン取っ払っちゃってさ…」
肉を突きながら鈴木さんが新しい話題を振る。
「夜になって電気つけると部屋の中丸見えなのね…だからどっか出掛けようかと
思ってたの。でも友達と連絡取れなくてぇ…織田君に誘ってもらえてよかったぁ♪」
「あ、ほんと?なーんだ無理に誘って悪かったかなぁって思ってたんだけど、
タイミングバッチリだったんだね〜。」
なんて答えながらも、「風呂上りで素っ裸丸見え」な鈴木さんを想像してたねw
617 名前: 鈴木京香36 ◆RRR.zZZL.. 投稿日: 03/09/28 16:11 ID:JZ4lBciu
ホントに色んな話をした。
実は鈴木さんとは同い年だったので、話題も尽きることなく
酒もすすんだ。
(そろそろ彼氏の話でもしてもらおうか?)と思い、
「いきなり彼氏訪ねてきたりしないの?大丈夫?」
って聞いてみる。
「あはは、彼氏訪ねてきたら実は隣の部屋で酒飲んでるって面白いねw」
鈴木さんはけっこう酔っぱらって御機嫌である。
「だからぁ。ちゃんと連絡しておかないとヤバクない?」
「大丈夫大丈夫ぅ。いいんだってば、あんな奴!」
「んん?ナニナニ?喧嘩でもしてるの?」
なかなかイイ感じでお互いの異性関係の話に突入していく。
618 名前: 鈴木京香37 ◆RRR.zZZL.. 投稿日: 03/09/28 16:19 ID:JZ4lBciu
「喧嘩っていうか‥、もうずっとウマクいってないんだよね。別れるつもりだし。」
まぁ話題的にはヘビーな内容であったが、酔っぱらってるのと鈴木さん自身はすでに
別れる決心をしているらしかったのでマターリと会話を続ける。
「はっきり言って今の状態で遠距離恋愛なんて無理だし、
だから今回引っ越すのはお互いのためにいいかもなぁなんて思ってるの」
俺も遠距離恋愛だったんだよってことを交えつつ、恋愛話に拍車がかかる。
619 名前: 鈴木京香38 ◆RRR.zZZL.. 投稿日: 03/09/28 16:24 ID:JZ4lBciu
「それにさぁ、今の彼氏ね‥」
「ん?」
「いや、やっぱこんなこと初対面に近い織田君に話すことじゃないや…ウフフ」
「なになに、言ってよ。どうせもう最後なんだしパァーっとぶっちゃけトークでよろしく!」
「ええ〜。でもこんな話したら変な女だと思われるよぉ‥。」
「大丈夫。どんな話でも真剣に聞くから!ね?」
「女友達とかには話せるんだけど、男の人には言ったことないしなぁ…」
「オイオイ、世の中には男と女しかいないんだよ?
女には話せるけど男には話せないなんて、寂しいこと言うなよぅ」
この一言はけっこう効いたかも?w
620 名前: 鈴木京香39 ◆RRR.zZZL.. 投稿日: 03/09/28 16:34 ID:JZ4lBciu
「う〜ん‥。じゃもう少し酔っぱらったら話せちゃうかも…」
!?゚∀゚)!?
「さ、飲みなおそうか。もう今夜は飲み明かすことに決定!」
そうしてテーブルの上をいったん片付ける。
すっかり空になったすき焼き鍋を流しへと運び、酒飲み第二部開始である。
すでに時刻は零時を回り、俺もけっこう酔っぱらってた。
いいちこロックで飲みまくりだった。鈴木さんは苦手だという日本酒に挑戦
し、「やっぱり無理」だというのでコップを交換し、間接キス(;´Д`)ハァハァ
この時点で俺は部屋の中にエロの神様の気配を感じていたね。
621 名前: 鈴木京香40 ◆RRR.zZZL.. 投稿日: 03/09/28 16:52 ID:JZ4lBciu
「あのねぇ…」
すっかり酔っぱらった2人はどんどん過激なトークを繰り広げる。
「今の彼氏ね、すっごく早いの…」
一瞬何のことかわからなかったけど、すぐに「早漏」のことだと気付いた。
まぁ「そっち系」の話だとは気付いていたし、「そっち系」の話を期待して
もいたし、俺は平静を装いつつ話を真剣に聞いた。
鈴木さんの話を総合すると、彼氏さんは超特急らしかった。
いわゆる「挿入しただけでイっちゃう」ってやつ。俺もけっこう早漏気味だとは
思ってたけど、そこまで早いのはちょっと聞いたことがなかった。
622 名前: 鈴木京香41 ◆RRR.zZZL.. 投稿日: 03/09/28 16:59 ID:JZ4lBciu
とりあえず、(・∀・)イイ!! ネタを振ってくれたと感謝しつつ、俺も応戦。
「それってさ、彼氏だけの問題じゃないんじゃない?」
「ええ?どういうこと?」
「『鈴木さんの』が、気持ち良すぎるとか?w」
「ええ〜!? そんなの私にはわかんないよぉw」
瞬時に『鈴木さんの』って表現が『アソコの締まり』のことだと
気付いてくれたらしい。それに気付いてくれないとエロトークに弾みがつかないw
「確認させてください。」
と半分本気で冗談を言ってみる。
624 名前: 鈴木京香42 ◆RRR.zZZL.. 投稿日: 03/09/28 17:28 ID:JZ4lBciu
「織田君ストレートすぎっ!でもそういう人嫌いじゃないかもw」
イイ乗りだ。でも押しの一手は俺っぽくないので引いてみる。
「まぁそれは冗談だけどさw。でも、そういう体の相性ってのは結構まじめに
考えなくちゃいけない事だと思うよ?セックスレスとか増えてるみたいだしね。」
「だよねぇ。友達からもよくそれは言われるんだよね…」
エロや冗談ばかりだと、肝心なときにも(っもう冗談ばっかり言うんだから)的に思われる。
ときに真剣さを織り交ぜるのが吉である。「急がば回れ」って感じだw
「俺もけっこう早いかもしれないよぅ。ちょっと心配かも…。」
これは事実だw
「でも私の彼より早い人はそんなにいないと思うよぉ。彼氏と比べてあげようかぁ?w」
鈴木さんのほうからエロ路線に引き戻してくれたのでラッキーであるw
626 名前: 鈴木京香43 ◆RRR.zZZL.. 投稿日: 03/09/28 17:49 ID:JZ4lBciu
「比べられるのはイヤだよぅw えっちはしたいけど…」
さりげなくエッチはしたいとアピール。もう遠回りする必要はない。
過去の経験から考えても、正直に言ったほうが受けがイイ場合が多い。
『キスをするときはムードを作ってさりげなく、エッチは正直に言って突入』
俺的にはこれが一番だと思うのだが、他の人がどう思うかは知らないよ?♪〜( ̄ε ̄;)
627 名前: 鈴木京香44 ◆RRR.zZZL.. 投稿日: 03/09/28 17:52 ID:JZ4lBciu
「比べたりしないってばw」
鈴木さんは笑ってる。
「ちんちん勃ってきちゃったじゃないかっ!w」
と冗談っぽくキレてみる。ほんとはこれしきのエロトークで勃起したりはしないけど、
(俺は男ですよ?ちんちん反応しちゃいますよ?鈴木さんとエッチしたくなっちゃいますよ?)
って気持ちを込めるのだw
まぁ安全装置をはずすみたいな感じ。ホントに撃っちゃうぞ!って感じさ。
628 名前: ◆RRR.zZZL.. 投稿日: 03/09/28 17:53 ID:JZ4lBciu
撃つべしっ!撃つべしっ!撃つべしっ!
ではまた♪
629 名前: えっちな21禁さん 投稿日: 03/09/28 17:55 ID:HIt7gNSK
>>628
まっ待ってくれ!!
651 名前: 鈴木京香45 ◆RRR.zZZL.. 投稿日: 03/10/03 01:07 ID:SgEVb1Vg
春が近いとは言っても俺の部屋にはまだコタツがあった。
朝晩はまだ冷え込んだし、衣服もまだまだ冬物でもOKなくらい。
その日の鈴木さんは、まぁ引っ越し荷物を整理中ってこともあったのだろう、
ジーンズにパーカーっていうラフな格好だった。その下にタートルネック
みたいなもんを着てたね。パーカーはスッポリ被るタイプのものではなく前面に
ジッパーのあるタイプのもの。
着崩しているのか、それともオッパイが大きすぎてジッパーが上まで上がらないのか、
中途半端にジッパーが途中で止まっていた。
652 名前: 鈴木京香46 ◆RRR.zZZL.. 投稿日: 03/10/03 01:15 ID:SgEVb1Vg
嫌でも目に入ってくるその大きな胸の膨らみを視界の隅に(デカー!)
なんて思っていたわけだが、トークもエロ路線で乗ってきたので、
その大きなオッパイにも話題を向けてみる。
「あのさぁ…さっきからもう気になって仕方ないことがあるんだけど…」
「ん?なぁに?」
「俺もぶっちゃけちゃってイイですかー?」
「イイでーす♪」
なんて言いながら互いにお酒を注ぎ合う。
653 名前: 鈴木京香47 ◆RRR.zZZL.. 投稿日: 03/10/03 01:34 ID:SgEVb1Vg
タイミングを見計らって
「鈴木さんのオッパイおっきいよねぇ…」
ってしみじみと言ってみる。もちろん視線はオッパイに釘つけ。視姦である。
つーか、鈴木さんに言ったのではなく、オッパイに対して「大きいね」って
話し掛けたのだ。鈴木さんはちょっぴり恥ずかしそうに
「なんだそんなことかよぉ‥」
って穏やかに応じてくれた。
それからかつて一世を風靡した「だっちゅうの」みたいな感じで
「えっとぉ‥Hカップです♪」
って両の二の腕でおっぱいをムギュっと寄せてくれたのでドキッとした。
655 名前: 鈴木京香48 ◆RRR.zZZL.. 投稿日: 03/10/03 01:46 ID:SgEVb1Vg
「あーもう私完全に酔っぱらってるな‥w」
鈴木さんは少し反省って感じで胸元を気にしている。
俺は「A、B、C、D、E、F、G、H…。」なんて指折り数えたあと
「自然界にHカップなんて存在してたのかよぉ…」って感動していた。
「そんな大袈裟なもんじゃないってば!」
なんて鈴木さんは謙遜してたけど、俺は容赦なく
「ねぇねぇ、やっぱり彼氏喜ぶでしょ? オッパイ大きいとぉ?」
なんて質問を続ける。
「男の素朴な疑問」って感じで質問すると、どんなにセクハラ発言でも
いやらしさ半減な気がする。「ヤラシー」なんて嫌な顔されることはまずない。
656 名前: 鈴木京香49 ◆RRR.zZZL.. 投稿日: 03/10/03 01:52 ID:SgEVb1Vg
鈴木さんも例外ではないらしく
「あのねぇ、男の人は大きいオッパイ好きなのかもしれないけどぉ‥」
って感じで優しく接してくれる。
「おっきいと大変なんだよぉ?」なんて感じで苦労話を始めるので、
「そういや、ブラも大きいサイズはすげぇ高いなんて話を聞いたことがあるなぁ」
ってテキトーに調子を合わせる。
「そうそうそうなのよ!それになかなか気に入ったデザインとか無いしさぁ」
しばらくオッパイネタで大丈夫そうな予感である。
658 名前: 鈴木京香50 ◆RRR.zZZL.. 投稿日: 03/10/03 02:21 ID:SgEVb1Vg
「でもさぁ、ブラなんて見せる人限られてるわけだし‥」
なんて俺が言うと
「別に男の人の目だけを意識してるんじゃなくて、見えないところで
オシャレを楽しみたいってのもあるんだよ?自己満足だけどさぁ」
なんて返ってきた。
(そりゃまぁそうだ)なんて思いながらも鈴木さんの意見はスルー。
「つーか、見せたと思ったらすぐに脱がされちゃうわけだし…」
なんてエロネタを仕込み様子を伺ってみる。
668 名前: 鈴木京香51 ◆RRR.zZZL.. 投稿日: 03/10/03 11:14 ID:uW9X7rvV
すると鈴木さんはマジメな顔で
「すぐ脱がされるけど超特急だからまたすぐ着るんだけどね…」
って自嘲気味に答えた。俺にはたまらなく可笑しくて思わず爆笑。
おそらくギャグではないし事実なんだろう、ってのがツボだった。
「笑い事じゃないんだってばぁ、本当にw」
「ごめんごめん。でも面白かったw」
「本当に想像を絶する早さだよ?
いつかこの人に妊娠させられるって真剣に悩んでたこともあったんだから…」
(生なのかよっ!)って心の中で突っ込みながら、
「まじ?それはちょっと洒落にならないね…」
って、ちょっぴり鈴木さんが気の毒に思えてきたりもする。
669 名前: 鈴木京香52 ◆RRR.zZZL.. 投稿日: 03/10/03 11:19 ID:uW9X7rvV
それからはさらにマターリ。
ベースはエロ路線だったけど、こうして見ず知らずの2人が一つ屋根の下で
酒飲んでるってのは面白いね‥なんて話もした。
もう明日には知らない町でお互い他人として生きていくってことが信じられない
ような、惜しいような。そんな雰囲気で感慨深かったりもした。
別にもともと長年愛し合った男女でもあるまいしそんな感情わかないだろ?
って思われるかもしれないけど、ちょっぴり感傷的になったりしちゃったんだよね。
だからこそ最後にハァハァになっちゃうわけで。
とっても濃厚なハァハァになっちゃたりするわけで。
670 名前: 鈴木京香53 ◆RRR.zZZL.. 投稿日: 03/10/03 11:23 ID:uW9X7rvV
極力セーブして吸ってきたタバコも底をつく。
でもその頃には明け方近く。正確ではないけどタバコの自販機が
動いていたので5時は回っていたんだろう。
俺はアパートのすぐ隣にある自販機にフラフラとタバコを買いに出る。
まさかこんな時間まで鈴木さんと共に過ごすとは思わなかったなぁとか、
ニャンコ先生帰ってこなかったなぁとか思い出しちょっと心配になったりもする。
予想以上の寒さに身を縮めながら部屋に戻ると鈴木さんはコタツで横になってた‥。
671 名前: 鈴木京香54 ◆RRR.zZZL.. 投稿日: 03/10/03 11:27 ID:uW9X7rvV
「さすがにもう眠い?」って一言声を掛けると、「‥んん?」と気だるい返事。
「外だんだん明るくなってきたし、もう電気消しちゃうね」
って、まだ言い終わらないうちに部屋の電気を消し終わり、予想以上に薄暗く
なってしまったことに「あらら!?」って思った。
けれども鈴木さんは目を閉じたままだし、俺もそろそろエチーなことしたいって
思ってたのでそのままにした。
672 名前: 鈴木京香55 ◆RRR.zZZL.. 投稿日: 03/10/03 11:32 ID:uW9X7rvV
それまではテーブル挟んで向かい合わせに座ってたんだけど、
(もしかして鈴木さんの足がコッチ側にきちゃってるかもしれない)
なーんて心の中で自分に都合のよい解釈をして鈴木さんの横に移動。
タバコを一本ゆっくりと吸い終わり、(添い寝しちゃおう)って考えてから
実際に行動に移るのに心の迷いはなかった。
コタツ布団をめくりあげ隣に入ろうとすると、鈴木さんは起き上がって、座椅子を
ずらし、そして体をずらし、俺が入るスペースを黙って作ってくれた。
675 名前: 鈴木京香56 ◆RRR.zZZL.. 投稿日: 03/10/03 11:39 ID:uW9X7rvV
俺のほうが先に寝転がり、自然な感じで鈴木さんも寄り添ってきた。
優しく抱きとめて腕マクラをしてあげる。空いたほうの腕を軽く腰に
回しそっと抱き寄せると、彼女は目を閉じた。
ハナっからねっとりとしたディープなキスを交わしたあと、いったん見つめ合う。
鈴木さんは「もう本当に眠いの‥だめぇ」ってつぶやく。
俺は心の中で(ええ〜!?)って思いながらもコタツ布団の中では服をめくり上げ
オッパイに向かって手を侵入させてた。
「ちょっとだけおっぱい触っちゃだめぇ…?」耳元で甘ったれた声を出してみる。
返事が無いのでそのまま服をめくりあげ続けちゃった…。
676 名前: 鈴木京香57 ◆RRR.zZZL.. 投稿日: 03/10/03 11:48 ID:uW9X7rvV
ディープキスしてるときにパーカーは脱がせてたので、あとは容易いもんだった。
徐々に露わになる鈴木さんの上半身を見守りながら意外にウエスト細いことに気付く。
(着太りするタイプだったか‥)なんて考えを改めながら一気に首元までめくった。
驚愕‥。
本当に大きかった。つーか、Hカップっていうブラそのものがデカーw
確かに巨乳タンはおっぱいの表面積が広いだろうから、それを覆うブラが大きいのは
理解できる。理解はできるけど、その想像以上の大きさにビックリした。
679 名前: 鈴木京香58 ◆RRR.zZZL.. 投稿日: 03/10/03 11:53 ID:uW9X7rvV
なかなか可愛いデザインがないなんて言ってたけど、黒を基調とした
シックな大人の装いって感じだった。俺は黒ブラに弱いのだ。(;´Д`)ハァハァ
たまらなくなって両の手でおっぱいを包む。寄せる。
プハーフガーってかんじで、できた谷間に顔を埋める。そのまま両脇から
Hカップをタプタプしてみる。凄い振動。俺は激しく勃起した。
680 名前: 鈴木京香59 ◆RRR.zZZL.. 投稿日: 03/10/03 12:01 ID:uW9X7rvV
そこで俺はいったん服を元通りに戻し、「エッチしたいよぉ」って抱きついて甘えた。
そう思うならそのまま裸にひん剥けよ!って感じだけど、俺にとってはそれじゃ
物足りないのだ。相手にその気になってもらって、「しちゃおっか♪」って感じに
ならないと価値が無いとすら思える。無理矢理っぽいのや強引なのは嫌だし。
つーか、「相手も俺とエッチすることを望んでる」ってしっかり確認しないと
落ち着かないの。ヘタレだから‥。
681 名前: 鈴木京香60 ◆RRR.zZZL.. 投稿日: 03/10/03 12:09 ID:uW9X7rvV
「えぇ〜 したいのぉ?」
鈴木さんは焦らしてるのか、それとも本当に眠いのか、あんまり乗り気じゃない
ような感じもする。
「したいです‥」
なぜか敬語になってしまう弱っちい俺。
(イヤがられてるんだなぁ〜俺(T∇T))って思い込んで気が遠くなってくる。
682 名前: 鈴木京香61 ◆RRR.zZZL.. 投稿日: 03/10/03 12:16 ID:uW9X7rvV
「いつから?いつからエッチしたいって思ってたの?」
そんな質問をされ、正直すぎるほど正直に
「最初から‥。部屋に来たときからずっと思ってたよぉ…」
なんて言ってしまう。嫌われるかな?って思いながらドキドキである。
「もっと早く言ってくれればよかったのにぃ…」
鈴木さんは予想外の言葉を口にした。
「もう本当に眠いからダメェ…。それに私明るいとこじゃ恥ずかしい‥」
目を閉じ、唇が触れるか触れないかギリギリのところで鈴木さんから
そんな言葉を聞かされる。
けっこう部屋が明るくなってきちゃっていることにそこで気付いた。
683 名前: 鈴木京香62 ◆RRR.zZZL.. 投稿日: 03/10/03 12:28 ID:uW9X7rvV
とりあえず、(嫌われてねぇ〜嫌われるはずがねぇ〜♪)って強気に復活した
俺は多少強引に舌を捻じ込んでチュパチュパいやらしい音を立ててみる。
それなりに鈴木さんも応じてくれたけど、やっぱり眠いらしい。
おっぱいにチュ♪しちゃおうかとも考えたけど、それはやめにした。
「じゃ、ロフト行く?寝ちゃってもいいよ?」
何気なく何も考えず口にしたわけだが、鈴木さんには
「ううん、自分の部屋に戻るよぉ…」
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