えちえち体験談

俺の体験したことを振り返ったらアニメみ..

2012/12/12 00:35カテゴリ : 恋人との体験談

とりあえず俺のスペック
当時は確か22歳だったかな。
身長は174で、フツメンだったと思いたい。雨上がりの宮迫に似てるとよく言われる。
母親は物心ついたときはもういなくて、顔も覚えてない。
親父は小学生の時に自殺。という事で叔父夫婦に育てられた。
高校卒業と同時に就職して一人暮らし。

俺のスペックはこんな感じかな。
登場人物がちょっと多いんだけど、名前考えるの難しいから好きなアニメのキャラの名前とかつけてく。

親父が自殺した理由は、母にDV、それで逃げられずっと会社とかでもイジメみたいなのにあってたらしい。
そういうの子供にはあまり話さないからイジメの内容とか頻度はわからないんだけど、当時は結構へこんだのを覚えてるな。

俺には中学の時から凄く仲のいい友達がいた。そいつの名前は鷹文(たかふみ)俺は家の事情とかあって結構クラスとかに溶け込めなかったんだ。
俺と鷹文が仲良くなったきっかけは、鷹文の家も両親がいないってことで親近感とかわいたんだと思う。
鷹文はイケメン、頭もいい、スポーツも万能って感じで女子から凄くモテた。
結構複雑な家庭事情を持ってる人って、当時、敬遠されるか逆に魅力のひとつになるかだと思うんだけど
俺は敬遠、鷹文はむしろステータスに変えてしまうようなやつだった。
鷹文は俺に変な気とか使わなかったからすぐに仲良くなった。

鷹文には姉と妹がいて、姉は俺の3つ位年上だったと思う。妹は一つ下。
鷹文は俺と同い年。
姉の名前は智代(ともよ)妹の名前はとも(Tomo)
名字は坂上でいいや。坂上の家も、父子家庭だったんだけど小学生の時に親父さんが蒸発?しちゃって、養育は貰ってたらしいけどほとんど3人で生活してるみたいだった。
俺はその坂上の家族みんなと仲良かったんだ。中学生のころから頻繁に遊びに行ってたし、姉さんとかにも凄くお世話になった。
成人してからは鍋を囲んでお酒とか一緒に飲んだり、本当おれもその家族みたいになってた。
どうでもいいんだけど、高校生の頃はともと一度付き合った事もあった。

それから智代には彼氏がいた。名前は朋也ってことで。
歳は智代の一つ上だったっけな。何か小説とか書いて賞とかに応募してた。残念なことにフリーターで貧乏だったけど、優しくていい人だった。
ちなみに鷹文は朋也のことは大嫌いだったんだけどw

展開はやいけど、22歳の時事件が起こるんだ。正確には事故なんだけど。
文字通り交通事故なんだけども、
運転してたのは朋也さん、助手席に智代、後部座席にとも。
梅雨の事だったんだけど、スリップして対向車と正面衝突。ともはシートベルトしてなくて外に放り出されてしまったらしい。

智代は幸運にも軽い打撲ですんだんだけど、朋也さんが頭打っちゃって、しかも打ち所が悪かったらしく還らぬ人に。
ともは一命はとりとめたけど、下半身が麻痺してしまって動かなくなってしまった。
自分では立てないし、感覚がないからおしっことかも自分でできなかった。年頃の女の子だったし、辛かったろうなって思う。
これがいろんな事の始まりみたいになったんだけど。なんかこうして文にしてみると人が死にすぎててわらえない。。。

この事故がきっかけに一番変わってしまったのは鷹文だった。

智代は父からの仕送りとかを使うのを凄くためらってた人で、俺が高校生のとき、智代は働いていたのだけど、その稼ぎとか自分の為にはほとんど使わないで生活費とかにまわすような女の子だった。
親がいなくなった時に一番年長だったのもあって、家族とそう言うのに一番依存してたのも智代だったと思う。
俺からすると凄いお姉ちゃん。お姉ちゃんの中のお姉ちゃんって感じだと思ってる。
家の事ばかりだった智代だけど、彼氏とかできて凄く幸せそうだったんだけど、その彼氏が原因でこう事故になってしまったという。
鷹文は自分がその場にいなかったから怒りとか、そういう感情をぶつける相手がいなくて辛かったんだと思うけど。
その矛先が朋也と付き合ってた智代に向かうんだ。

鷹文は、自分が姉に守られてたぶん自分は妹を守らなくちゃいけないみたいな事をお酒の席でよく言ってたんだ。
俺から見るとちょっとシスコンっぽくも見えたけど、でもこういう家族だからかすげーかっこ良くも見えた。
逆に姉には劣等感っていうか、コンプレックスみたいなのも感じてたらしい。
朋也さんは、立場上一番怒りの対象にされやすいポジションにいたんだけど、もうこの世にはいなかったからな。
とにかく鷹文はともの足が動かなくなった事は智代のせいだと思い込んでた。
しょうがないとは思うけど、見ていて痛々しいくらいだったな。
俺は、この頃は傍観を決め込んでたどうしようもない親友改め友人Aってかんじなんだけど。。。

朋也さんの葬式とか色々あって忙しかった頃、俺はひとりの女性と知り合う事になるのだ!!
とは言っても、実際にあったりはしてないし、顔も知らない人だったんだけど。
出会い系とかって思われるかもだけどちがくて、知らないメールアドレスからメールがきて、それをきっかけに話とかするようになった感じ。説明しにくいな。。。
高校生のころ、適当にアドレス打ち込んで送信して、返信来たらラッキー!みたいなのがはやったんだけど、それみたいな感じかな。
出会い系と大してかわらんなw
この女の人は千石撫子(せんごくなでこ)さん。電話では話したけど、特徴的なアニメ声って訳でもなく、普通の声の人。

千石は登場の頻度は多いわりに、いまいち重要な会話とかもないんだけど。結構重要なポジションに位置するから早めに登場させといた。
仲良くなって、電話とかしたりしてたんだけど。とものこととか、結構いろいろ相談したりもしてたな。

この頃の印象はやっぱり鷹文が変わってしまったって言うのが強い。
智代がともに接触するのも異様に嫌がってたし、ヒステリックを起すってああいう感じだったんだとおもう。
智代はいつも気丈に振る舞ってたけど、そのへんはやっぱり女の子で、かなり無理してる感じだった。
自身も自分が悪いって思い込んじゃってたし。朋也さんに線香をあげるのも躊躇してた。
自分が悲しむのはお門違いだって思ってるような。そんな強がりかただったな。

ここから少し話しが変わる。坂上の家の事から俺自身の話になるんだけど、興味なかったらほんとすまんw

俺は仕事場まで車で通ってたんだけど、日課っていうか、ちょっと家を早く出て公園で本読んだりサッカーボールで遊んだるするのが好きだったんだ。
別に幼女のパンちらが目的とかではなくて、普通に直接職場に行くのが嫌だっただけなんだけど。
ウォーキングしてるおばちゃんとかしかいないし。

ここら辺が俺的には一番アニメっぽいって思ったんだけど。女の人に声をかけられたんだよね。
正確には声じゃないんだけど。

初夏って頃だったと思うんだけど、ベンチに座って本を読んでたら女の人が近づいて来て携帯の画面を見せてくるんだ。
メール画面に書かれた分の内容は「こんにちは、何を読んでるんですか?」みたいな感じだったと思う。
もう分かると思うけど、声のでない人だったんだよね。この人とは凄く仲良くなるんだけど、会話は全部ジェスチャーか携帯のメール画面だった。
おかっぱ頭の黒髪、ボブって言うのかよく分からないんだけど、凄く可愛い人だった。
お互い自己紹介とかしたんだけど、この人の名前は綾波レイ(あやなみれい)
ってことで。
早朝の公園に行くのは日課だったんだけど、翌日も綾波は現れ、次の日も現れた。

俺は結構人見知りな感じなんだけど、綾波は結構人懐っこい感じだった。
写真が好きみたいで、いつも古いフィルムカメラを持ち歩いてたな。

それで当時、俺は何かの本に影響されたんだと思うんだけど。絵を描きたくなったんだ。
結構影響されやすい性格だからな。昔は部員の少ない美術部とか入ってたんだけど。とりたてて絵が好きな訳でもなかったし。
それで綾波に「俺、絵でも初めてみようかなー」って何となく言ってみたら。
「じゃあ私を描いてください」みたいな流れになって、引くに引けなくなった。
冗談まじりに「え?裸になれるの?」とか聞いてみたら「ヌードなんですか!?」みたいな感じで面白かったのを覚えてる。
声がでなくて浮世離れしてる風なのに、すっごく庶民的な反応で惹かれたなw

そんな感じで昔の画材とか引っ張りだしたりしたんだけど。流石に絵の具とか筆は使えそうになかったから新しく新調した。

夜とかは千石と電話したりしてた。俺は関東なんだけど、彼女は東北の方に住んでるって言ってたな。
朝に現れる綾波の話とか結構したりした。「可愛くていいこ」とか言ってた気がする。
あまり坂上の家の話が出てこないけど、普通に付き合いはあったよ。ともは俺に対して少しよそよそしい感じになってしまったけど。
鷹文と話すより、智代と二人で飲んだりの方が多かったかもしれない。
ともはリハビリとかあったしな。
その医療費の事とかで、智代に水商売を始めようと思うとか相談された事もあった。
俺も結構貯金あるから、早まる前に頼ってくれみたいな事は言えたと思う。

智代のほっぺに痣があったこととかあって「鷹文にやられた?」とか聞いても「ぶつけたー」とかしか言わないし、俺でもどこまで踏み込んでいいのか分からなくなってたな。
ある日の事なんだけど、智代がお金を貸してほしいと言う事で近くの居酒屋で会う事にした。
俺自身もずっと智代には頼りっぱなしだったから、頼られたことは純粋に嬉しかった。
居酒屋でいくら必要なのかと聞いたら、当時の俺には結構ぶっ飛んだ額だった。
俺「まじ?智代の事だから力にはなってやりたけけど。。。」
智代「体で払うから。。。」
俺「。。。。。。。」
リアルでこんな事言う人間がいるとは思わなかった。正直ちょっと引いたし。

智代は別に尻軽な女じゃないし、かなり硬派な方だとおもう。
でも、生活とかそう言う事に対する貪欲さからそう言う言葉が出たんだと思うから勘違いはしないでくれ。
結局、体はいらないけどお金は貸すよ。みたいな感じだった。
坂上の家との付き合いがこんな感じだったから、逆に綾波とか、千石と話してる時は凄く安心できた。
それで、鷹文と二人でお酒を飲む機会があったんだけど。鷹文の話は酷かった。
姉貴のせいでともが。。。とか。俺にとって鷹文はずっとあこがれの存在だったからこんな鷹文は見たくなかった。
それで喧嘩とかしたことない俺だが、鷹文と喧嘩になった。お酒を飲み過ぎて千鳥足になった鷹文をフルボッコにし、
その帰り、最悪の気分でコンビにたむろしてた不良に喧嘩を売りフルボッコにされるという痛い目をみる。
お金とられて最悪だった。。。

その翌日の話なんだけど、俺の会社には京都出身の男、忍野(
おしの)と、どこだか分からないけど関西出身の女、貝木(かいき)という人がいる。
二人に関西弁で馬鹿にされまくってへこんだのを覚えてる。
押野はどういう訳か、俺になついてくれてる後輩で、オタクだけどイケメンで頭もキレるという男。
押野「それ全面的に宮迫(おれ)はんが悪いやないですかw」
俺「そうなんだよねー、もうお酒やめるわ」
押野「でも宮迫はんが怒るとか想像つかんですはwほなそゆ訳で飲み連れてってくださいよ!」
そんなのりで話す人。
カラオケとかでミクとか熱唱しちゃう人なんだけど、どういう訳か憎めないひとw

また綾波との話に戻るんだけど。朝は絵を描いたりしてた。
仕事のない日は公園にも行く事はなくて、まったくあったりはしてなかったんだけど。ほとんど毎日あってたな。
もう分かってると思うんだけど。俺は綾波に惚れてしまっていたんだ。
それで、写真が好きならっていう口上で、どっか景色の綺麗なとこでも行かない?みたいな感じでデートに誘ってみた。
なんとかいい返事を聞けて俺は浮かれてた。
その翌週の休みの日に、近場の山に行く事になった。綾波はその日、いつも持ってるふるいフィルムカメラじゃなくて、デジタルの一眼レフをもってきてた。
まずは軽く麓の町っていうかでお昼を食べて、それからロープウェイにのって山の上の方に。
俺自身も綾波に心を開いてもらってると思って浮かれてたな。

夏なのに涼しくて、景色もよかったし結構楽しんだ。
綾波はずっとカメラと格闘してたけど。
俺たちはあまり会話はないんだ。綾波も携帯での会話はやっぱり疲れるらしいし、俺が話をふって、綾波は表情で応えるって感じかな。
その辺エヴァの綾波とは大違いだなと今思ったw

サンドウィッチとか作ってきてくれて、それを食べたり。楽しかったのを覚えてる。
夕方になって山を下りる。その帰りの車の中で告白した。
「好きになってしまったんで。宜しかったらお付き合いしていただけませんか?」そんな感じで。

しかし、ふられた。。。。

女の人と付き合ったのは高校生の時にともと付き合ったきりだった。それもとものほうから告白されたし。
人生初の告白はみごと失敗に終わりました。

翌日の朝、もう来ないだろうなって思ったら。綾波は何事もなかったかのように現れた。
「これ、昨日写真です。よかったらどうぞ」
そんな話をした。
もう、この人やっぱり何考えてるのか分からんよー!って当時は思ったなw
こういう、ふってもまだ一緒にいてくれる女の人の心理は今でもわからんわ。。。
また好きになっちゃうんじゃんて思う。

そう言えば書くの忘れたけど、山に行く途中、例の事故現場も通って花とかお菓子とか置いてあったの覚えてる。
俺は一度も行った事なかったけど。。。

俺はふられたことが結構ショックで、千石と話しとかして気を紛らわしてた。
失礼な話かもしれないけど、千石は聞き上手で、なんか包容力のある人だった。
だからこの頃は千石と電話したり、メールしたりが日課だったな。

この頃、また色んなことが一気に起こったから、書きにくいんだけど。まずは智代との事。
ある日、智代から電話がかかって来て「今から会えないかな?」って言われた。
俺は大丈夫っていって、綾波と会う公園で智代と会う事にした。
公園には俺の方が先についたんだけど、後から現れた智代の顔は酷かった。
目元とか、唇とか切れてた。
俺「鷹文にやられたの?」
智代「。。。。。」
俺「あいつ、殺しちゃっていい?」
智代「ダメに決まってるじゃん」
俺「。。。。。。」
智代「・・・ホテルいこうよ」

???

俺「意味分かんない。てか、俺だって怒るよ?」
智代「。。。。。。。」
俺「黙ってれば、耐えてればかっこいいとか思ってるわけ?」
智代「私だって。。。。」
俺「あん?」
智代「私だって泣きたいよ!甘えたいよ!!朋也に会いたいよぅ!!」
俺「。。。。。」
智代「恋人が死んでるんだよ!!私だって辛いんだよぅ。。。。」
たぶん、初めて智代が泣くのを見た時だったと思う。
かなりヒスってた。俺はお金とか、そう言うので力になってるって勘違いしてたけど。
精神的には本当になんにも力になってやってなかった。それを凄く後悔した。。。

智代を連れて、俺は坂上の家に上がり込む。
リビングにはお酒を飲んでる鷹文の姿。
このとき俺は智代と暴力は振るわないと約束してたから、手は出さなかったけど。やっぱり殴ってやりたかった。
俺「鷹文、お前なにやってんの?」
鷹文「何が?」
俺「智代にあたるのをやめろ。智代が悪くないのはお前も分かってるだろ」
鷹文「部外者は黙ってろよ。てか、姉貴は宮迫を手なずけたの?人選はかなりいいね」
この時、俺はキレる寸前。こんなの鷹文じゃないもん。。。
俺「おい、怒るぞ」
とかいいつつ胸ぐらを掴んで取っ組み合い。椅子とか、お酒の瓶とか派手にひっくり返ってた。
そのとき、階段の方で「ドタドタ!」って何かが落っこちてくる音。

ともが落ちて来た。自分の足にカッターとか刺して、血だらけになって落ちて来た。
鷹文、智代「とも!!!」
ともに駆け寄る二人。
とも「足なんていらないから事故に遭う前みたいにもどってよ!!」
ともの足は感覚がないから、痛みはないだろうけど。結構な出血量だった。

この後、俺の運転で病院まで行くんだけど。一番大人だったのは、一番の被害者であるともだったんだなって思った。
両親のいないともにとって、智代と鷹文は両親みたいなものだったらしい。そう悲痛な訴えがそこにいた俺たちには凄く堪えた。
でも、痛くないからって自分の滅多刺しにするって、ヤンデレアニメだよな。。。

この日から、鷹文と智代の関係性も少しずつ前みたいに戻って来た。
鷹文は俺に何度も謝ってた。
むしろ俺の方こそ謝りたかったけど。。。親友とか行って何にもできなかったからな。

とりあえず、坂上の家の方はこれで少し落ち着いた感じ。時間はかかったけど、今現在は仲良くやってる。
智代は恋人とかずっとできてないけど、朋也さんのお墓参りとか頻繁に行ってるし。
やっと、普通になった感じかな。

という訳で、次からは僕のお話になります。

俺は坂上家での出来事以来、結構へこんでた。
そんな様子が会社とかでも出ちゃってたらしくて、押野に「最近くらいんやないですか?ソープおごりましょか?」とか慰められた。
押野は俺がそう言うのあまり興味ないの知ってるから冗談で言ってるんだけど。

その頃かな、仕事帰りにコンビニで夕食を買ったあと、いつぞやけんか売ってボコボコにされた不良グループと遭遇。
不良「あれー、お兄さんひししぶりっすね」
俺「ああ、この前はごめんね、かなり酔ってて」
不良「お酒のせいにしちゃダメですよー、いい大人なんですからw」
もっともです、マジで否定できないから困った。
不良「今いくら持ってます?」
俺「え?」
という訳で、リンチにされたあげく、またお金とられた。
田舎のヤンキーはたちが悪いよー。。。

その翌日、顔面を崩壊させた俺を見た押野と貝木。
押野「あっれー、宮迫はんまたですか?wそんな酒癖わるなかったと思うんですけどw」
俺「いや、これは一方的に袋にされただけ」
貝木「そなん?宮さんに絡んでもそんなオモンなさそうやけどなあw」
ひでーよこの後輩たち。。。
俺「この前の人たちに顔覚えられちゃったらしくて。。。」
押野「ほえーwこわいなあwじゃあ今夜は僕おごるんで、3人で飲み行きません?」
俺「お金もとられたから助かるよw」
押野「ほな決まりやねw」
関西弁て、敬語なのかタメ語なのか判断しずらいよね。
俺は先輩後輩とかあまり気にしないからいんだけど。。。。

それで、居酒屋でお酒とか頼んでたんだけど、貝木と俺ばかり飲んで、押野は全く飲まなかったんだよね。
俺が「押野は飲まないの?」とか言っても「僕は今日タクシーの運ちゃんやと思うてくだはります?w」みたいな事言ってたw
貝木も「空気読んだってやw」とか言ってるし、よく意味が分からなかった。

ちなみに貝木は元々標準語を喋ってたんだけど、京都弁まるだしな押野のせいで、釣られて関西弁になってしまうらしい。
俺自信もこの二人に挟まれて会話してると訳の分からない方言使いだすしまつw

そんな感じで飲んで、押野が運転してるんだけど。俺の家に向かってくれる途中のコンビニ。俺がリンチに会うコンビニなんだけど。
押野がそこ見て「おらんなー、これはオゴリ損かいな。。。」とかつぶやいてた。

押野「宮迫はん、このへん公園とかあらへんですか?」
俺「え、あるけど、なんで?」
押野「いや、ちょっと漏れそうでしてw」
こうして公園の周りをぐるっと回って「お!宮迫はん、あいつらですか?宮迫はんどついたのって?」
俺「え?うわ!そうだよ!!ちょ、トイレなら別の場所にして!!まじ怖いから!!」
押野「wwwww相変わらず、訳の分からんびびりやなーw実際やったら宮迫はんのが強いやろーw」
とかなんとか訳の分からない事を言い出して普通に公園の駐車場に車を止める押野。
不良どもは俺の車覚えてるからもう大変。。。

俺「ちょっと!押野!!!」
押野「だいじょぶやってw顔覚えられたゆうとったし後々たいへんやろ、せやから、ちょっと話し合うだけやって」
貝木「ahahahahaha!!!!」
貝木は泥酔中。。。

押野「お兄ちゃんたち、ちょいいいですか?w」友達に話しかけるようなノリで押野は話しかけてた。。。
不良「あれ、昨日のお兄さん。仲間とかよんじゃったんですか?w弱いくせに卑怯ってw」
ちなみに不良グループは10人近くいる。。。
押野「このお兄さんが喧嘩ふっかけたんやろ?それあやまっとるし、ゆるしたってやw」
押野のこのノリは全くついて行けなかった。

不良「関西弁のお兄さんも弱いんですか?w」
押野「せやなー、喧嘩はあんま好きんくないなー。でもこのお兄ちゃんには日頃お世話んなっとるからなぁ。。。義理ははたさんとやねん」
俺いつお世話したっけ!?
不良「へー、かっこいいねー。で、喧嘩ですか?」とか言って立ち上がる不良s
押野「待ち待ち!話あおうてw話せばわかるwちゅーかその銀のシート、ハルやな?しょぼいもんつことるのお。。。」
俺「え?麻薬?」
押野「いや、ただの睡眠剤ですわー。一時期はやっとったようですけど、まさか今時こんなんで遊ぶひとがおるとわのー。咳止めのがまだいいんとちゃうん?w」
やべー、押野こえー。。。

不良「お兄さんもやってるん?」
押野「やるも何もただの睡眠剤やないかw子供の遊びはかまへんけど。あんま調子こくと怖いひと出てくるでw」すごむ押野。笑顔ですごむのマジ怖い。。。

不良「別に法にふれてねーし」
押野「せやなー、でもそれ何処かで買うたん?売ったりしとらん?そっちは違法やでwてゆか君ら未セーネんやろー。お酒とタバコは犯罪やなー。。。」
不良「てめーには関係ねーだろ!」そう言って立ち上がる不良。
押野「ちゃうねん!これは交渉やねん!この人に今後手出さんかったらこのこと黙っといたるってだけや。最近の若いのは怖いのうwそれともなんや?ホンマに相手したろうか?」ここで真顔。怖すぎ。。。
これには不良もビビったらしく。おとなしく「わかったよ」とか言ってた。
押野「いいこやなーwそれと最後に、この人からとったお金返し。それ僕の飲み代や」

おい!

これで一件落着なのか分からないけど。
押野に「お前もしかして怖い奴なん?」って聞いたら「なにゆうとるんですかw全部はったりですわw」とか言ってた。w
「実際喧嘩になっても、いい勝負はできる思いますけど、勝つのはちょっと無理やなw最近の若いのは元気やからw」らしい。
こういうハッタリを使うときは、どっちが上かをまずちらつかせて、なおかつ逃げ道を作ってあげるといいとか言ってた。
不良も馬鹿じゃないから、デメリットの多すぎる喧嘩はしないらしい。
「宮迫はんには無理やと思いますけどねw宮はん顔が正直やもんw」って言われたけど。

俺からすると押野は凄くかっこいい人なんだよな。だからちょっと本筋とは関係ないけどこんなエピソードを書かせてもらった。
てか貝木。。。「ahahahahaha!!!」しか言ってない。。。

そんな感じで、押野は凄い奴だってことを伝えたかったんだけど。その理由はちゃんとあって、この数日後。押野が休憩室で俺の携帯を勝手に見てたんだ。
ちょと会話多くなってうざいかもだが許してくれ。。。
俺「押野、お前なんで俺の携帯もってるの?」
押野「ほえ?ポッケからストラップ出てたんで、仕事中に引っこ抜かせてまらいましたわw」
俺「引っこ抜くなよ!!!」
押野「てか宮迫はん、この千石ゆう女の人って彼女ですか?」
俺「何をみた?」
押野「今メールをみとるとこですわ」
俺「彼女じゃないよ。顔も知らないし」
押野「え?wめっちゃ電話とかしとるやないですかwもしかして出会い系?www」
強く否定できないのが悔しい。。。

俺「そんな、感じだよ。別にいいだろー」
押野「そんな拗ねないでくださいよw僕やて出会い系とか登録した事ありますしwサクラしかおらんくて泣きたくなりましたけどw」
ちなみに押野は本当にイケメン。なんでこんな風に育ってしまったんだろう。。。
押野「好きなんです?この千石ゆう人のこと?」
俺「いや、そんなんじゃないよ。てかこの前振られたばかりだっていっただろう」
押野「そーですねwでも、この女はやめた方がええですわー。」
真顔でそう言う押野。。。
俺「え?なんで?普通にいい子だよ」
押野「あやしすぎや」
どこが?まあよく分からない知り合いかたしてるし否定はできないけど。。。

俺「どこがやしいの?まあ出会い系とかなら怪しくない方が少ないと思うけど」
押野「いや、そう言う事やのうて、この千石ゆう人、東北の人ですやろ?」
俺「そう言ってたけど」
押野「この、宮迫はんが例のふられた女の人と山登りに行った後の話なんですけど」そう言って俺に携帯を見せる押野、てか、忍野の漢字が途中で変わってる!!!
気づかなかった。。。
忍野「千石はんに、事故現場のお花の話ふってはりますよね?」
俺「。。。それが?」
忍野「宮迫はん、ご友人の事故現場に添えられてたお花、花の名前しか言うとらんやないですか。なのに、なんで千石はんは花の色まで特定できはるんです?この花、いろんな色ありますし、おかしいやないですか」

俺「言われてみればそうだけど、単に千石がその色しか知らないだけじゃないか?」
忍野「んー、そうとるのが普通なやろうけど。僕の考えすぎですかね?それならいいんですけど。。。」

どうやら忍野は、実際に見ていない花の色を断言した千石に違和感を覚えてるらしい。
この辺忍野の感覚はよく分からない。俺だったらそんな疑問すら浮かばないのに。最初のほうに書いたけど、忍野はとにかく頭がキレる。
てか洞察力が凄いのかな。違和感を持つともうそれが気になってしょうがなくなるらしい。
俺には全く分からない感覚だわ。。。w

俺「忍野、一つ聞いていい?」
忍野「スリーサイズ以外ならなんなりと」
俺「そんなもの興味ないわwなんでお前みたいな凄い奴が、俺みたいな普通の人間を慕ってくれるの?お前あまり他の上司にもなつかないじゃん」
忍野「宮迫はんは普通だから凄いんやないですかw」
俺「は?意味分からんw」
忍野「こういう話はしていいのか迷いますけど、宮迫はん、小さい頃にご両親自殺しとるらしいやないですか。それで、普通に育つ人間て、僕は天才を育てるより難しい事やとおもっとるんですよ」
俺「別に気にしなくていいぞw」
忍野「そうところや。そういうとこがカッコええんやw普通はグレルなり、自分の価値観を人に押し付けがちになるんやけど、宮はんは、普通やからね。そこが好きなんですわw」
らしい。自画自賛の文とか書いてて嫌だけど、これをきっかけに忍野の言葉とか無条件で信じるようになったから書かせてくれw

それから俺は少し千石に対して警戒するようになった。
朝は綾波とあっていたけど。結局絵は完成して、本当はもう会う必要もなかったんだけど、なぜか綾波は毎朝現れてくれた。
日々もう一度告白したくなる衝動と戦ってたわw

俺はやっぱり綾波が好きだったからね。言葉は話せない子だったけど。それ以上に表情豊かで。なんか不純な感じが全くない人だった。
歳は俺と同じくらいだったんだけど。それくらいの歳になるとやっぱり清楚間とか薄れてくものだと思うし。。。
別にロリコンって訳ではないが!

仕事が終わってからは千石と電話とかをする事が多かった。
千石「身近に宮迫さんみたいな人がいたら好きになっていたかもしれないですw」
そんなことを、冗談まじりにでも言われたりしてた。正直悪い気はまったくしない。むしろ、男とは単純で、いい気分になってしまうw
でも、忍野に言われた事があったから、少し警戒していた。カマをかけてみたりもした。
俺「そういえば○○の店、塗装変えたよね。あれってどう思う?w」見たいに聞いても「実際見てみない事には何とも言えないですよーw」と、引っかかったりもしなかった。
やっぱり忍野の思い過ごしなのかなとか思った。むしろ俺はそうであってほしかった。
この電話とかだけの関係って言うのも気に入っていたし。

その頃、俺の恋が完璧に終わるときがやってくる。。。
朝の公園で綾波に「私、引っ越す事になってしまったので、もうここには来れなくなってしまいそうです」と言われた。。。
じゃあ、連絡先を教えてくれないかな。といっても断られ。お見送りにいくよといってもやんわりと断られてしまった。

という訳で、唐突にも綾波とのお別れの日がやって来た。
本当に辛かった。めっちゃすきだったからなあ。。。

俺のあまりの落ち込みようを見て、忍野と貝木はよくお酒に付き合ってくれたりした。
忍野なんて「そんなに好きなんでしたら、僕が行き先とか調べましょか?」とか言ってくる。
忍野だと本当に調べ上げそうで怖かったw

朝、俺は相変わらず公園に足を運んでいたのだけど。やっぱり綾波は来なかった。そんな日が一ヶ月くらい続いた。ちなみに、時間軸とか全然書いてなかったけど、この時はもう春だったと思う。
綾波との関係は終わってしまったけど、千石とはずっと仲良くしていた。
綾波の事とかもいろいろ話したりもした。
千石は「もう忘れた方がいいよ。きっと、もっと素敵な人が現れるから」って言ってくれたり。
結構真剣な感じで「宮迫さんのことが好き」とかも言ってくれた。
でも、やっぱりおれは綾波が好きだったのです。。。

そんである日、職場の休憩室でタバコをすっていた時。
忍野「宮迫はん、ちょっと時間あります?」いつもの忍野だったら気にせず俺を引っ張ってくから、この言葉は少し意外だった。
俺「どした?めずらしいな、なんかミスでもした?」
忍野「いや、そういう事やないですw結構前ですけど、千石はんとか言う人と連絡とりあっとりましたよね?その人名前なんて言いましたっけ?」
俺「ん?撫子だぞ」
忍野「ほんまですね?」
俺「千石が嘘をついてないならそうなるなー」
忍野「。。。。。。」
それを聞いて黙る忍野。
俺「どした?」
忍野「僕、宮迫はんにとって少しショッキングな話しますけどいいですか?」
俺「こわいなwwwwwどした?」
忍野「宮迫はんのご友人、1年くらい前に事故起してはりますよね?」
俺「おう」
忍野「僕、気になってちょっと調べたんですけど。。。。事故の相手の車の運転手。千石撫子はん言うんです」

そう言えば、相手の運転手の名前は聞いた事なかった。過失はほとんど朋也さん方になったから、相手の方は名前とかもほとんどでなかった。
俺「。。。偶然じゃなくて?」
忍野「。。。いえ、その可能性はゼロやないです。でも、怪しさが異常に上がったのは事実ですわ。。。」
俺「。。。。。」
忍野「いや、ほんと。よけいな事してえろうすんません。。。」
俺「忍野が謝ることないだろwこっちは教えてもらえてありがたいよw」
忍野「でも、宮迫はんは綾波ゆう人が好きなんですよね?でしたらそこまで気にせんことです」
俺「うん、わかってるよw」

とかいいつつ、俺は全力でその事故のときの事を探った。

辛いだろうが、俺は最初、智代にいろいろ聞いた。
でも返事は、パニックになっててそのときの事はあまり覚えてないだそうだ。。。。
馬鹿かもしれないが千石にも直接聞いた。以後、連絡は取れなくなった。まあ、当たり前だ。。。当時の俺は結構パニクってて冷静な判断ができなかったのかもしれないわ。。。
他にも警察署にも行ってみたけど、個人情報は教えられないと門前払い。これもあたりまえだw

もう、露骨に病んで行く俺を見て、忍野とかは凄く心配してくれた。それと同時に罪悪感も感じていたようだけど。
ほんとすまない忍野。。。。

見るからに疲れてる俺をみて忍野が声をかけてくれた。
忍野「宮迫はん。宮迫はんは、千石はんみつけてどないするつもりなんですか?」
俺「んー。わかんない。もうよく分からん。とりあえず、会いたい。それから考える」
忍野「会う方法、教えたりましょか?」
俺「え!?」

俺「居場所しってんのかよ!?」
忍野「や、居場所は知らんです。会える確率は50%ってとこですわ。ギャンブルみたいなものです」
俺「なんでもいいから教えて!ソープおごるから!!」
忍野「宮迫はんチョイスのソープとか行きとうないわw冗談は抜いて、ホンマに会えるかもしれんです。でも、間違ってもご友人の敵を取ろうとか思わんでくださいよ?」
俺「俺はそう言うの興味ないから」
忍野「せやなあwやっぱかっこええわー宮はんwてか、もの凄く簡単な方法やし。それが思い浮かばん宮はんはよっぽどパニクってるんだと思うんですよ」
俺「もったいぶらずに教えて!!!」
忍野「お墓いったらええやん、ご友人の」
その手があった!!!

忍野「もうすぐご友人の命日ですやろ?ジャスト1ヶ月前後。それと当日の前後10日くら張っとったら会える確率は高いとおもうですよ」
俺「お前は馬鹿か。そんなに会社休めるわけないだろ!」
忍野「せやなあwまあそこは僕がなんとかしますわw命日のちょうど前後1ヶ月、それと当日の前後10日。合計22日やなあ、有給とか全部あててもらわんとですけど、宮はん気にせず行ってきてくださいw」
俺「なんとかって、なんとかできるもじゃないだろ」
忍野「いえ、だいじょぶですw僕には奥の手があるんでwほんま、気にせんといて、僕の巻いた種やしなあ。。。。w」
忍野いい奴すぎる。。。。

それで、俺は朋也さんのお墓の前を張ることになる。。。

命日の一ヶ月前。千石が現れても顔を知らないのだから特定できないだろう。とか思ってた。
忍野いわく「大丈夫。雰囲気で100%分かりますわw」らしいので信じて待つ事にした。
結局その日は現れなかった。

その10日前から俺は飲み物とか、食べ物とか持って車の中からずっと見張ってた。
なんだか刑事になった気分だとか思ったけど。ただのストーカーだなと考えを改めて鬱になった。
朋也さんの命日の3日前。夕方、梅雨の晴れ間なのか雨は降ってなかったのを覚えてる。
彼女が現れました。
忍野の行った通り、100%分かるわ。てか分からなかったら異常だ。
花を添えて、線香を持った彼女は僕の良く知る。声のでない女性。綾波レイだったのだから。。。

なんか、小説みたいに書いたけど。ぶっちゃけ「ええええええ!?」って感じだった。
最初はやっぱり疑った。なんで綾波がいるんだよ!!!って。
でも、忍野が千石と会う事を妙に嫌がってる理由とか凄く合点がいって、やっぱりそう言う事なんですよね。ってなった。

そもそも綾波は声でないじゃん。っていろいろその考えを否定したけど。
声が出ないっていう証拠は?って聞かれたら、まったくこたえ足れないし。。。

驚きながらも俺は車から降りる。
俺「ひさしぶりー、綾波」
綾波「!?」

ここで俺に会うとは全く思ってなかったんだと思う。凄く驚いてた。
綾波はあわてて携帯を取り出して何かを打ち込んでる。
俺「朋也さんのお墓参り?千石」
千石「。。。。。。」俯く千石。
俺「見事に騙された」
千石「。。。まさか、命日でもない日に宮迫さんに会うとは思いませんでした」
綾波の容姿で千石の声。最初はもの凄く違和感があった。
俺「友人に、とんでもなく頭のキレる奴がいてね。そいつが、恐らく日にちずらすだろうって」
千石「電話で聞かれた時に、バレてしまったのは分かりました。でもここまでするとは思いませんでした」
俺「うん、ごめん。でも、綾波と千石が同一人物だってのは知らなかったな。正直驚いた。千石とあっても何を話すのか決めてなかったし」
千石「。。。。。。」
俺「好きです。よかったら俺とお付き合いしていただけないでしょうか」
俺は二度目の告白を決行した!

千石「付き合える訳ないじゃないですかっ!!」
そりゃそうだ。過失はないにしろ。俺の知人を殺してるんだから。。。
俺「俺が嫌いだから?」
千石「違いますよ。。。好きですよ。。。散々行ったじゃないですか。。。」
俺「俺の友達。本当に凄いから。次は住所とか調べてもらっちゃうかも」
千石「。。。ストーカーですか。。」
俺「否定できないのが悲しいな。。。w」
千石「でも。。。ご友人の家族に会わせる顔がない。。。宮迫さんにも迷惑がかかる。。。」
俺「会う必要ないし、そういう迷惑なら別にいい。付き合ってほしい」
千石「。。。よろしくお願いしますぅ。。。」
むっちゃ可愛かった。
よっしゃあ!!!!!って気分にはとてもなれなかったけど。そのときの俺は間違ってなかったと思うし。
今も間違ってたとも思わないなあ。

という訳で、一応ハッピーエンドで終わった。
後はいろいろ補足なんだけど。まず千石が俺の携帯のアドレスを手に入れたのはいつだったのかってこと。
それは朋也さんの葬式のときだったらしい。要するに綾波の姿で、普通に同じ場所にいたって事だ。
坂上の家に行くのは怖くてできなかったらしくて。せめてともの容態くらい知りたいってことで、俺のアドレスを抜いたらしい。。
犯罪だぞおいーー!!!

後は忍野が俺を休ませてくれる為に使った奥の手なんだけど。単純に社長に直談判+土下座だったらしい。。。うちは夜勤もあるんだけど、俺が休んでる間、忍野は中や両方仕事してたらしい。
本当に頭が上がらないわ。。。

千石は電話で俺と話したりしてるうちに実際にあってみたくなって、声は知られてるからって言う理由で、声のでない女性、綾波として現れたらしい。
俺が朝公園で本とかよんでるって言うのも千石には言ってたし。

俺もあの日お墓に現れたのが綾波だったって言うので、全部つじつまが合った。

俺は千石と付き合ってる。そろそろ結婚とか考える歳なんだけどな。

坂上の家には一応報告してある。まだお互い会えてはいないけど。
それでも、受け入れようとしてくれてるからやっぱり坂上の人間は凄い人ばかりだなっておもうよ。

ともも今は働いてるし、ちょっと体が不自由な人がする仕事とかもあるみたいで、げんきにやってるよ!

忍野はかっこいいよなw俺もああいう風にないりたいけどちょっとハードル高いわw
てか、凄い奴なんだけど。普通にオタクなんだよなw

なんか、アニメ見たいとか言ったけど、実際俺の周りの人が複雑すぎてそうなっただけなんだよな。
こうして書いてみると、俺なんもしてねー。。。
貝木並みにいいとこないじゃんかw

貝木の話はまた今度

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