えちえち体験談

献精ルーム 〜義姉の手コキ

2013/06/01 15:53カテゴリ : オリジナルフィクション

大学生の俺・耕太(21)は幼なじみで今は兄(25)の奥さんとなっている千夏(25)とともに献精ルームの受付に立った。
○○病患者の命を救う、精液製剤の原料となる精液を提供するための献精ボランティアとしての使命感、というより、子どもの頃から親しくしていた千夏お姉さんがジュニアをしごいてくれる。
wktkしてにやけているのを悟られないようにしないと…………

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耕太より3つ年上の兄と、近所に住んでいた(兄の同級生の)千夏は子どもの頃から親しく遊んでいた。兄と千夏は東京の理科系大学と女子大に行っているときにつきあうようになったらしく、兄は製薬会社のセールスマン、千夏は地元の紅十字病院の受付係として戻って来たときには婚約していて、結婚した千夏は義姉となってウチに同居するようになった。
ウチには母が同居している。(父は他界していた)
耕太は兄たちが結婚するのと入れ替わるように都会の大学に進学し、夏休みの帰省で家にいたのだった。
義姉となった幼なじみの千夏だが、両親や耕太の前でだらしない格好をすることはなく下着姿なども見たことがないし、下着そのものも兄夫婦専用のベランダに干しているので目にすることはなかった。兄夫婦は遊びに誘ってくれることはあるが、水着姿の千夏を耕太に見せたくないのか、プールと海だけは誘ってもらえない。
それでも、Tシャツに包まれた大きな胸や、ミニスカートから伸びるムチムチの黒タイツ脚に女を感じていた。手を出したら兄にボコボコにされるのは分かっているので、そんなことは考えられなかったが。
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夜。リビングでテレビ映画を見ていると、東京の郊外に隕石が落下したと臨時ニュースがあった。耕太の通う大学がある町とは別の町なのでほっとしたが、隕石は製薬工場の倉庫を直撃したとのこと。
問題は倉庫の中身だ。提供者から提供された生きた精子から造られた、大量の精液製剤が冷蔵保存されていたのだ。
ニュースが進み何となく状況が分かったところで兄と千夏の携帯電話が鳴り、兄は製薬会社、千夏は勤め先の紅十字病院に呼び出された。

不治の病とされている○○病の患者は1週間に2回、精液製剤を服用しないと症状が改善しないのだが、作り置きのできない精液製剤は、必要な分だけ献精ルームで精子を採精されて作られるため、全国規模で対応を取るとのこと。

製薬会社の営業車で一旦帰ってきた兄は、荷物をまとめるとすぐに出て行った。
地元愛知県や中部地方各地の病院や卸の倉庫から、必要量の70%を残してそれ以外の精液製剤を集め、東京に送り届けるという。

深夜3時。義姉の千夏が帰ってきた。帰ってくるなり部屋に入ってきて叩き起こされた。
「耕太、あんた最近オナニーした??」と険しい顔をして聞いてきた。千夏とは兄と結婚してから下ネタ系の話は一切していないので答えに困っていると
「ちゃんと答えて!人の命がかかっているの!!」と怒られた。
昨晩は飲み会だし、今夜は隕石のニュースを見ていたので2日間と答えると
「明日、空いているよね。つきあってくれる??」
「ちょっとどういう事なの?? 何が何だか分からないよ」

千夏は、病院で聞いたことを話し始めた。
精液製剤の不足で、都会の○○病患者がピンチとなった。そこで、全国の製薬会社や病院の倉庫から必要量の7割を残して精液製剤を東京に集めることになった。
地方の病院では精液製剤が3割不足するが、各地の紅十字病院で集めて欲しいと。

そこで、
・献精ルームだけでなく、紅十字病院でも緊急の採精を行う。
・献精の対象者も「献血50回以上」「献精手帳保持者」という規制を一時的に外し、医師が認めた者ならOKとする。(医師・看護師向けに『緊急献精精液収集マニュアル』という冊子が配られた)
・紅十字病院で採精を行う場合、献血は行わずに血液は検体の採取のみ行う。
・そして、採精にあたる看護師の負担を減らすため、できるだけ男女ペアで来て欲しい。
(男性提供者と女性採精ボランティア)
と説明があった。次いで、紅十字職員も協力することになったとして、部署ごとのノルマが定められた。千夏が受付を勤める耳鼻科でも……

「義姉さん、ということは??」
「耕太くん、採精に協力して欲しいのよ」
「いいけど……誰がしごくの??」
「私が採精ボランティアで行くよ」
「えっ??、いいの??」
「仕方ないじゃないの。人の命を救うためなんだから。だけど、変なこと想像したらだめよ。明日10時に先生の予約取ってあるから、診てもらってそれから採精ね。9時半に出るよ。遅くまでごめんね。オナっちゃだめよ」
と、千夏は居間を出て行った。
耕太はベッドに横になると、スマホで色々検索した。
それによると、献精で精液を採取される時は看護師さんがおしりや胸を触らせてくれたり、男女ペアで行く場合、採精ボランティアの人は射精を促すために下着姿や裸でペニスをしごくのだという。
同僚の女の子とペアを組み、自分のペニスをしごく女の子の生バストを揉みながら乳首をこねて興奮させ、献精の後にホテルに連れ込んだ話とか、看護士さんの尻を下着の上から触らせてもらっているうちに性器に触れた話とかが出てきた。
幼馴染のお姉さんだった千夏。今は兄の嫁になって手出しできないが、明日(というか今日)は合法的に触ることができる。さっき、見せつけられた小ぶりだがキレイな形をした胸も揉めるかもしれない。
それを想像するとジュニアが勃ってきた。おっと、ここで発射するわけにはいかない……
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翌日、紅十字病院に向かう車のハンドルを握る千夏はだぶだぶのチュニックにジーンズ姿だった。色気も何もあったものではないが、向こうで脱ぐのかもしれない。

先に診察室で女医の診察を受けた。なぜか耳鼻科の診察室だ。千夏は耳鼻科の受付担当事務員なので、自分の科の先生に診てもらうのだろう。
(千夏の上司である)先生は30代後半の美貌の女医さんだった。だぶだぶの白衣を着ていたため体のラインはわからなかったが、指には結婚指輪が付いていた。
巨乳の若くて可愛らしい女性看護師が採血を行い、血液の検体を検査センターに大急ぎで持っていった。
次の問診では不特定多数の女性や男と性交や粘膜の接触のある性行為をしていないか念入りに尋ねられていたが、童貞の耕太はそんなことがあるはずがない。
同席していた千夏も「先生、前も言った通り、この子は大丈夫ですよ」と言った。
「千夏さん、しごく相手が義弟さんなんて、大丈夫なの??」
「えっ??」
「もし嫌なら、ちょうど江口看護師の手が空いているけど……」
「私は平気ですが」
「耕太くんはお義姉さんでもいいの?? 恥ずかしかったら看護師でもいいのよ」
「姉さんでいいですよ。看護婦さんに悪いし」(せっかく幼馴染に抜いてもらえるチャンス、逃すはずはない……)

「それでは触診しますから、千夏さんは待合室でお待ちください」と千夏が追い出された。
女医先生の前でジュニアを出すのは恥ずかしかたが、先生は一気にズボンとパンツを下ろすとゴム手袋を付け、ジュニアを観察し始めた。

竿から球に掛けて念入りに見られていると、ジュニアが勃起してきた。
恥ずかしくて腰をもじもじさせると「耕太くん、大丈夫よ……ちょっとしごかせてね」
と竿をしごき出した。
生まれて初めて女の人にしごいてもらう。その刺激にやばくなってきた
「せ、先生……やばいです」
「えっ……」先生はあわててしごくのを止めた。
そして「ここで出しちゃだめよ。あとはお義姉さんにしてもらってね」と言うとズボンを穿くように促された。
ズボンを穿いた頃、看護師が入ってきて「先生、簡易検査は合格です」と血液検査の結果を持ってきた。
「じゃあ、耕太くん。義姉さんにたっぷり出してもらってね。トイレとかで自分で出しちゃダメよ」と先生に送り出された。待合室には、カップルが何組か待っていたが、やはり緊急献精をする人たちなのだろうか。椅子に腰掛けていた千夏を見つけて声をかけると、臨時採精室として指定された会議室に向かって受付をした。
会議室には細かく仕切られた採精ブースが並んでいて、受付の人から指定されたブースに入った。

「耕太、いい??」
「は、はい……」耕太はズボンを脱いで室内に置かれたベッドに横たわり、千夏がパンツを下ろした。
「義姉さん……」「ん?」「ちょっと恥ずかしい」
「ごめんね……でも、人の命を救うためなんだから我慢してね」「う、うん」
……じつは人の命よりも、千夏と世間公認でエッチなことするのが目当てだったので、生返事になった。
千夏は献精キットを開封し、色々取り出すとまずはジュニアの消毒を始めた。
(本来、ペニスの消毒は看護師が行うものだが、千夏は紅十字職員で講習も受けていたためそのまま消毒から始めたようだ。)
その辺は事前のネット検索で知っているので、千夏に身を委ねた。

そして……「耕太、しごくよ。出そうになったら言ってね」
「う、うん……」幼馴染のお姉さん、千夏が自分を見つめながらジュニアをしごき出した。千夏は手袋をしているが、極薄なので指の感触がしっかりとジュニアに伝わってくる。
「義姉さん……でそう……かも」
「うん」
千夏はジュニアに献精用のローションを塗り、薄くて柔らかい「採精袋」をかぶせると再びしごき出した。

「義姉さん……気持ちいいけど……」
「ん?」
「触っても……いい??」
「うん、でも、服の上からね」
耕太は、横に立ってしごいている千夏の体に手を伸ばした。
ジーンズの布地を感じ、太ももを撫でた。そして、おしりの丸みを包み込むと……
「千夏、出る、出る!!」
「いいよ、出して」
…………「ううっ、おおっ」…………どくっ、どくっ

生まれて初めて女性の体で発射した。その感激に打ち震えながら千夏の方を見ると、千夏は真剣な顔で袋越しのジュニアを見ていた。
「どう、出た??」
「う、うん……出終わったよ」
「おつかれ。私、納精してくるから拭いておいてね。次もあるからタオルだけ腰に当てて待っていて」
そう言うと、千夏は精液の入った採精袋を密封して容器に入れ、部屋から出て行った。
耕太はローションの付いたジュニアを拭くとタオルを腰に当てた。

生まれて初めて女性の体で発射した耕太だが、賢者モードに入ると何か腑に落ちない。
遠くのブースからは「あんっ、んくっ、ダメよ」という女性の喘ぎ声がしてきた。
隣のブースからは、女性が服を脱いでいるのか、衣擦れの音、そしてぴちゃぴちゃという音がした。
「中に入れるよ」
「うん……あんっ。だめよ。クリちゃん刺激したら扱けなくなっちゃうよ。」
「はあっ、はあっ」
「あんっ、ああああっ……だめ。胸までなめられたら、私……」

別の部屋からは「ダメよ、ちょっと……いく、逝くうっっっっ、あああんっ」……何しにきてるんだ??

うーん……カップルでの献精ってすごいなぁ……耕太は感心して勃起した。
が、千夏は中々戻ってこない。2回目をしごくのか??  下半身丸裸で自分は何をやっているんだろう……せっかく勃起したのに、萎えてしまった。

20分後「ごめーん、お待たせ」千夏が戻ってきた。
「受付で後輩の子と話し込んでいたの。ごめんね。さて、2回目扱くね」
千夏は2つめの採精キットを開封し、ローションや手袋を出すと耕太のタオルを穿いだ。

「あれ〜っ。ちっちゃくなってる……」にこやかにそう言いながら、さっきと同じようにジュニアの消毒を始めた。
「さて、扱くよ」
「義姉さん、お願いなんだけど……」「ん?」
「体、触っていい?? 他の人達みたいに……」
「だから、服の上からならいいよ。」
「そうじゃなくて、体見せてほしいんだ」耕太は心臓バクバクで千夏に頼んだ。

「他の人達はちゃんとしたカップルだけど、私はあなたのお兄さんの嫁なのよ。だから今の服を脱ぐのはダメ。服の上からなら触ってもいいよ」
……千夏からこんな場所に連れてきて、自分はジュニアを丸出しにして射精するところまで見せているのに……何で……ひどい……

「ちょっと、何縮こまらせているのよ」
「だったらやめてもいいよ」
「だめよ。もう採精キットを開けちゃったでしょ。採精キット、1つ5000円するのよ。もったいないじゃないの。無理なら開ける前に言って欲しかったな」
「……」
「だからお尻とか胸とか触ってもいいって言っているじゃないの。服の上からで悪いけど」

そう言いながら、千夏は手コキを再開した。

耕太はジーンズをふくらませている千夏の尻の丸みに手を伸ばすが……尻は固い。多分、ガードルか何かを穿いて固めているのだろうか。だぶだぶのチュニックの上から胸を触れると……普段より平たく硬く、揉むどころではなかった。パッドの感触も分かるので、スポーツブラで締め上げているのか??

それでもジュニアが刺激されたので、勃つことは立ったのだが、射精感を感じない。
「ねえ、どうしたの……」
これが看護師による採精で、テクニックが自分に合わないなら、1回だけは看護師の交代を頼むことが出来るのだが、今日はカップル採精で、しかも看護師に対して採精ブースが多すぎるため、途中からの看護師のフォローや看護師の交代はできないと聞かされていた。
「いつもこんなに時間がかかるの??」千夏は時間を気にしているような感じだった。

とにかく出さないと終わらない。
耕太は固く目をつぶり、別なことを考えた。さっきジュニアを握って触診してくれた女医や巨乳の看護師のこと、バイト先の仲間でプールに行った時に目にしたバイト仲間の水着姿。
バイト先の後輩が水着姿のまま耕太のジュニアを扱いてくれる。そんな妄想をして、ようやく発射した。
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期待したほうがバカだった。
自己嫌悪に陥った耕太は自室にこもってしまった。
夕食も食卓では取らず、心配した母親がお盆にのせて持ってきてくれたのを半分食べただけだ。

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耕太が自室にこもって2日目。
全国の紅十字病院で一斉に臨時献精を行い、当面の精液製剤は足りるようになったので、紅十字病院では臨時採精室で使った会議室の衝立撤去工事を行なっていた。
(献精ルームでの採精を強化するため、病院から数名の看護師や職員が応援に出ていた)

千夏は病院の喫茶室で例の女医にその後のことを訊かれたので、話すと……
「ねえ、千夏さん。あなた、耕太くんとそういう関係じゃなかったの??」
「いくら幼馴染だからって、旦那の弟とそんな事するはずないですよ。先生、ひどいなぁ」
さらに、採精の時の様子も尋ねられたのでそれも話すと……
「あちゃー……まずかったぁ……」と先生。
「何がですか??」
「何がじゃないわよ。耕太君、今すごく傷ついていると思うよ」
「えっ」
女医は話を続けた。

ペニスを晒すことさえ厭わなければ、刺激があることで誰でも発射する男性提供者と違い、ある程度気持ちを込めて採精しなくてはならない女性採精ボランティア。
既婚者(人妻)が旦那以外の採精することができないのは、(女性ボランティアの)旦那に対する後ろめたさを考慮してのこと。
さらに、「献血50回以上」というのも実際は提供者の性的経験に期待しているので、童貞の提供者がよその人妻に採精されるようなケースは面接で撥ねるとのだという。
(逆に言えばカップル献精は体の関係があるカップル向けのボランティアである。)

女医は普段から幼馴染の義弟自慢をしている千夏と耕太の間に関係があると思い、採精室に通してしまった。さらに、耕太には女性経験が無いところに事務的に採精した千夏の態度も「初めての女性との接触」を期待していた本人のプライドを傷つけてしまっているはずだ、とも。

「私も(医師ということは隠し、看護師のふりをして)研修で献精の採精したことあるけど、私ですら見ず知らずの提供者にタンクトップとショートパンツの上から触らせて採精したのよ。胸も揉ませてあげたら喜んで出していたよ」
「先生……先生もそこまで??」
「うん。確かに献精は医療に必要なことだけど、あまりまじめに考えても……男の人を傷つけるばかり……」
「先生……どうしよう」

「そうねぇ……明日にでも私の診察室に連れてきてよ。OKを出しちゃった私にも責任があるし、なんとかするわ」
「どうやって……??」
「あのね」先生は語りはじめた。

まず、耕太君には献精精液が珍しい型であるかもしれないから検体が欲しい、と伝えて先生自ら用手法(手コキ)で採精する。採精の際はビキニ水着姿となり、体を触らせる。
二回目は先生の担当看護師、江口美菜(えぐちみな)に採精させる。

〜〜〜性的な面でだらしない女性看護師、江口美菜(26)は若い男の子が大好きで、通称「エロ美」と呼ばれている。紅十字病院に入り、最初は内科外来の看護師をしていたが医師と関係を結んだのがバレた。リハビリ科に転向したところ、若い理学療法士とできたあげく、若い男性患者への不必要な接触が多すぎると患者の家族に指摘されて病棟に転属。
患者が入院する病棟は看護師や助手など女性が多い職場だが、こともあろうに入院患者の男子高校生(18)のペニスをおしゃぶりしていた所をお見舞いに来た担任教師に見つかった。勤務時間外だったことや、エロ美(美菜)も高校生も双方合意であることを強く主張したためお咎めはなかったが、教師から報告を受けた保護者の意向で高校生は別の病院に転院した。
美菜は事務長から内々に退職を打診された。そんな美菜を高校の先輩で同じ病院の耳鼻科副部長を務める先生が「今度は私がしっかり監督するから」と引き受けて自分の部下とした。美菜はそれに応える形でまじめに過ごしてきた。ただ、今まで性的に奔放に過ごしてきたため、最近欲求不満っぽいことを先生は見抜いていたが、院内で問題を起こして欲しくないので、出入りの製薬メーカーの男性スタッフでも紹介しようかと思っていた。

その美菜ちゃんに耕太君の採精を指示して二人を個室に閉じ込めれば、美菜は大喜びで耕太君のペニスを弄り、その先まで進んで、成り行きで耕太君は満足できるのではないか。
千夏さんの義弟で身元もしっかりしているし、普段は遠くの大学に通う学生なので新学期が始まればお互いにつきまとうことも無いだろうし、病院の関係者や患者でないのは好都合だ〜〜〜

「せ、先生いくらなんでも……そこまで……」
「千夏さん、いくら耳鼻科から献精提供者を出すノルマがあるからって、童貞の義弟を連れてきたのはまずかったわね。あとは私たちに任せて。美菜ちゃんが受けてくれるのは間違いない思うわ」
「は、はい……」
「じゃあ、明日の11時30分。診察の最後に予約入れておくから。耕太君一人できてもらってね。あなたからだと言いづらいと思うから、耕太君に手紙を書くね」
「は、はい……ありがとうございました」そう言う千夏の眼は虚ろだった。
手紙に封がしてなかったので、千夏が駐車場でこっそり見ると
「あなたの精液は珍しい型かもしれないので、検体を頂きたいと思います。明日の11:30に耳鼻科に来てください。なお、採精の都合上、今日のオナニーは1回までにしてくださいね」と書いてあった。

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家に戻った千夏は、耕太の部屋を訪ねて「こないだの先生が明日、紅十字病院に来て欲しいって。後はこれを見てね」と手紙を渡した。耕太は黙って受け取って扉を閉めた。

耕太の兄は明日まで出張で留守にしている。
夜、耕太の母親は耕太の部屋から夕食の食器を回収してくると「後はよろしくね」と自室にこもった。
千夏はその食器を洗い、自室で洗濯物を畳みながら自問自答していた。

このままだと、明日、看護師で童貞キラーのエロ美は間違いなく耕太の童貞を奪いにいくだろう。エロ美とエッチした耕太は自信を取り戻して引きこもりから立ち直るのは間違いない。耕太は親の期待を背負って東京のセントラル大学に行っているという自覚はあり、エロ美にのぼせ上がることは無いだろう(耕太が地元の大学生なら流石に私も止めさせた)
でも……千夏は子供の頃を思い出した。同級生の4つ年下の小さな弟が「お姉ちゃん」と甘えてきたこと。好奇心からスカートをめくられ、叱ったら泣かれたこと……
また、耕太がおもらしした時、パンツを替えるのを手伝ったこともあった。小さなおちんちんは今でも記憶に残っている。
一人っ子だった千夏を姉のように慕ってくれた耕太。お祭りでは手をつないで歩いたこともあった。
そして3日前、ノルマに苦しむ千夏の無理な願いを聞いて、病院で協力してくれた耕太。確かに、弟の前で千夏が感じる所を見せたくなくて、スポーツブラやガードルで固めてしまったが、耕太は全てをさらけ出してくれた。
その彼の童貞が明日、仲の良い同僚で童貞キラーのエロ美に奪われる。いたたまれなかった。悔しかった。

旦那には悪いが、私も旦那もお互い初めての相手ではない。
交際中、旦那が取引先の病院の看護師と浮気したのを許したことでは貸しもある。
深夜0時。階段を降りる足音がした。そのまま風呂の戸が開いた。
千夏に迷いはなかった。
服を全部脱ぎ、タオルを巻くと風呂場に向かった。脱衣所でタオルを取った。
〜ガラガラ〜扉を開けると、耕太が洗い場で体を洗っていた。

「義姉さん……」
「耕太……こないだはありがとう。あの……背中を流させて」
「ち、ちょっと……いいの??。兄さんにバレたら殺されるよ」

「この間は耕太ばかりに恥ずかしい想いをさせて……ごめん」
「仕方ないよ。献精は医療的なボランティアだし、義姉さんは奥さんだし……何で??」

千夏は耕太の手から垢こすりを取ると、背中をこすりだした。
背中からお腹、脚……
「義姉さん、本当にまずいよ……母さんに見つかったら」泡越しに耕太のジュニアが勃起している。
「シーッ」
「義姉さん……」
「こないだは職場で恥ずかしかったから……でも、触っていいよ。あなた、がんばったんだもの」千夏は耕太の手を自分の胸に導いた。小さめだがふんわりと形の整ったバスト、ピンク色の乳首。
「や、柔らかい……でも、乳首硬いね」
「うん……わたし、すごくドキドキしているのよ。吸ってもいいよ」
耕太は千夏の胸に顔を埋めてきた。昔、迷子になった耕太を千夏が発見したとき、大泣きする耕太がこうやって胸に顔を埋めてきたっけ……
感傷に浸る間もなく、耕太は千夏の乳首を吸い立ててきた。
「んくっ、んんっ、はあんっ」千夏は声を堪えていた。
「どうしよう……興奮してきちゃった……声が出ちゃう」
「ぼくも……収まらない……」
「耕太、今日……抜いた??」
「抜こうと思ったらあの手紙に採精するって書いてあったから……抜いてないよ」

「耕太の部屋に行っていい??」「うん」

耕太と千夏は体を流し、風呂の栓を抜いた。
千夏は自分の部屋に寄って着替えを取ってきた。
千夏がタオルを巻いた姿で耕太の部屋に入ると、耕太の待つベッドにもぐりこんできた。

千夏は耕太のタオルを剥ぐと、ジュニアを口に含んで、カリを唇で弄び始めた。
「義姉さん……気持ちいい」
「逝くの??」
「このままだと……逝きそう」
「逝っちゃうと、今日は1回しか射精できないから、それっきりだよ」
「てことは、義姉さん……」
「いいよ。もらってあげる。でも、誰にも内緒にしてくれる??」
「もちろん」

今度は千夏が横たわったので、耕太はタオルを剥いだ。
胸は平べったくなっているが、手で揉みあげながら乳首を転がすと
「むぐっ、んんっ、んむううっ」と千夏が声を堪えていた。
千夏に導かれるまま、股間に手を回した。ヘアの感触を確かめながら割れ目に指を進めると……びしょびしょだった。
指を更に中に入れ、抜き差しすると割れ目の上の方に固い所を見つけた。
指でこすると「ああんっ……あんっ、だめ、今日は許して……そこ擦られると声が我慢出来ない。お義母さん起きちゃう」
「う、うん」
「もう遅いし、入れようか??」
「でも、コンドーム無いよ。義姉さん、持ってる??」
「私たちの使って数を減らしたら、あの人にバレちゃうよ。今日は大丈夫よ。でも、逝くちょっと前になったら抜いてね」

そう言うと、千夏は脚を広げた。割れ目をじっくり観察したいところだが、時間がないのと早く挿れたいので、そのままジュニアを脚の付け根に宛てがい、千夏のリードで中に進めた。
「あっ、あっ、んんっ」さっきまでお姉さんの表情をしていた千夏は、気持ちよさそうな顔になった。耕太はジュニアが熱く包まれるのを感じた。、本能の赴くまま千夏の腰を掴み腰を前後に擦り立てると突然気持ちよくなってきた。
「ああんっ、耕太、どうしたの??」
「気持よくて……出そう」
「お願い、抜いて。ゴムつけてないから」
「う、うん……」耕太は名残惜しかったが、ジュニアを抜いた。
千夏は起き上がり、耕太を横たわらせると、ジュニアを咥えた。
今度は舌の感触がジュニアを包んでいて、発射しそうになった。
「千夏さん……出る……」
「いいよ、出して……」
…………どくっ、どくっ…………耕太は千夏の口の中に発射した。

「義姉さん……気持ちよかった」
千夏はティッシュに白濁液を吐き出して
「おめでと……男になったね」

更に、パジャマを着た後、明日(いや、今日)の予定を伝えられた。
「採精は1回で良くて、二回目はエロ美さん、じゃなくて江口美菜さんへのご褒美ってというわけなの??」
「うん、だから二回目の採精はおまけみたいなものなのよ。エロ美としたくなければ1回だけでもいいよ」
(さすがに、採精そのものが心理的治療とは言えなくて、二回目の採精がエロ美と耕太へのご褒美というように伝えた)

それと、今のエッチが中途半端に終ったのが心残りなのか、千夏は
「夏休みに耕太がここにいる間は少し出来るかもしれない。あれだけじゃ可哀想だし、正直な所、私ももうちょっとしたかった。どうせしちゃったから1回も2回も一緒よ。あさってかその後の昼間にこっそりとホテルに行こうよ。だけど、秋から子作りに入るかもしれないから、その後はダメよ……耕太も早く彼女作りなさいよ」

そう言うと、自室に戻っていった。
──────────────
当日、朝から千夏は仕事に出かけていた。
耕太はシャワーを浴びて遅めの朝食を取った後、自転車で紅十字病院に向かった。
11:00すぎに耳鼻科に着くと、受付は義姉ではなかった。放射線科の応援に行っているらしい。ちょっとホッとした。
耳鼻科の診察は終わりを迎えていて、待合室の患者はまばらだった。
耕太の前の患者が診察室から出てきて少し間をおいて、最後の患者、耕太が呼ばれた。

「ごめんなさいね……献精ルームの方であなたの精液の検体が欲しいんだって」とこの間の女医さん。
「2回採精しますけど、いいですか??」
「は、はい……」
「では、江口さん。消毒をしてください。」ズボンとパンツを脱ぎ、診察台に横になった耕太のジュニアを看護師が消毒し始めた。
この子がエロ美こと江口美菜さんかぁ……ムチムチの体が看護服の胸や尻を押し上げているし、子供っぽいルックスが可愛らしい。
前回採精時の千夏とは比べ物にならない位丁寧にジュニアを消毒されたところで、カーテンの向こうから女医先生が現れた。
「後は私がしますから、片付けと二回目の準備をしておいてね」
「はい」美菜さん(エロ美)はカーテンの向こうに出て行った。

「昨日は射精しましたか」
「はい……1回だけ……」
「そうですか……では、時間をかけてしごきます。出そうになったら袋を付けますので言ってください」
そう言うと、先生は白衣を脱いだ……中はビキニ姿だった。
「せ、先生……その格好」
「お嫌でしたら白衣に戻しますが」
「い、いえ……キレイですね」
「でも、ちょっと恥ずかしいな。もうすぐ40なのよ」
「そうは見えないです」
「まあっ。でも私、これでも中学生の娘がいるんだけどww」
確かに、肌は少したるんでいるが、スリムな体にカップを丸く押し上げている胸。
見とれていると
「良かったら水着の上から触ってもいいですよ」と言われたので、おしりを撫でた。

生尻を薄手のビキニ1枚だけで覆っているので、やわらかくて暖かな感触がした。
胸も触ってみるが、ビキニにはパッドが入っていなくて、スグに乳首がブラのカップに浮き出た。
先生はローションを付けてジュニアをしごき出した。
尻から股間の合わせ目、そして浮き上がった乳首の先を指でくすぐると
「んくっ、はあっ」と恥ずかしそうに反応している。
股間の合わせ目をゴシゴシこすると、何か湿っぽくなってきた。図々しくも水着の裾から指を進めるとそこはぬるぬる。指を軽く動かすと
「あんっ」と体を仰け反らせてしごく手が停まった。
「もうっ、水着の中はダメよ」と先生が咎めたので、水着の上から胸を揉み、尻や割れ目を撫でたり、背中のブラ紐の感触を確かめていると射精感が起こった。
「先生、出そうです」
「ちょっと袋を付けますね」と、先生はジュニアに採精袋をつけ、猛烈に擦り立てた。
さっき、背中を愛撫するふりをしてビキニのブラ紐を緩めておいたので、ブラがはだけて先生の乳首が見えた。
「ち、ちょっと……ブラが……」
「先生、出ます。そのままお願いします」先生の乳首を見ながら耕太は言った。
「いいよ、出して」
…………どくっ、どくっ…………採精袋の中に発射した。
先生はブラがはだけたまま採精袋を密封し、ケースに入れた。

「もうっ、医者のブラ外すなんて!! 信じられない!! 耕太君のエッチ!! でも、協力ありがとう。あとは江口さんの指示に従ってくださいね」とブラがはだけたまま白衣を羽織った先生は採精袋の入ったケースを持つと、美菜さんと交代した。

美菜さんはジュニアを拭きながら
「診察室は12時で閉めますので、二回目の採精は別室で行います。支度をお願いします」と耕太に言った。
支度を整えた耕太と、採精キットの入ったバスケットを持った美菜さんが向かったのは、病棟最上階の個室だった。美菜さんは鍵を開けて耕太と中に入ると、後手で鍵をかけ、カーテンを閉めて室内は薄暗くなった。壁の照明を調節して、ほんのりと明るい状態になった。

「すみません、患者用のベッドは使えませんので、こちらへお願いします」と促されたのは、カバーをかぶせたソファベッドだった。普段は付き添いの家族が体を休めるのに使うようだ。

「二回目の採精は、特別に刺激させて頂きますね」と美菜さんは白衣を脱ぎ、ピンクのブラとショーツ姿になった。
「耕太さんも……」とズボンに手を掛けられ、ズボンとパンツを下ろされてしまった。
さらに、シャツもまくりあげられると、美菜さんは耕太の乳首に舌を這わせてきた。
「え、江口さん……そんな……」
江口さんは無言のまま乳首を舐めながらジュニアを擦り始めた。さっき、診察室で先生に抜かれたばかりなのに、もう勃起してきた。

「江口さん……すごい」
「よろしければ美菜って呼んでください。で、私でいいんですか??」
「何が??」
「先生からはしちゃってもいいよ、って言われたんですけど……」
「え、ええ……でも、採精なんですよね」
「それは大丈夫です」と、美菜さんは自分からブラとショーツを脱いでしまった。
色々聞きたかったが、美菜さんは、耕太の上にのしかかると、片手では掴み切れないぐらい大きな胸を顔に押し付けてきた。耕太は乳首を口に含み、胸を揉むと「あんっ、ああんっ」と美菜さんが喘ぎ声をだした。
そのまま上下入れ替わり、少し下に広がった胸を揉み、乳首を舐め続けると次第に美菜さんの声が大きくなってきた。
「ねえ、下も触って」……耕太がヘアの先にある美菜の割れ目を撫でると、びしょびしょになっていた。不謹慎だが昨日の千夏と比べると、愛液はサラサラしていた。
千夏が喜んだポイント……クリを見つけて皮をむくと「ひあんっ」と仰け反った。
「気持ちいいの??」
「うん……よかったら舐めてくれる??」
耕太は美菜さんの股の間に入って、割れ目やクリをペロペロと舐めた。
美菜さんの太ももで顔が挟まれてしまい、遠くの方で喘ぎ声が聞こえている。

美菜さんの喘ぎ声が収まり、「入れよっか……初めてだよね。私、上になるからそのまま横になっていて……」
「美菜さん……採精は??」
「だから大丈夫よ。ちょっと消毒だけさせてね」
美菜さんは、耕太のジュニアを消毒すると、勃っているジュニアに採精袋をかぶせた。そして、その上からコンドームをかぶせた。

全裸の美菜さんは耕太の上に跨ってきた。太ももの感触の後、ジュニアが暖かく包まれた。
「あっ、あぐっ、んんっ」美菜さんは顔をしかめながら耕太のジュニアを自分の中に納めた。

耕太のことを童貞だと信じている美菜さんは「どう……女のあそこは」と微笑んで尋ねてきた。
「き、気持ちいいです」と答えてみたものの、ゴムを2枚重ねしている状態だし、幼馴染の義姉のナマの感触も記憶に残っているので実はイマイチ。比べていると……
美菜さんが腰を前後に揺すってきた。ジュニアが美菜さんの中でグラインドして気持ちいい。
「あんっ、ああんっ、いいっ」美菜さんも気持ちよさそうな声を出している。
「ねえ、おっぱい揉んで」と誘われたので、手を伸ばして胸を揉むと更に美菜さんの声が大きくなり、上半身を仰け反らせている。

耕太は逝きそうになってきたので「美菜さん、逝きそうです」発射しそうになったのだ。
「まって、もうちょっと……私も……逝くかも」
「でも、僕も我慢できない……」…………もうだめだ…………どくっ、どくっ
美菜さんの中に出してしまった。(ゴム越しだが)

「逝っちゃったの」
「え、ええ……」
「もうっ」美菜さんはのろのろとジュニアを抜くと、ジュニアに被せられたコンドームと採精袋を取り外した。
裸のまま採精袋に封をして、ケースに入れると部屋の隅に置いた。
……あれ、納精は??……
美菜さんは引き続きジュニアを拭き始めたのだが、拭くと言うよりも何か刺激しているようだ。

「美菜さん……ちょっと……勃っちゃうよ」
「まだ勃つの?? もう、エッチね……ちょっとだけよ」と言いつつも、竿をしごく様子はとても清拭とは思えない。

「今度は私が下になるね……生でもいいよ、私、ピル飲んでいるから」と勝手に横たわった美菜さんの股ぐらの間に腰を入れ、そのままジュニアを差し込んだ。やっぱりナマは気持ちよかった。
何が何だか分からないが、本能に従ってピストンすると美菜さんは絶叫して体を仰け反らせた。今日の深夜1時から数えるとすでに2回発射していて、耕太は余裕があった。さらに美菜さんの要望でバックから突き刺して中に出してしまった。
美菜さんからジュニアを抜くと、白いものがとろり、とは出て来なかったが、ほんのりと赤く充血してぱっくりと開いていた。
濡れタオルを使って後始末をして服を整え、メールアドレスを交換していると……美菜さんの院内PHSが鳴った。先生からで
「いつまでやっているの??、そろそろ午後の診察よ。/あと、耕太君にもう一度診察室に来てもらって」とのこと。

──────────────

耳鼻科に戻ると、受付には千夏が座っていた。
「もう、昨日は物足りなかったの?? 随分時間かかったじゃない?」と意味ありげに笑われた。
診察室に入り、先生からは「耕太くん、だめでしょ、ここに来る前にお姉さんとアレを済ませていたの内緒にするなんて」と言われてしまった。耕太と美菜さんが連れ立って個室に向かったのを遠くから見た(耳鼻科受付の)千夏が動揺していたのを先生に見咎められて、白状させたとのこと。
そして、先生から白い表紙の『献精手帳』をもらった。本来は献血50回以上の篤志家でないともらえないものだが、若くて態度良好な提供者を確保するため、紅十字病院の病院長が献精手帳を交付するシステムがあるそうだ。
もっとも、院長がわざわざ(健康な人の)診察なんてするはずはなく、提供者を診察した医師の推薦があり、書類審査、精液検査、血液検査が合格であれば発行しているとのこと。
「これで、彼女さんがいなくても大丈夫ね。全国どこの献精ルームでも抜いてもらえるからね」といたずらっぽく微笑まれた。
夜、出張から戻った兄と、素知らぬ顔をする千夏、&母と夕食を囲んだ。
母は、兄が戻ってきたから耕太が引きこもりをやめて食卓に付いたのだと勘違いし、ひとりでテンションが高かった。食事を済ませると母はいつものように早々に床についた。
兄からは献精に協力したお礼を言われ、精液製剤を病院間で融通するのに営業車で走り回った話を少し聞かされた。
東京のとある病院では、精液製剤で○○病の治療を受けている患者さん達が薬が到着するのを待っていて、兄が愛知県から運んできた精液製剤が病院に着くと患者さんと看護師から拍手で出迎えられたと感動のストーリーもあったとか。
その間耕太の心臓はバクバク。でも、千夏は平気な顔をしていた。
(兄には耕太が献精したことは伝えたが、エロ看護師の美菜が採精したことにして話を合わせた。病院の先生や美菜も承知済み)

兄が風呂に入っている間
「結局江口さんとしちゃったんでしょ……もうっエッチなんだから……ねえ、耕太が大学に戻るまでにもう1回だけしてみよっか。でも、本当にあと1回だけよ……ねえ、いつにする??」と千夏から囁かれて、二人で顔を寄せあってカレンダーを見ていると耕太の携帯にメールが入った。

「美菜です。さっきはありがとう。あなたが大学に戻る前にデートにつきあってくれませんか?? 私の空いている日は……」

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