えちえち体験談

赤ちゃんが欲しかった私たちが堕ちた罠

2009/09/27 21:30カテゴリ : 寝取られ体験談

事の始まり

これからお話するのは、何とも言えず奇妙なお話です。いつの間にか人生の迷路に入り込んでしまった私たちの恥ずかしい話を聞いてください。
私と妻は結婚して5年になります。私が31歳、妻は27歳ですが、大恋愛の末に結ばれて、幸せな毎日を過ごしていました。私たちの唯一の悩みは子供ができないことだったのですが、結婚後3年目くらいまでは、「やり過ぎかな」などと言って笑い飛ばしていました。でも、5年に入って、二人ともだんだんと心配になり、不妊治療の産婦人科に通うことになりました。妻の友人に、同じように不妊で悩んでいた人がいて、その人に口コミで紹介してもらった病院に行きました。その人も最後には妊娠したのですが、あまり詳しいことは教えてくれなかったそうです。
その病院は横浜市内にあって、病院というより、ひっそりとした一軒家でした。私たちのように口コミの客が中心で、大きな宣伝はしていません。
初めて、診察を受けに行ったとき、出てきたお医者さんは、30代後半の色白の紳士で、この人なら信頼できるという感じでした。ショックだったのは、いきなり妻が内診されたことと、私がオナニーで精液を採取するように言われたことです。男子トイレで私がオナニーをしている間に、妻が内診を受けているかと思うと、とても辛かったのを覚えています。もっとも、その後の私の苦しみに比べれば、ぜんぜん、大したことはありませんでしたが。
数日して、検査結果を伝えたいう医師(X医師とでもしましょうか)に呼び出されて、二人で病院に行きました。X医師は険しい顔をしながら、こう言いました。「あなたがたご夫婦は非常に難しいケースです。まず、ご主人の精液中の精子の数が非常に少ない。また、奥様は生まれつき妊娠しにくい体質をされている。このままでは、赤ちゃんを授かるのは難しいかも知れない。」私たちはショックのあまり、その後の専門的な説明にはほとんど頭が回りませんでした。
X医師は、説明が一区切りついたあと、「どうしても赤ちゃんが欲しいですか。」と尋ねました。私と妻はしばらく顔を見合わせましたが、どちらからともなく「はい。」と答えていました。
X医師は、もし、そうならご主人の精液は使えないので、ドナーの精液を使うしかないと言いました。何人かの見知らぬドナーから提供された精液を混ぜ、本当の父親が誰かは分からないようにしたうえで、妻に人工授精をするというのです。私は、妻の体内に見知らぬ男性の精液が入るというだけで耐えられない気持ちでした。妻も悩んだようですが、私が強くならなければならないと思い、私の方から「やってみよう」と言いました。たとえ、父親は私でなくても、妻の子であることには違いないのですから。
そこまで悩んで始めた人工授精も、うまく行きませんでした。何回か失敗した後、X医師は私たちを呼んでこう言いました「奥様にも、妊娠しにくい体質という問題がある。人工授精というやりかたでは難しい。そもそも精液をビーカーで混ぜたりするので、フレッシュでなくなるので、奥様が妊娠しやすかったとしてもうまくいかないケースが多い。」では、どうしたらよいのでしょうか。「言いにくいのですが。道は二つしかありません。一つはあきらめる。もう一つは・・・、ドナーから、直接、フレッシュな精液の提供を受けることです。」直接、提供を受ける?「つまり、優秀な精液を出せるドナーの方と、直接、セックスすることです。」
私たち夫婦はハンマーで殴られたようなショックを受けました。X医師は「大切な問題ですから、お二人でよく考えなさい。」と言って私たちを帰しました。
その夜は、ふたりで手を取り合って泣きました。妻は「もう、あきらめます」と言います。でも、妻がひと一倍子供を欲しがっていることを知っている私は、あきらめさせることができません。そして、私は言ってしまったのです「いちどだけ試してみよう。それで妊娠すればそれでよし。だめだったら、そのとき考えよう。いちど試してみて、ふたりとも辛かったら、もうやめよう。」妻は、「ごめんね、ごめんね」と言いながら頷きました。悪いのは、精子の薄いわたしなのに。 
紹介

何日かして、お互いの気持ちを確かめった私たちは、X医師に電話をし、身を切られる思いで、「いちどだけ試してみたい」と言いました。妻は、最後までためらっていましたが、私が一生懸命励ましました。X医師は、「本当に良いのですね」と念を押したあと、「それでは良いドナーの方を探してあげましょう」と言ってくれました。一週間ほどして、X医師から連絡があり、夫婦で病院に来て欲しいと言われました。「明日、ご紹介します。気持ちに揺れはありませんね。」と聞かれたので、もう、すっかり覚悟を決めた私たちは、「はい」と答えました。すると、X医師は説明したいことがあると言って、話しだしました。「明日、ご紹介する方は、40歳で独身の人で、事業で成功している人です。独身であること、お金に余裕のあることは後でトラブルにならないために大事です。血液型はご主人と同じです。学歴も申し分なく、どこから見ても健康な方です。ルックスは、明日、ご夫婦で確認してください。でも、必ず満足される筈です。」
そこまで言ったあと、X医師は妻の方を向いて言いました。「もうひとつ大事なことがあります。じつは、明日は、どうしても奥様に頑張って欲しいことがあるのです」頑張る?「それは、言いにくいことなのですが。」X医師は妻の目を覗き込みます「奥様には、是非、アクメを感じて欲しいのです。」アクメ?「絶頂感。オルガスムスです。」私はショックを受けました。私は、受精だけが目的のセックスなのだから、服を全て脱ぐ必要もないし、目隠しをしたり、カーテンで仕切ったりして顔を合わせないようにすれば良いと思っていたのです。妻を見ると、真っ赤になってうつむいています。なぜですか?「それは、女性がアクメに達すると、子宮が収縮してポンプのように精液を子宮の中に吸い上げるからです。これが自然の仕組みなのです。奥様は妊娠しにくい体質ですから、どうしても頑張ってアクメに達して欲しいのです。」私はめまいがしました。それに、頑張るといっても・・・「大丈夫です。明日、ご紹介する男性に全て任せればうまく行きます。それだけのテクニックを持った方です。あとはリラックスすることですね。」テクニックという言葉を聞いて、私はぞっとしましたが、どうしようもありません。最後に、X医師は「ご主人は心配でしょうから、最後まで奥様と一緒にいてあげてください。」妻は、「あなた、お願いね」と消え入るような声で言います。「それでは、明日の夜7時に横浜のABCホテルのロビーでお待ちしています」X医師は、横浜でも最上級のホテルを待ち合わせ場所に指定したのでした。
翌日は土曜日でしたが、私は、妻のキスで目を覚ましました。「あなた、本当にいいの。私、よく分からないけど、こわいの」「大丈夫だよ。僕が最後までいっしょにいるから」私たちは、朝から激しく交わってしまいました。ほんとうのことを言うと、これから妻が見知らぬ他人に抱かれるということ、そしてそれをこの目でみるということが、私を不思議な興奮に導いていたことは間違いありません。この不思議な気持ちが、この後、私に地獄の苦しみを与えるのですが。
私たちは、朝の営みですっかり疲れてしまい、そのまま重なり合うように眠りました。そして、ふと気づくと夕方の4時になっています。妻は、よろよろとベッドから降りると、入念にシャワーを浴びました。そして、見知らぬ男に抱かれるための身づくろいを始めたのでした。 
出会い(1)

初めて会う男に抱かれる夜のために妻が選んだのは、薄い水色のスーツでした。白いブラウスを着て濃紺のネッカチーフを首に巻いた姿は、あくまで清楚です。妻の身長は160センチを少し越えたくらいですが、一見、華奢に見えるものの、フィットネスで鍛えているので、腰回りも締まっており、胸もにもそれなりのボリュームがあります。手足はすらりと伸びていて、長い髪には緩いウェーブがかかっています。私が車を運転してabcホテルへ向かう途中、私たちは押し黙ったままでした。気のせいか、妻の顔は青ざめて見えました。ホテルには約束の時間より15分ほど早く着いたのですが、X医師はすでに待っていました。
「こんばんは。もうすぐ彼はくるはずです。奥様は、気分はどうですか」とX医師がたずねても、妻はだまって頷くばかりです。「今夜はリラックスして、大いに楽しむくらいの気持ちでいてくださいね」それを聞いて、私の中にはどす黒い不思議な興奮が渦まいてきました。今夜がどんな夜になるのか、妻が見知らぬ男に抱かれて、どんな反応をするのか、そして、その様子を見て、私はどんな気持ちになるのか。抑えようと思っても、私の股間のものは大きくなっていたのです。そして、ついに彼はやってきました。 
「初めまして。」とにこやかに挨拶をしてきた彼は、明るい紺のジャケットを着ていて、私よりも少し背が高く、予想していた以上の好印象でした。ビジネスで成功している人だということでしたが、よく日焼けしていて、40歳にふさわしい落ち着きと、健康なスポーツマンの両面を兼ね備えた人のようでした。その明るい雰囲気に、妻の緊張も少し解けたようです。
まず、私たちは、X医師も一緒に4人で食事をしました。ホテルの最上階にある和食のレストランで、めったに口にすることのない高級な懐石料理を食べたのですが、妻はあまり箸をつけていませんでした。X医師と男性は、世間話をして、妻をリラックスさせようとしていたようです。私も平静を装って、時々、口を挟みましたが、何をしゃべったか、よく覚えていません。男性は、「本名を言う必要はありませんが、名前が無いと言うのも困るので、何か名乗りませんか。私はKということにしましょう」と言いました。私は、とっさに適当な名前を言いましたが、妻は不意をつかれたのか、蚊の鳴くような声で「ゆかりです…」と、本名を名乗りました。そして、いよいよ食事も終わりを告げました。私たち男性三人は白ワインを飲んで、少し赤くなりましたが、妻は、お茶を飲んだだけでした。X医師は、「それでは、私はこれで失礼します。最後に二つだけ、奥様に申し上げましょう。実は、この話があってから、Kさんの精液をチェックしましたが、精子の量は申し分ありうません。」そして、私たちを笑わせようとしたのか、「いわゆる濃いやつですよ、ははは。」と言いましたが、私たちは何と言っていいか分かりませんでした。「もうひとつ。今夜は全てをKさんのリードに任せること。Kさんにも無茶なことはしないように言ってあります。だから、Kさんの言うとおりにしてください。」そう言って、X医師は去って行きました。
Kは、X医師を見送ったあと、「もう、この一つ下の階のスイートルームにチェックインしてあります。今からご案内しましょう。」と言いました。
その部屋は、びっくりするほど広く、横浜の夜景が一望に見渡せる素晴らしい部屋でした。私と妻は、窓のそばに立って、夜景にしばらく見とれてしまいました。Kは、部屋のホームバーの冷蔵庫からシャンパンを出して栓を抜きます。その音で、私たちが振り返ると、Kはシャンパンを三つのグラスに満たして、「乾杯しましょう」と言いました。そして、妻の方を向くと、「あなたのような素晴らしい方のお役に立てるのは、私も本当に幸せです。X医師から話を聞いてから、ずっと禁欲してきましたが、今日、それをすべてあなたに捧げます。」と言ってにこりとしました。妻も、思わず「はい」と答えて、美しい口元に、少しばかりの笑みを浮かべました。 
出会い(2)

シャンペンで形ばかりの乾杯が終わると、Kは「そろそろ始めましょうか。」と言いました。私は、思わず生唾を飲み込んでしまいましたが、妻はもう覚悟を決めたかのように「はい」と答えます。「それでは、まず、あなたから・・・ゆかりさんから、シャワーを浴びてきてください。」妻は、私の方を見ます。「今日は、Kさんの言うとおりにする約束だから」と私が言うと、妻は「分かりました」。そして、まず、スーツの上着を脱いで、クローゼットにしまい、そしてイヤリングを取ってテーブルの上におきました。そして、ハイヒールを脱いで、スリッパに履き替えると、大きく呼吸をしてから、バスルームに消えていきました。妻がシャワーを浴びている間、Kは自分が輸入雑貨のビジネスをしていること、大きなクルーザーを持っていて、時々、泊りがけでクルージングに行くこと、X医師は高校の後輩であることなどを話ました。しばらくして、話題も無くなったころ、妻がバスルームから出てきました。
妻は、化粧を落とし、備え付けのバスロープに着替えていましたが、桜色に上気した顔は、本当に愛らしく美しく、今すぐ、夫である私が抱きしめてあげたい衝動にかられました。Kも「ゆかりさんは、本当に美しい。」と言い、「それでは、私もシャワーを浴びてきます。」という言葉も、少しうわずっていました。Kがシャワーを浴びている間、私たちは何も話しませんでした。妻はじっと下を見ていましたし、私は燃え上がる嫉妬心と、どす黒い欲情とたたかうのに精一杯だったのです。Kは、間もなく、妻と同じバスローブを着て戻ってくると、「ベッドルームへ行きましょう」と言って、妻の肩に手をかけました。Kがついに妻の体に手を触れたのを見て、私の欲情はとめどなく大きくなっていきます。
三人でベッドルームへ移り、明かりを落とすと、Kは「ご主人はそこに座っていてください。」と言って、部屋の隅の ソファを指差しました。そして、妻の肩を抱くようにして、二人で大きなダブルベッドに腰掛けたのです。妻は身を固くしていましたが、おとなしくKの横にすわりました。Kはしばらく、妻の髪を撫でていたのですが、やがて、妻のあごに手をやって自分の方を向かせると、いきなりくちづけたのです。とっさのことに、妻は驚いた様子でしたが、覚悟を決めたように目を閉じて、Kにされるままにしていました。Kのキスは長く情熱的で、しだいに妻も体から力が抜けていくのが分かりました。私の目は二人に釘付けとなり、もう股間はそそり立っています。やがて、Kは妻のバスローブの紐をゆっくりとほどいて、脱がせにかかります。妻は少しばかり体をよじって抵抗しますが、すぐに上半身はむき出しにされてしまいました。妻がバスローブの下にブラジャーをつけていたのを見て、Kは苦笑しましたが、慣れた手つきで背中に片手をまわしてホックをはずします。妻は、両手で胸を押さえてブラジャーを奪われまいとしますが、Kは妻の耳元で「今夜は私のリードに任せる約束ですよね」と言って、ブラジャーを奪い去りました。妻はそれでも、両手で胸を隠していましたが、Kがやさしくその手をのけると、ほの暗い明かりのなかで、妻の形の良い乳房があらわになりました。Kは、「きれいだよ」と言うと、ピンク色をした小さい可愛い乳首の一つの吸い付きました。妻は思わず、のけぞりましたが、Kは、じっくりと時間をかけて両方の乳首を味わっています。やがて、妻の乳首はやや赤みを帯びて充血し、痛いほどにとがっていきました。それを見届けたKは、バスローブを妻の体から剥ぎ取ります。そして、妻をベッドにゆっくりと押し倒すと、全身に唇を這わせはじめました。このときには、K自身もバスローブを脱いでいましたが、すでに彼の股間のものはどす黒く充血し、そり返っています。やがて、全身を愛撫される妻の呼吸は大きく乱れはじめ、ときおり、電気に打たれたように痙攣しはじめました。夫である私に遠慮しているのか、必死に声を押し殺しているようでしたが、切ない声も漏れ始めます。Kは、妻が何度目かの痙攣で腰を浮かせたときに、パンティを長いすらりとした足から抜き去りました。ついに妻は全裸にされてしまったのです。 
出会い(3)

Kは、妻を全裸にしてしまうと、慎ましやかな一掴みの草むらの奥に舌を這わせはじめました。やがて、クリトリスを入念に舌で愛撫された妻の息は大きく乱れ始めます。「あなた、ごめんね」と言った言葉や切ないあえぎ声がもれるころには、私だけのものであるはずの妻の蜜壷は十分に潤ったようでした。そして、ついに私の恐れていた瞬間、それとも私の待っていた瞬間がやってきました。Kが、その棍棒のように怒張した肉棒を妻の蜜壷に挿入し始めたのです。妻は、もう何の抵抗もせず、ただ身を捩じらせてKの肉棒を根元まで受け入れました。Kのピストン運動はしだいに激しさをましていきます。妻の口から漏れる「あん、あん」といった声も次第に大きくなっていきます。Kは、ピストン運動をしている間も、長いキスをしたり、乳首をついばんだり、すっきりと少女のように脱毛された腋をなめあげたりします。やがて、Kの腰の動きが一段と激しくなると、Kは、「おおう」という声を上げて、大きく体を痙攣させ、大量の白い粘液を妻の体内に放出したのでした。
射精を終えたKは、妻の体の上に突っ伏したのですが、まだ、結合は解かれていませんでした。そして、乱れていた呼吸が整ってくると、再び腰を動かしはじめたのです。妻は、私との結婚生活では経験したことのない行為に驚いたのか、「うそ…」と言いますが、Kの腰の動きはどんどん大きく強くなっていきます。妻は「いく、いっちゃう」とか、「もうだめ、もうだめ」とうわごとのようにくりかえし、気のせいか、妻自身も腰を振りはじめているように見えるではありませんか。二人は腰を動かしながらキスをしたり、視線をからめあったり、もう何年も肉体関係のある恋人どうしのようです。一度、大量に放出しているせいか、Kの持続力も十分で、二人はお湯でもかぶったように汗でびっしょりになりました。Kは、時折、妻の乳房の汗を口でなめとっています。そして、ついにKと妻は同時に体をのけぞらせ、痙攣させてクライマックスを迎えたのでした。
二度目の射精を終えると、Kはようやく結合を解いて、妻の横に寝そべりました。そしてしばらく休むと、「私たちはシャワーを浴びますから、ご主人は少し待っていてください」とかすれた声で私に言い、今度は二人で一緒にバスルームに消えたのでした。二人が去ったあとのベッドには大きなしみができていて、妻の体液とKの精液のにおいが部屋に充満していました。
しばらく私は、ソファに呆然として座っていましたが、急に胸騒ぎがして、こっそりとバスルームを覗きに行きました。バスルームの外から聞き耳をたてると、妻の声が聞こえます。バスルームのとびらを細く開けて中を覗いた私は愕然としました。バスルームの中には、風俗店にあるような大きなエアマットがあり、そのうえでは、シャワーをお湯を浴びながら、Kと妻が三度目の交わりの最中だったのです。エアマットは、たぶん、Kが先回りしてチェックインしたときに持ち込んだのでしょう。そして妻は、私に見られていないという安心感からか、さらに大胆になっていたのです。二人は、向き合って座って結合する座位と呼ばれる体位で交わっていました。Kが腰を入れると同時に妻も腰をいれ、Kが腰を引くときには妻も腰を引いて、お互いが受ける刺激が最大限になるよう、二人の息はぴったりと合っています。そして、私は、聞いてはいけない言葉を聞いてしまったのです。妻は、自分から「もっと、もっと。お願い、もっと。」と繰り返しているのです。やがて、二人は腰を動かしたまま、ひしと抱き合います。そして二人でがくがくと体をふるわせて、エクスタシーを迎えたのでした。恥ずかしいのですが、私もそのとき、ズボンをおろして自分の手で、絶頂を迎えたのです。 
展開

その夜、私の妻とKは、さらに何度か交わりました。バスルームで座位で交わったあと、ベッドルームに戻ってくると、もう私の視線など気にならないかのように痴態を繰り広げたのです。さすがに妻は私の見ている前では、Kの肉棒を口に含みませんでしたが、再びバスルームで二人きりになったとき、妻がKのそそり立つ肉棒に唇で奉仕しているのを、私はドアの隙間から見ていました。おそらく六度目となる放出が終わったあと、ようやく私にとっての悪夢は終わりを告げました。妻は汗と歓喜の涙にまみれて、もはやベッドの上に放恣に体を横たえるばかりです。Kは、足を引きずるようにして一人でバスルームに入り、やがて、初めて会った時のように、こざっぱりと身づくろいをして現れました。「今夜はこれで失礼します。ゆかりさん、ご主人、ありがとうございました。どうぞ、お二人はこの部屋に泊まって行ってください。精算は私がしておきます。」そう言って、Kがぐったりと体を横たえた妻に最後のキスをすると、妻はまるで「行かないで」と言うかのように、首を振っていやいやをしましたが、Kが子供をあやすように優しく髪をなでると、そのまま深い眠りに落ちてしまいました。時計を見ると、もう、夜中の三時です。昨晩の八時過ぎから、Kと妻は七時間以上も愛し合っていたのでした。
Kが去ったあと、私は呆然と妻の寝顔を見つめるばかりでしたが、その顔は満ち足りた喜びにあふれた穏やかな幸せそうな寝顔でした。安らかな寝息を立てる妻に毛布を掛けなおすと、私も緊張が解けたせいか、あるいは、私自身も自分で三回も放出していたせいか、どっと疲労を感じて、妻の横に倒れこむようにして、眠りに落ちたのです。
あれほどに激しい交わりだったのに、しばらくして妻に生理がありました。受精には失敗したのです。本音を言えば、私は妻が他人の子を宿さなかったことで安心する一方で、これから先はどうしたらいいのだろうかと考えこみました。X医師に妻が妊娠しなかったことを伝えると、「残念ですね。どうしますか。Kさんは奥様を気に入ったようですが、また、試してみますか」と聞きました。Kが妻を気に入ったという言葉に私は激しい嫉妬を感じましたが、とにかく、妻と相談することにしました。私の理性は、妻が「もうやめます」と言うことを期待していました。しかし、私のどす黒い欲情は、妻がまたKに抱かれる姿を想像して、私の理性を狂わせようとしていました。妻は、私の期待に反して、はっきりとやめたいとは言わず、「あなたにお任せします」と答えたのです。私は、どす黒い欲情に勝てず、また、強がりもあって、「もう一回、やってみよう」と言ってしまいました。
X医師に「もう一回やってみたい。」と伝えると、「Kさんの日程を聞いてみましょう。お忙しい方なので」と言いました。X医師からの連絡はしばらく無かったのですが、その間、妻がさりげなさを装いながら「連絡あった?」と何度も聞いたのを覚えています。やがて、X医師が指定してきたのは平日でした。仕事があって、私は立ち会えません。妻に「僕が一緒にいられないから、少し先でもいいから週末にしてもらおうか」と言うと、妻は「ううん、いいわ。私一人でも大丈夫よ。」と言うではありませんか。私は、自分の嫉妬心を知られたない一心で、Kと妻が二人きりで会うことを認めてしまったのです。
いよいよ、Kと妻が二人で会うという日の朝、私がベッドで目を覚ますと、朝食の用意をしている妻が、キッチンで「ららら…」と小さな声で歌を歌っているのが聞こえます。Kと再会する喜びで妻の気持ちが華やいでいるのだと思うと、私は暗い気持ちになりました。その日、二人は一緒に昼食を食べてから、例のabcホテルで二人きりの時間を過ごすことになっていましたが、私が会社から帰るまでには、妻も戻っているという約束でした。午後になると、私は全く仕事に手がつきませんでした。今、妻がKに抱かれている、Kの腕のなかで何度もエクスタシーに達している、そしてKは大量の白い粘り気のある液体を妻の体内に注ぎ込んでいる・・・と思うと、私の股間は熱くなりっぱなしでした。 
秘密

私の妻とKが二人きりで愛し合っている様子を妄想しながら会社での時間をやり過ごした私は、会社が終わると同時に一目散に家に帰りました。妻は私により先に帰っている約束だったので、帰ったら、すぐに妻を抱きしめたいと思ったのです。ところが、私たちのマンションの部屋は空っぽでした。そのまま、10時になっても、11時になっても妻は帰ってきません。携帯に電話しても、留守番電話につながるだけです。私には、悶々とした気持ちで待つことしかできません。
結局、妻が帰ってきたのは、明け方の5時でした。マンションの前に車が止まる音がして、しばらくして、妻がそっとドアを開けて入ってきました。ベッドで横になっている私が眠っていると思ったのか、妻は、いつもの花柄のピンクのパジャマに着替えて、忍び込むようにベッドに潜り込んできました。「遅かったね」と私が声をかけると、妻が凍りつくのが分かりました。「・・・あなた」「いったい、どうしたんだ」「・・・ごめんね」「ずっと、Kと一緒だったのか」「はい」と、妻は小さな震える声で言いました。私は聞いてはいけないことを聞きました。「そんなによかったの」。妻は黙っていましたが、やがて、すすり泣きを始めました。「・・・ごめんね。私、あの人といると訳が分からなくなるの。何度も何度もいかされて、自分が自分じゃなくなるみたい。でも、愛してるのはあなただけ。それだけは分かってね」。やはり、妻は何度もいかされたのでした。Kとの交わりで何度もアクメに達し、Kが思うままに放出する白濁した粘液をたっぷりと注ぎ込まれてきたのです。唇をむさぼられ、乳首を吸われ、クリトリスを思うがままにいらわれてきたのです。私は暗い気持ちになり、それ以上妻を責める気にもなりませんでした。一つだけ気になったのは、妻の口から「もう二度としません」という言葉だけは出なかったことでした。
妻の朝帰りがあった後、私たち夫婦の間には、一見、いつもの平穏が戻りました。私たちはKのことは決して話しませんでしたし、赤ちゃんのことさえ話題にならなくなりました。しかし、私には妻の生活に大きな変化がおきていたことが分かっていました。妻はKと何度も会っているのです。二人きりで会った日に、携帯の番号やメールアドレスも交換したのでしょう。もはや、X医師や私の仲介なく、二人は会いたい時に会えるのです。妻も慎重になっているらしく、私が会社から戻る時間までには家に戻るようにしているようです。それでも、時々、「ごめんなさ〜い。お友達とお茶してたの。」と言いながら、7時過ぎに帰宅して、あわてて夕食の用意を始めることもあります。そんな日の夜に限って、私から求めても「ごめんなさい。少し疲れてるの」などと言って断られます。たぶん、その体にKとの激しい行為の痕が残っているからなのでしょう。妻が私に秘密を持つということは、私には考えられないことでした。
私たちの夜の営みも変わってきました。妻の体に微妙な変化が現れてきました。Kと知り合う前よりも、エクスタシーに達する時間が早く、何度も続けて達するようになってきたのです。また、エクスタシーそのものも、以前より高く深いようでした。私のほうも、妻がKに抱かれている姿が頭を支配しているせいか、以前よりも激しいらしく、行為のあと妻から「あなた、最近、激しいわ。」と言われるようになりました。Kの出現で、私たちの夫婦生活が変わってしまったのです。
そんなある日、突然、X医師から電話がかかってきました。「お久しぶりです。ご主人は、もうお気づきだと思いますが、奥様とKさんはいい関係のようですね。」私はびっくりしましたが、平静を装って「知ってますよ」と応えました。「お二人ともお気に入りのようだし、息もぴったり合ってる、Kさんによると、奥様の体にはまだまだ開発の余地があって、もっともっと高いアクメを得ることもできるらしい。そうすれば赤ちゃんもできますよ。」開発と言う言葉に私はむっとしましたが、黙っていました。「そうは言っても、ご主人に申し訳ないと、Kさんは言っています。」私は意外な感じがしました。X医師は続けます。「実は、今度の土曜日、Kさんの友達の家で、ちょっとしたパーティをやることになったのです。ご主人もいらっしゃいませんか。もっとも、ご主人は見ているだけという条件なのですが」パーティ?「どんなパーティですか?」「それは見れば分かります。参加するのはKさんと、Kさんの友達、奥様ともう一人の女性です。」私は、なにやら妖しい予感がして、例のどす黒い欲情が頭をもたげてきました。「私が見ていて妻は大丈夫でしょうか。私はKさんと妻のことは知らないことになっているのですが」「大丈夫です。ご主人には見えても、奥様からはご主人が見えないようになっています。奥様は、このパーティに参加することを嫌がっていたのですが、やっと、『はい』と言ってくれたそうです」「分かりました。見るだけで結構ですから、行かせてください。」と、私が答えるとX医師は、「奥様は、次の土曜日になったら『高校のクラス会がある』と言うはずですから、行かせてあげてください。そしてご主人は、奥様を送り出したら、すぐにKさんの友達のマンションに来てください。」と言って住所を教えてくれました。そこは、横浜の港の見える丘公園のそばで、妻が出た女子高にも近いところでした。
私は、土曜日の来るのが怖いような待ち遠しいような気持ちで、その日を待ったのです。 
パーティ(1)

土曜日になりました。遅めの朝食を妻と一緒に食べていると、妻が「あなた、私、今日、高校のクラス会なの。行ってもいい?」と聞きました。妻の方を見ると、伏目がちにしていて、私の目をまっすぐには見れない感じでした。「いいよ。でも、何時頃、帰って来るの。」と聞きました。「11時頃までには帰るわ」「じゃあ、楽しんできなさい。」と私は言いました。ごく普通の夫婦の会話でしたが、妻は私に嘘をついていましたし、私は、これから自分が目にする妖しげなパーティの妄想で頭がいっぱいでした。
5時頃になって、妻は出かけていきました。私も妻を見送ると、すぐに家を出て、指定されたマンションを訪ねました。そのマンションは低層の超高級マンションで、何重にもセキュリティがかかっていました。ようやく、指定された部屋についてチャイムを鳴らすと、中から出てきたのは50歳くらいの紳士でした。年の割には若々しく、髪に白いものは混じっていましたが、背も高く肩幅もがっしりしています。Kの友達ということでしたが、Kよりももっと遊び人的な雰囲気を漂わせています。「初めまして。ゆかりさんのご主人ですね。私はSと言います」「妻をご存知なのですか。」「いいえ。私は今日が初めてです。」と言って、「さてと、今日、ご主人にいて頂く場所をご案内しましょう」。マンションの中はびっくりするほど広く、リビングルームの奥にベッドルームがつながっていて、そこには大きなダブルベッドがふたつ、ぴたりと並べて置いてありました。ベッドの枕元はラブホテルのように全面が鏡になっています。「今日、ご主人にいて頂くのは、この鏡の後ろです」「え?」Sは、ベッドの横のクローゼットの扉をあけました。そして、その奥の壁を押すと、そこが秘密の入り口のようになっていて、鏡の裏側に行けるのです。驚いたことに、この大きな鏡はマジックミラーになっていて、部屋の様子が手に取るように見えるのでした。
Sに言われるままに、私がマジックミラーの裏側の四畳半ほどのスペースに隠れると、しばらくして、また、チャイムが鳴りました。すると、Kが妻ともう一人の女性を連れて現れたのです。Kは馴れ馴れしい感じで妻の肩を抱いていましたが、妻の顔は少し緊張して見えました。もう一人の女性は、妻より少し年上の30歳くらいという感じでしたが、妻よりも少し胸も大きく、腰回りもある感じです。しかし、手足はすらりとしていて姿勢もよく、妻が清楚な感じなのに比べて、やや華やいだ雰囲気を持っていました。きりっとした目鼻立ちが印象的ですが、左手の薬指に指輪をしているので、やはりどこかの人妻なのかと思いました。女性は、妻に「れいこです」と言って名乗りました。妻も、この女性やSに、「ゆかりです」と言って挨拶しています。
「まず、食事でもしましょうか」と言って、Sがワゴンに乗せたオードブルやサンドイッチを持ってきました。「男の手料理でお口にあうかどうか」四人でワインを空けて乾杯しました。れいこと名乗った女性が妻に、「よく決心しましたね」Kが、「ゆかりがなかなか、うんと言ってくれなかったんだよ」と言っています。もう、Kの前では妻は呼び捨てのようです。Kは「ゆかりは初めてだから、Sさんも、あまりいじめないでよ」と言います。妻は身を固くしながら「11頃までには帰らないと・・・」と言いますが、Sは「たっぷり可愛がってあげますよ。れいこも一緒にね」などと言って、笑うばかりでした。
食事が終わると、Sが「それでは、まず最初はいつものパートナーから行きましょう。まずKとゆかりさんはシャワーを浴びてきたらいい。でも、いきなりバスルームで、おっぱじめないでくれよな。ゆかりさんは好きらしいけど」と言います。妻が真赤になって「ちがいますぅ」と言うと、Sは「そうだ、れいこも一緒に行って見張ったらいい」と言って笑いました。そして、Kと妻とれいこの三人がバスルームへ消えて行ったのです。 
パーティ(2)

15分もすると、K、妻、そしてれいこの三人は戻ってきました。三人ともバスタオルを巻いただけでしたが、妻が胸から下だけをバスタオルで隠している姿がいじらしくて、私の股間は早くも充血してきました。
Sが入れ違いにバスルームに消えると、三人はベッドに上がりましたが、妻のバスタオルはあっと言う間に剥ぎ取られて、全裸にされてしまいました。れいこも全裸になりましたが、真っ白な妻の裸身とは対照的に、その体は小麦色をしており、まるで薄くオイルを引いたかのような光沢がありました。Kは、すでにあの長大な肉棒をそそり立てています。Kは、妻を乱暴にベッドに倒すと、まず唇を奪います。長いキスのあいだ、れいこは妻の髪を撫でていましたが、やがて、Kが右の乳首に吸い付くと、それを合図にしたように、れいこは左の乳首に吸い付きました。妻は驚いたのか、「そんな・・・」と声を上げましたが、あとは二人の愛撫に身をまかせ、荒波を漂う小船のように激しく体を震わせました。妻はれいことも熱いキスを交わしたのです。妻がれいことキスをし、あらためて念入りに乳首を吸われているころ、Kは私だけのものであるはずの秘密の花園に舌を伸ばし、クリトリスを入念になめ回します。いつの間にか戻ってきたSは、バスタオルを腰に巻いたまま、ソファに座ってトマトジュースを飲みながら三人の痴態を愉快そうに見つめています。
やがて、妻は十分に潤ったのか、Kはどす黒く充血して棍棒のように固くなった肉棒を妻の蜜壷に挿入しました。最初はゆっくりと、次第に激しく腰を動かします。妻はのけぞって、体を震わせますが、喜悦の表情を浮かべた顔は、マジックミラー越しとは言え、私のすぐ目の前にあります。妻の股間からは、ヌチャッ、ヌチャッという隠微な音が聞こえてきます。れいこは、Kが妻に挿入したのを見とどけると、Sの足元に膝まづいてバスタオルをはねのけ、Sの肉棒を口に含んで、頭を上下に動かし始めました。
やがて、妻は「いくいく、ゆかりいっちゃう」と言いながら、激しく体を痙攣させました。まず、一回めもアクメを迎えたのです。しかしKは、まだまだ放出する様子はなく、ますます腰の動きを早めて行きます。妻の体はピンク色にそまり、すらりとした手足をKに巻きつけています。唇が乾くのか、ときおり舌を出して自分の唇をなめ回す姿が猥褻です。そのとき、れいこのフェラチオを受けていたSが、怒張した肉棒を揺らしながら、れいこと一緒にベッドに移ってきました。そして、何度もエクスタシーに達している妻の横にれいこを横たえると、ぶすりと肉棒を挿入したのです。二組のカップルが私の目も前で交わり合い、しかも私の妻が他の男に組み敷かれているという光景に、私は自分の肉棒を自分で慰めずにはいられませんでした。
やがて、Kはクライマックスを迎えようとしていました。「ゆかり、いくぞ」と声を掛けると、妻は「わたしも、わたしも」と言い、ふたり固く抱きあうと、私の目の前でKは、大きく体を震わせて、命のエキスである白い粘液をたっぷりと、妻の体の奥深くに解き放ったのでした。Kは、終わったあとも妻を抱きしめて、キスの嵐を浴びせています。やがて、Sも、大きく体を震わせて、れいこの中に白い液体を放ったのでした。れいこは絶頂に達するとき、何度も首を振って、「あなた、許して、わたし、いっちゃう」と切ない声をだしました。れいこにも夫がいて、れいこの心のどこかには、夫に許しを乞う気持ちが残っているのでしょうか。四人は全裸のまま横たわり、バスタオルを腰に掛けた程度で、しばしの休憩をとりました。
しばらくすると、Sが身を起こしました。「さあ、これからがパーティの本番だ。ゆかりさん、今度は私とお願いしますよ。」と言いました。妻はじっと身を固くしています。 
パーティ(3)

Sは身を起こすと、妻のそばに移ってきました。起き上がったときに、バスタオルがはらりと腰から落ちてしまい、半勃ちのものがむきだしになりました。S自身の体液とれいこの体から分泌された粘液で、Sの肉棒はべとべとになっています。Sは、横たわったままの妻を起こしてベッドの上に座らせると、その目の前にべとべとになった半勃ちの肉棒を突きつけ、「ゆかりさんに大きくしてもらおうかな」と言いました。Kとれいこは、ベッドの端で体をぴったりと寄せ合ってすわり、じっと、妻とSを見つめています。「Sさん、今日は乱暴しない約束でしょ。。そんなべとべとなやつ、ゆかりさんがかわいそうよ」と、れいこが言います。私も心の中で「ゆかり、やめろ」と叫んでいました。
ところが、妻はしばらくSの肉棒を見つめていたあと、Sの精液とれいこの粘液でべとべとになった一物をなめはじめたのです。下から下へ、丁寧になめる妻は、ときおり上目遣いにSを見つめます。次第にSの肉棒は勢いを回復してきました。やがて、妻がべとべとした液体をきれいになめ取るころには、Sの肉棒は固さを完全に回復したのです。すると、Sは、妻の耳元で「四つんばいになるんだ」と指示します。妻は素直にお尻をSに向けて犬のような姿勢になりました。妻は目をつむっていましたが、その顔はマジックミラー越しに、私のすぐ目の前です。Sはピチャピチャという音をたてて、妻のアナルをなめたてます。妻は苦悶の表情を浮かべますが、その口から出てくるのは、「あ、あ、あ、」という切ないあえぎ声です。Sは、Kの方を振り向いて「ゆかりさんのアナルは処女なんだろう」と言います。Kは、「ああ。でも、まだ許してもらえないんだ。大事に取ってあるんだよ。だから、Sさんはだめだよ」と答えます。なんということでしょう。Kは、私さえも知らない妻のアナルもいずれは自分のものにしようとしているのでしょうか。私は、興奮のあまり、自分の肉棒をしごきじ始めました。ほんとうのことを言うと、私は妻のアナルをなめたことさえ無かったのです。
Sは「残念だな。」と言いましたが、おもむろに後ろから蜜壷に肉棒を差し込みました。そして、腰を激しく動かしだしたのです。妻はもうなすすべんもなく、Sのピストン運動に身をまかせています。やがて、Sの体から汗が吹き出し始めます。妻のお尻にSの腰が当たるぺタッぺタッという音と、妻の体液とSの肉棒がこすれるヌチャッヌチャッという音が交じり合って聞こえます。妻の口からもれる「ああん、ああん」と言う声が私の耳に響きます。やがて、Sは「おおぅ」という声を出して、妻の背中に覆いかぶさり、体をひくひくと痙攣させて射精しました。そしてそのまま、重なり合うようにして、Sと妻はベッドに倒れこみました。
しばらくの間、妻は失神したかのようにぴくりともしませんでしたが、やがて、ゆっくりとけだるそうに身を起こすと、「ごめんなさい。私、もう帰らないと」と言いました。もう、時間は11時近くになっています。すると、KもSも、そしてれいこも、引きとめようとします。「まだまだ、これからだよ。」「まだ一回づつしかしてないよ」と、口々に言うのです。妻は泣きそうになって「帰らせてください」と言いましたが、最後にれいこが「私だけ置いていかないで」と言ったので、妻はがっくりと肩を落としてあきらめたようでした。そして、泣きじゃくりながら「主人になんて言ったらいいの」と聞きます。れいこが「クラス会が盛り上がって、友達の家で飲みなおすことにしたって言えばいいのよ。私も電話に出てあげるわ」と言いました。妻は、涙を手で拭くと、ハンドバッグから携帯を出して番号を押します。突然、私の携帯が鳴り出したので、私はびっくりして自分の携帯を取りました。電話の向こうは妻です。マジックミラー越しに電話で話しているのです。「あなた?ゆかりです。」妻の声は沈んでいました。「ごめんなさい。クラス会が盛り上がっちゃって、お友達のマンションに泊まる事になったの。いい?」ふと目をやると、電話をしている妻の両側から、KとSが妻の乳房をもてあそんだり、乳首をついばんだりしています。れいこは妻の髪をやさしくなでながら、時折、頭にキスしています。「ちょっと、友達と代わるね。」れいこが出ました「ゆかりのご主人ですか?ご心配ないですよ。しっかりお預かりしますから」「宜しくお願いします」と言って、私は電話を切りました。妻は両手で顔を覆って、わっと泣き出しました。しかし、KとSは、妻のそんな様子にはお構いなしに、その怒張した肉棒で、かわるがわる妻を何度も何度も犯したのです。れいこも交えた大乱交はいつ果てるとも知れず、妻は切ないあえぎ声を上げ続けるのでした。妻の体内では、KとSの大量の精液が交じり合っているのでしょう、マジックミラーのこちらにさえ、その匂いが漂ってくるようでした。
宴の後

どれくらい時間がたったでしょうか。ふと気がつくと、もう朝になっていました。私はマジックミラーの後ろの小部屋で、膝を抱えたまま眠りこけていたのです。顔を上げて、ベッドルームの様子を伺うと、そこには明るい日差しがさしていました。時計を見るともう10時です。
Sとれいこは姿が見えませんでしたが、妻とKは明るい日差しのなかで、一枚の毛布を分け合うようにして眠っています。いや、よく見ると、眠っているのではなく、お互いに体を寄せ合って、キスをしたり、なにごとかを耳元でささやきあって、妻がクスクスと笑ったりしているのでした。昨日の夜、あんなに泣いていたのが嘘のようです。
やがて、二人は毛布のなかで、激しく体をこすりあっていましたが、やがて、スポッという感じで結合してしまったようでした。妻は「やだぁ」と言いますが、やがて、「あんあん」というあえぎ声を出します。そして、その声はなぜか明るく晴れやかです。Kの腰の振りが大きくなるのにつれて、毛布がめくれ、二人の痴態がむきだしになります。Kの腰の動きに合わせて、妻も腰を振っています。 Kと妻の営みは、体が十分になじみあった恋人同士のようで、むしろさわやかな印象さえあります。やがてKは肩を大きく震わせ、目をつぶって、どくどくと射精しました。Kは、ゆっくりと妻の体から肉棒を引き出しましたが、まったく硬度は失われていません。妻の蜜液とKの白濁液がべっとりと着いた肉棒を、妻はいとおしそうに口に含みました。ゆっくりと頭を動かし、舌を使ってべとべとをなめ取っているのです。ところが、しばらくして、もう、べとべとはきれいになったと思うのに、妻はKの肉棒を離しません。よく見ると、新しい刺激を与えているようです。口をすぼめてKの肉棒を締め上げ、頭を上下に動かす一方で、その白い指先で、Kの肉棒の下にぶら下がっている二つの袋を、さわさわと刺激しているのです。まるで、それがいつもの妻とKの段取りになっているかのようです。
やがて、Kの顔が赤く充血してきました。Kは肉棒に神経を集中しているようです。妻の頭の上下の動きも激しくなってきました。やがて、Kは上半身を大きくのけぞらせると、「ぷはぁっ」という声を出して、大きく体を痙攣させました。妻は両膝立ちになってKの腰にしがみつき、Kが放出した体液をすべて口で受け止めます。そして、妻は「ごくごくごく」と白い細い喉をならして、すべてを飲み込むと、ようやく、Kの肉棒を吐き出しました。驚いたことにKの肉棒はまだ半勃ちの状態を維持していて、その先端と妻の下唇の間には、白い粘液が糸を引いたようにつながっていました。妻は、大量の濃厚な粘液を飲み込んだせいでむせたのか、「こんこん」と可愛らしい咳を二回ほどしました。Kが優しく背中をさすると、妻はまた両膝立ちになって、Kの肉棒をくわえます。そして、Kの尿道に残った白い粘液の最後の一滴まで絞り出そうとするかのように、口をすぼめ、ほっぺたを引っ込ませて、Kの肉棒を吸いあげるのでした。
突然、「頑張るねぇ、お二人さん」という声がして、Sとれいこがバスルームから現れました。すでに二人はきちんと身づくろいをしています。「そろそろお開きにしようか。ブランチでも食べに行こうよ」とSが言います。「Sさんだって、バスルームで頑張ったんでしょう。」とKは言いましたが、Kの肉棒を一心不乱に吸い上げる妻の肩を叩いて「もう、いいよ。」と言うと、二人でバスルームに消えていったのです。
Sとれいこはリビングルームの先にあるテラスで、お茶を飲んで待っていました。さわやかな風が流れているようです。私はあまりのことにぼうっとしていましたが、Sの「あいつら、遅いなぁ」という言葉で、われに帰りました。たしかにバスルームに行ったきり、一時間も戻ってきません。れいこが様子を見に行って戻ってきて「あの人たち、たいへん。もう二人ともべとべと」と言って、クスクス笑います。私は何がおきているのだろうかと思いました。昨晩からずっと妻のあられもない姿を見続けてきましたが、見えないところでも妻とKの行為が続いていると思うと、気が気でありません。
もう30分もしたでしょうか。ようやく、妻とKも身づくろいをして現れました。「ゆかりさんは本当に好きだねぇ」とSに言われて、妻は真赤になっています。やがて四人が、ブランチを食べに行こうといって、どやどやと部屋から出て行くと、部屋の中はシーンと静まり返りました。私がよろよろと小部屋から出てベッドルームへ足を踏み入れると、そこにはむっとするような匂いが充満し、ダブルベッドのシーツには大きなしみがいくつもできていました。私は、バスルームに行ってみました。するとそこには例のエアーマットがあったのです。そしてバスルームには空っぽになったローションのプラスチックボトルがいくつも散乱しています。よく見ると、バスルームの隅っこには黒いディルドウも放り出されています。また、脱衣場には白い高級そうなバスタオルが何枚も散らかっているのです。Kと妻はお互いの体をローションまみれにして愛し合ったのでしょう。そしてそれをこのバスタオルでふき取ったのに違いありません。Kが脅威の回復力で、バスルームでも妻の体の中に何回も粘液を放出したのか、それともあの醜悪なディルドウで妻の蜜壷を弄んで、何度も何度も行かせたのか、それはもう私にとってはどちらでも同じでした。私にできることは、ただ、がっくりと肩を落としてその場から立ち去ることだけだったのです。 
罪滅ぼし

眩暈のするようなパーティから一ヶ月たちました。私と妻の生活は表面上は何も変わりませんでしたが、突然、K自身が私に電話をしてきました。番号はX医師に聞いたのだそうです。
「先日のパーティは如何でしたか?満足されましたか」私は何と言ってよいか分かりません。「いろいろとご迷惑を掛けていますが、奥様のことはご心配なく」Kは愉快そうに言いました。「ところで、一度、罪滅ぼしをしたいのですが…」罪滅ぼし?「れいこを抱いてみませんか」Kの申し出はストレートでしたが、私はパーティで見たれいこの小麦色の肌を思いだして、いっぺんで股間が熱くなりました。妻を裏切るような後ろめたさはあったのですが、私がOKしたのは言うまでもありません。
れいこと二人で会ったのは、それから一週間くらいしてからでした。Kが予約したホテルの部屋のベッドのうえで、やや、ためらいがちなれいこに、私は意地悪な質問をしました。「ご主人がいるんでしょう?こんなことしていいの?」れいこは、「あなたには分からないかも知れないけど、私はほんとうに主人を愛しているの。でも、KさんやSさんといるときの私は別の人間なんです。今日は、あなたにたっぷりご奉仕するように言われてきました。多少の無理は聞きなさいって。あの人たちには、絶対、服従ですから」れいこは、そう言って私の肉棒を口に含みました。れいこのフェラチオは丁寧でねっとりとしています。頭をゆっくり動かしながら、舌でちろちろと刺激を与えてくるのでした。美しい人妻から唇の奉仕を受けているという興奮から、私の肉棒はあっという間に反り返ります。フェラチオをさせたまま、れいこの乳房をまさぐると、れいこの乳首も少し固くなってきました。私はたまらなくなって、れいこをベッドに押し倒し、唇をむさぼりました。ちょうど、Kが私の妻にするように、乳首を口に含んで、ねんごろにころがします。れいこの息も次第に乱れ、やがて「あ、あ、」という声がもれるようになりました。「今日は、この美しい人妻と何度でも楽しめるんだ」と思った私は、もう、挿入を我慢することができませんでした。私は、れいこから身を起こすと自分の肉棒に手を添えて、ゆっくりと、れいこの蜜壷に挿入したのです。れいこは、もう、十分に濡れていて、私の肉棒が根元まで入ると、すらりとした腕を私の両肩にまわしました。私は、初体験のときの高校生のように激しく腰を動かします。れいこも、「あん、あん」という声を出しています。やがて、大きなうねりのようなものが、肉棒の付け根のふたつの袋からまきおこり、私は、あっという間に大量の精液を放出していました。
その日の私は、獲物を捕らえた野獣のように、れいこを片時も話しませんでした。まるで、妻やKに対する嫉妬や怒りの全てを吐き出すように、れいこをもて遊び、精液をかけまくったのです。もちろん、れいこに飲ませる行為もしました。私のどす黒い欲情が、完全に私を支配したのです。何度目かの行為の最中には、れいこは涙を流しながら、「おねがい、もう、かんにん」という哀れな声を出しましたが、私はまったくかまわずにれいこを慰みものにしたのでした。れいこをいたぶり、慰みものにし、大量の体液を放出することで、そして、それをれいこの夫は知らないのだと思うことで、私の復讐心が少しは満たされたのです。わたしは、れいこの体中にキスマークをつけてから、やっと彼女を解放したのでした。
何日かして、また、Kから電話がありました。「このあいだは、れいこと、ずいぶん楽しまれたようですね。すこしは罪滅ぼしができましたかね?」「・・・そうですね」私のどす黒い欲情が満たされたのは事実でした。「それは良かった。ところで、ひとつ言い忘れたのですが…」「何ですか」「ちょうど、あの日のあの時間に、ゆかりさんも、れいこのご主人に罪滅ぼしをしていたんですよ」私は、愕然として電話を落としそうになりました。それでは、まるで、何も知らないうちに、私たち夫婦とれいこの夫婦はスワッピングをさせられていたのと同じことではないですか。「多少の無理は聞いてあげなさいって言ったのですが、れいこのご主人はSの気があって、ゆかりさんは辛かったらしい。それでも、頑張ってご奉仕したようですがね」と言って、Kは愉快そうに笑いました。妻はれいこの夫から、ちょうど、私がれいこにしたような、あるいはそれ以上の仕打ちを受けていたのです。しかもSMプレーまで?
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