えちえち体験談

思い出話だけど、以前病院で事務当直の仕..

2010/05/15 11:24カテゴリ : 恋人との体験談

281 名前: えっちな18禁さん 投稿日: 2009/09/04(金) 00:24:33 ID:5zceWQoo0
思い出話だけど、以前病院で事務当直の仕事をしていた時、 
(事務当直って要は夜の病院の事務員のことね) 
「鬼姫」って仇名されてる外科の女医さんと仲良くなった。 

この先生は俺より5つ上だったから、当時35歳。 
背が低くて見た目35といってもどこか幼さの残った童顔の美人さんだったんだけど、 
気が短くてすぐに怒鳴り散らす、しかも空手の有段者というメチャクチャ怖い先生で、 
皆から一目置かれてて「鬼姫」って仇名されてたんだ。 

後輩の研修医とか何度怒鳴られてたか。 
腕は良かったみたいだし、どんな患者でも受け入れてくれるから患者からの人気は高かったけど、 
我々病院関係者の間では正直評判の悪い人でした。 
282 名前: えっちな18禁さん 投稿日: 2009/09/04(金) 00:32:02 ID:5zceWQoo0
俺もこの鬼姫様には何度怒られたか。 

初当直で顔合わせをした時、見た目美人だからいいなあ、と思って幻想抱いたのもつかの間、 
「カルテの用意が遅い」とブチ切れられて事務部長に報告されたり、 
患者の主訴(要は病状の訴え)をしっかり聞け、と怒鳴られたりそりゃさんざん。 
この人と一緒に当直で入る時は激鬱状態でした。 

けどどっか魅力的な人だったのも事実で、 
当直業務を始めて1年くらいしたころ、何のきっかけか忘れたけど、 
夜中にコーヒーをこの鬼姫様におごってもらってしばらく雑談をしてから、 
急に打ち解けるようになった。 

話してみると結構ざっくばらんでさっぱりした性格の人で、何かのきっかけでこの人が、 
「この世界って何だかんだで男社会でしょ? 気が付いたらこんな風になっちゃって」 
と自分が病院関係者の受けが悪いことについて、 
そのことを自虐的に話しながら寂しげな頬笑み浮かべる彼女の横顔に完璧惚れました。

 
283 名前: えっちな18禁さん 投稿日: 2009/09/04(金) 00:36:50 ID:5zceWQoo0
打ち取ったといっても、仕事については相変わらずうるさくて、 
不手際があると速攻で彼女の雷が落ちてきたけど、 
けど、それ以外の時間がある時は結構雑談をしたりするようになって、 
いろいろ二人で話をするようになった。 

いろいろ話をしていてわかったことは、 

・彼女は過去に一度離婚歴があって現在一人であること(子供はいないとのことだった)。 
・仕事が忙しいから、全く出会いがなく結構孤独であること。 
・このまま年をとっていくことにどこか不安を感じていること。 
・けど今の外科医の仕事には誇りを持っているし続けていきたい事。 

などで、今思うと結構赤裸々な話を聞かせてもらったなあ、と思うし、 
それ以上に当時の俺は、 
「これは頑張ればもしかすると」という厭らしい計算をしておりました。

 
284 名前: えっちな18禁さん 投稿日: 2009/09/04(金) 00:41:06 ID:5zceWQoo0
自慢じゃないけど、この当時の俺は生まれてからずっと彼女なんていなかったし、 
しかも職場が同じで何かと噂を立てられやすい危険がある、 
この鬼姫様を口説くなんてものすごく大それたことだったんだけど、 
そんな不安をかなぐり捨ててなりふり構わずがんばってました。 

出来るだけ彼女と一緒に当直に入るようにし、 
雑談をしたりするようにして何とか彼女との距離を縮めようとしてた。 

それから思い切って食事に誘ったのは彼女に本気になって大分経ってからだった。 
当直明けにこっそり医局の前で待ち伏せて彼女に思い切って声をかけると、 
「いいよ、じゃあ今度行こうか」 
とあっさり約束を取り付けることが出来た。 

あのときは嬉しくて天にも舞い上がる気持ちだった。 
285 名前: えっちな18禁さん 投稿日: 2009/09/04(金) 00:45:59 ID:5zceWQoo0
初めて行ったお店はとあるステーキハウス。 
彼女肉が好きだという話を聞いていたので、いい店を探していたんですね。 

店の近くの駅で待ち合わせをして、 
1時間前に待ち合わせ場所に向かうと、驚くことに鬼姫様は先におりました。 
時間を間違えたかもしれない、と思って恐縮していると、 
「ごめんごめん、あたしいつもこんな風なんだ。相手待たせるの嫌なの」 
とけらけら笑ってました。 

この時は11月の某日。 
真っ黒のコートに身を包んだ彼女が病院で見慣れた白衣姿と違って妙に色っぽくて、 
ドキドキしながら店に向かったのを覚えてます。 
286 名前: えっちな18禁さん 投稿日: 2009/09/04(金) 00:51:59 ID:5zceWQoo0
この店で何を話したかって実はあまり覚えてない。 
緊張してた方が先だったから。 

ただ、食事を終えた後意外な展開があって、 
「まだ時間早いし、どっか飲みに行こうよ」 
と彼女に誘われて、別の居酒屋に行くことに。 

ここでお互い飲みながらダラダラとしゃべり続けてました。 
彼女は酒に強いのかかパかパ飲んでるんだけど、全く酔う事もなく、 
逆に酒に弱い俺は少し飲んだだけで顔が真っ赤になってしまい、 
彼女にからかわれたりしたものです。 

会話はこっちの居酒屋の方がリラックスしていたためか盛り上がって、 
仕事の事はもちろん、お互いのプライベートのことでいろいろと話題は尽きず、 
楽しい時間を過ごせたものでした。 
287 名前: えっちな18禁さん 投稿日: 2009/09/04(金) 00:56:28 ID:5zceWQoo0
終電が近くなって帰り際、情けない話だけど、 
酒に足を取られてふらつく俺は彼女の肩を借りながら駅まで歩く始末。 
「男なのに情けねえなあ」 
と鬼姫様はそんな俺に呆れながらもずっと肩を貸してくれてた。 

それで駅での別れ際。 
酒に酔ってたからだろう。思い切ってそのまま告白してた。 
相変わらず足元ふらふらさせながら。 
告白するシチュとしては決してほめられたもんじゃなかった。 
288 名前: えっちな18禁さん 投稿日: 2009/09/04(金) 00:58:49 ID:5zceWQoo0
案の定、 
「もう少しムードっていうものが欲しいんだけど」 
と彼女は少し不満げにうつむいてこぼしてたけど、 
「こんな私でよかったら喜んで」 
とあっさり快諾してくれた。 

嬉しくて気が付いたら彼女の事思い切り抱きしめてて、 
そんな俺に鬼姫様も背中に手をまわして抱きしめてくれてた。 

まあこうして俺に生まれて初めての恋人が出来たわけです。 
一番恐れてた女医さんと付き合うことになりました。 
289 名前: えっちな18禁さん  投稿日: 2009/09/04(金) 01:03:03 ID:5zceWQoo0
付き合うようになっても職場ではそれは一切極秘にしてた。 
何言われるかわからないし、彼女の職場での立場もあるから。 

てか、当直時、鬼姫様は俺に対しては一層厳しくなり、 
怒鳴られることが頻繁になって、さらに今までのように口を聞くこともなくなった。 
これはお互いの関係を疑われるのを避けるためだったんだけど、 
あまりにもそれが徹底していて不安になるほどだった。 

もっともいつも当直明けにメールをみると、 
「ごめんね」 
って彼女からのお詫びのメールが入ってたし、 
夜中に電話で長話をしたりすることも少なくなかったので、 
二人の関係がおかしくなるってことはなかったんだけど。 
290 名前: えっちな18禁さん  投稿日: 2009/09/04(金) 01:09:28 ID:5zceWQoo0
けど医者って半端なく忙しいから彼女はほとんど休みが取れず、 
なかなかお互いの都合が合わないから、一緒にデートに行ったりとかってすごく難しかった。 
だから付き合うようになってからもセックスも何もなし。 

最初のうちは彼女と付き合えるようになったって満足からあまり気にならなかったんだけど、 
このことに不満を感じそうになってきたころ、彼女が今度長期休暇を取れたって言ってきた。 
正月明けの事です。 

そこで、お互いたっぷり二人きりの時間を楽しもうと、 
1週間かけて温泉旅行に行こう、ということになりました。 

正月明けということもあって旅館の予約も取りやすかったんだけど、 
なぜか彼女は旅館より二人きりになれる貸別荘の方がいい、といってきたので、 
温泉付きの貸別荘を1週間借りることとなりました。 
291 名前: えっちな18禁さん 投稿日: 2009/09/04(金) 01:17:30 ID:5zceWQoo0
出発当日駅で待ち合わせ。 

興奮してろくに眠れなかったために目が真っ赤に充血している俺を、 
彼女はからかいながら笑ってたけど、 
「楽しみなのは私も一緒」 
とうんと背伸びして俺の耳元に囁いてきた時は、その色っぽさにドキリとしてしまいました。 

初めてのデートの時と同じ黒いコートを身につけてて、それがすごく似合ってた。 

特急電車に2時間ほど乗り、その後バスに乗り換えて貸別荘へ。 
受付事務所で手続きを済ませた後、自分たちの別荘に向かいました。 

情けない話、この時少し足が震えておりました。

 
292 名前: えっちな18禁さん  投稿日: 2009/09/04(金) 01:25:21 ID:5zceWQoo0
借りた貸別荘は思ってたよりも結構大きく中も広かった。 
値段は張ったけど、それに見合ったぜいたくな作りで、 
彼女と驚きの声を上げたのもつかの間、 
鬼姫様は荷物を置いてきょろきょろとあたりを見回すと、 
「ほら、あれじゃない!?」 
と声を上げて嬉しそうに俺の手をとって部屋の奥に引っ張って行った。 

そこにあるのは専用の露天風呂。 
この貸別荘の売りの一つで、これがこの別荘を借りる決め手となってた。 
「わあ、すごいすごい」 
彼女は声を上げると、 
「入ろ入ろ!!」 
と子供のようにはしゃいでた。 
そこには35歳の女医さんではなく、 
まるで子供のように愛くるしい一人の女性の姿がありました。

 
293 名前: えっちな18禁さん 投稿日: 2009/09/04(金) 01:36:11 ID:5zceWQoo0
お湯を溜めながら、荷物を部屋の奥に置くと、 
ここで彼女は急にはしゃぐのをやめて……。 
「ねえ、私、今日結構勝負かけてきたんだけど、気づいてくれてた?」 
と妙に艶めかしく振り返ってきました。 

俺がどぎまぎしてると、彼女は俺に背中を向けたままあの黒いコートをさっと脱ぎ棄てて、 
白いタートルネックのセーターと黒いスカートと同じ黒いタイツの姿になると、 
これもゆっくりと脱ぎ棄てていって、あっさり露わになる下着姿。 

下着は上下ともに黒いレース刺しゅうが施されたものなんだけど、 
ビックリするのは下の方。 
それはAVの中でしか見たことがないような極細の黒いTバックで、 
色白の丸いおしりのほとんどを露わにして、 
はち切れそうに細くぴんぴんに張りつめながら、ぴたりとおしりに張り付いてました。

 
294 名前: えっちな18禁さん  投稿日: 2009/09/04(金) 01:42:59 ID:5zceWQoo0
と、彼女はこちらに顔だけ振り向けると、 
ツンとほとんど露わになったおしりを俺の方に突き出して、 
「思い切って買っちゃった」 
と恥ずかしそうに微笑みながら言うと、 
「ちょっと来てみ」 
とおしりを突き出したまま俺を手招き。 

何のことかわからず、俺が静かに近づくと、 
「ねえ、わかる?」 
と意地悪そうな笑み。 
けど何のことかさっぱりだったので、首をひねっていると、 
「もっと顔近づけてみて」 
そう言って自分のおしりに俺の顔を寄せさせる。 

と、少し顔を近づけてようやくわかった。 
そこには濃厚なバラの香り。鬼姫様、香水をかけていらっしゃったのです。 
295 名前: えっちな18禁さん  投稿日: 2009/09/04(金) 01:52:22 ID:5zceWQoo0
「わかった? Tバックとおしりにね、ちょっと振りかけてみたの」 
おしりを突き出したまま、彼女は恥ずかしそうに笑みを見せながら言うと、 
「こう見えても、私だって今日の事……すごく意識してたんだから」 
そう言って俺の顔をじっと見つめます。 

恥ずかしげに唇をかみしめてるその表情は、 
子供っぽいような大人っぽいような不思議な色っぽさをもったもので、 
こんなシチュエーションに慣れていない俺はどうしていいかわからないでどぎまぎしていると、 
「こっちにも振ってるんだよ」 
と彼女はおしりを突き出すのをやめて、俺の方に全身を向けると、 
そっと自分のおっぱいを両手で持ち上げ、そっと呟きました。 
「おっぱいにおしりに首筋に……全身にかけてるの。いっぱいいっぱい愛してもらえるように……」 
296 名前: えっちな18禁さん 投稿日: 2009/09/04(金) 02:03:33 ID:5zceWQoo0
気持ちが嬉しい、というかなんというか……。 
俺もすごく興奮してたけど、彼女は彼女でこの日をすごく楽しみにしてたんだなあ、と思って……。 
病院ではいつも怖い彼女だけど、 
今こうやって俺の前で「女」をアピールするその姿がものすごく愛おしく思えました。 

と、露天風呂のお湯がいっぱいになったのか、ざあざあと溢れる音が届いてくると、 
「ねえ、早く入ろ?」 
そう言って彼女は自分のまずブラを外し、そしてTバックを脱ぎ捨てました。 

30を超えてたけど、空手をやってる影響なのか、その色白の身体はきゅっと引き締まってて。 
おっぱいは真ん丸で大きすぎず逆に小さくすぎることもないバランスも形もいいものだったし、 
おしりも無駄な肉の付いていない丸く引き締まった綺麗なものでした。 
あと腹筋がうっすら割れてたのが印象的で、そういうフェチの人にはたまらなかったと思います。 

「ねえ、早く……」 
彼女の裸体に見惚れてぼんやりしていた俺は色っぽく声をかけられると、あわてて全裸になりました。 
297 名前: えっちな18禁さん 投稿日: 2009/09/04(金) 02:09:45 ID:5zceWQoo0
露天風呂といっても周囲から見られないように高い壁があって、 
天井だけが露わになってるという感じでした。 
お湯がざあざあと溢れ湯気がいっぱいに広がる中、 
俺と彼女はかけ湯もしないでそのまま湯船に入りました。 

と、湯船に入るや否や、彼女は俺を抱きしめると、そのまま舌を絡めてきました。 
俺もそれに応えるようにして舌を絡め返し、そのまま舌の交わり合いを続けました。 
キスは風俗嬢相手にしたことしかないので、上手いのか下手なのか自分でもわかりませんでしたが、 
彼女は夢中で俺と交わり続け、途中からは、 
「ん……んん……」と色っぽい声をこぼすようになっていました。 

そっと見ると、彼女は心地よさ気にうっとりと瞳を閉じて、 
俺の事を貪るように舌をうごめかせ続けています。 
そんな彼女に応えようと俺は興奮しながら懸命に舌をうごめかせ続けました。

 
298 名前: えっちな18禁さん 投稿日: 2009/09/04(金) 02:21:05 ID:5zceWQoo0
どれほどの間キスが続いたか。 
あんなに濃厚に長くキスし続けたのは初めての事でした。 

唾液の糸を粘っこく幾筋も引きながらお互い唇を離すと、 
彼女は息を弾ませたまま頬をそっと赤らめて言いました。 
「2年ぶり……なんだ……セックスするの……」 
そう言うと鬼姫様は俺の耳元に唇を近づけ、 
「はあはあ」と弾む吐息を艶めかしく俺の耳に吹きかけながら囁きました。 
「もうね……ずっとずっと待ってたの……ずっとずーっと……」 

彼女の姿は恥も外聞もかなぐり捨てて、ただこれからのセックスに興奮する一人の女性のものでした。 
それは一般的に見たらいわゆる「痴女」のようなものに見えるかもしれないけれど、 
俺にはそういう下品なものというより、セックスに素直に悦びを感じる美しい女性の姿のように思えました。 
「ねえ、おちんちん……しゃぶってもいい?」 
彼女がまるで泣き出しそうな感じで切なげにおねだりをしてきたので、 
自分はこれを受け入れるしかありませんでした。 

300 名前: えっちな18禁さん 投稿日: 2009/09/04(金) 02:28:08 ID:5zceWQoo0
この時本当は、彼女の丸いおっぱいを舐めたりしたかったのですが、 
こうおねだりされてしまっては、断るわけにはいきませんでした。 

だから、この時は完全に鬼姫様のペースで行くことになりました。 
「嬉しい……」 
俺の返事を聞いて彼女は本当にうれしそうな優しい笑顔を見せると、 
再び俺に唇を重ねてしばらく舌を絡ませると、 
そのままするすると身体をずらしていって、 
既に大きくなっている俺のものをそっと両手で包み込みました。 
そしてまるで子供のように無邪気な表情を見せながら、 
そのまま俺のものの頭の部分を両手でこねまわすと、 
「じゃあ、舐めるね……」 
と静かに顔を上げて、俺の顔をじっと見つめて言いました。 

そのあまりの色っぽさに思わず射精しそうになりましたが、 
幸い発射することはありませんでした。 
301 名前: えっちな18禁さん  投稿日: 2009/09/04(金) 02:35:03 ID:5zceWQoo0
俺のものは湯船の中に沈んだままだったので、 
このままじゃ彼女が舐められないので、 
俺はソープでするようにして、腰だけを浮かせるようにしました。 

最初そのまま彼女は俺のものをそのまま咥えこもうとしましたが、 
「このままじゃしんどいよね……」 
そう言って、鬼姫様は俺の横の方へ体を回すと、そのまま正座をして姿勢をただし、 
ソープ嬢と同じように浮かせてある俺の腰の下に横から自分の太ももをあてがって、 
「ここにおしり乗っけていいよ」 
と優しく言ってくれました。 

彼女に甘える格好で俺は彼女の太ももに腰を沈めます。 
鬼姫様の太ももはピンと肉の張った、けれどあたたかくやわらかなものでした。 
「重たくない?」 
俺が聞くと、 
「大丈夫」と彼女は優しく微笑んでくれました。 
302 名前: えっちな18禁さん  投稿日: 2009/09/04(金) 02:40:34 ID:5zceWQoo0
と、彼女は再び俺のものに顔を向けると、 
そのままそっと瞼を伏せ、そのまま湯船から顔だけ覗かせている俺のものを静かに咥えこみました。 

あたたかくやわらかな彼女の唇がぴたりと吸いつくようにして俺のものの頭を包み込んだ瞬間、 
その優しく甘い刺激に俺は思わず小さく呻きました。 

そのせいか、一瞬、彼女は動きを躊躇しましたが、 
そのままゆるゆると俺のものを奥深く呑み込んでいって、 
ドクンドクンと脈を打つ茎の根元の部分まで頬張っていました。 

と、そこでそのまましばらくじっとしていると、 
彼女は再び唇を吸いつかせたままゆっくりと持ち上げていき、 
頭の部分だけを包み込むようになると、またも奥深くまで俺のものを呑み込んでいきました。 

ゆっくりと何度も何度も丁寧に優しく優しくその行為は繰り返されました。 
303 名前: えっちな18禁さん 投稿日: 2009/09/04(金) 02:45:14 ID:5zceWQoo0
それはものすごく上手だったかどうかというと疑問です。 
ただ、彼女は「鬼姫様」と呼ばれる職場の態度とは違い、 
驚くほど丁寧にたっぷりと時間をかけてねっとりと愛し続けてくれました。 

最初に比べると、唇を上下させる動きはやや早くなってきましたが、 
それでもAVみたいに激しく上下するものではなく、 
優しく愛情たっぷりにゆっくりと唇を上下させ続けていました。 

その心地よさは風俗では味わえない初めてのもので、 
とろとろととろけていきそうになるものでした。 

うっとりとしてぼんやりする中、気がつくと俺はよだれが垂れていましたが、 
もうそんなこともどうでもよくて、彼女の為すがままにされていました。 

鬼姫様は相変わらず瞼を伏せたまま、優しく唇を上下に動かし続けていました。

 
304 名前: えっちな18禁さん 投稿日: 2009/09/04(金) 02:51:44 ID:5zceWQoo0
「気持ちいい?」 
彼女が恥ずかしげに声をかけてきたのはそれから大分経ってからの事です。 

それまでずっとずっと鬼姫様はゆったりと深く深く俺の事を愛し続けてくれていました。 
こんなに長くフェラチオをされたことは生まれて初めての事でした。 

「うん……」 
俺がぼんやりしたまま答えると、 
「ありがと」 
彼女は恥ずかしげに唇を噛みしめて笑みを見せると、 
「じゃあ、もっともっとしてあげる」 
そう言って再び俺のものを唇で咥えこみました。 
さっきと同じようにゆったりと愛情たっぷりに唇の上下動がしばらく続くと、 
不意に俺のものの頭を何かが這いまわる新たな刺激がありました。 

唇で愛しながら彼女は同時に舌を俺のものに這わせてきていたのです。 
305 名前: えっちな18禁さん 投稿日: 2009/09/04(金) 02:58:57 ID:5zceWQoo0
これも驚くほど丁寧なものでした。 
優しく丁寧に大胆に、時にきめ細やかに、 
彼女の舌が俺のもの全体を舐めまわしてくれていました。 

彼女の太ももで支えてもらいながら、 
唇で優しく包まれつつ、舌で愛されることは、 
まるで夢の中にいるような心地でした。 
テクニックは風俗嬢のものに比べたら劣るものでしたが、 
それ以上に彼女の想いがたっぷりと感じられて、 
それが得も言えぬ高まりを与えてくれていました。 

ですから普通フェラだけでイクことのない俺でしたが、 
この時はそのままイってしまいそうになりました。 

腰のあたりがむずむずしてきて、あの射精直前の独特の感覚に襲われていました。

 
306 名前: えっちな18禁さん  投稿日: 2009/09/04(金) 03:04:24 ID:5zceWQoo0
「出るよ……」 
俺がつぶやくと、彼女ははっと顔を上げてそのまま唇を離しました。 
「え?」 
不意に現実に引き戻されたようで俺が思わず声を上げると、 
鬼姫様は俺からいったん離れ、そして俺の両頬を包み込んでとろんとした表情のまま言いました。 
「イクなら私と一緒に……ね?」 
と、彼女は俺の事を見つめたまままたがってくると、 
俺のものを優しく手にとりました。そしてそっと囁きました。 
「入れるね……いい……?」 

彼女の意図はすぐに理解出来ました。 
けれど、こちらは彼女に何もしていません。 
ただ彼女とキスして彼女にフェラチオしてもらっただけなのです。 
「いいけど……大丈夫?」 
いきなり挿入しても大丈夫なのか心配になって俺は尋ねました。 
307 名前: えっちな18禁さん 投稿日: 2009/09/04(金) 03:11:07 ID:5zceWQoo0
俺の言葉に鬼姫様は小さく微笑むと、 
そっと俺の右手をとり、そのまま自分の花びらに触れさせました。 
「あ」 
思わず声を上げたのは俺でした。 
一瞬触れただけでしたが、そこはまるで何かを塗ったようにして既にヌルヌル、 
いやドロドロといっていいほどに粘って濡れていました。 
それがお湯とは違うのは明らかで、何で濡れているかはすぐに理解出来ました。 
「……大丈夫でしょ?」 
彼女は囁くと、 
「もうね、私さっきからいっぱいいっぱい濡れてたんだよ。欲しい欲しいって……」 

それは女性が口にするにはかなり恥ずかしいセリフだと思うのですが、 
なぜかあまり卑猥さは感じず、むしろそんな彼女が可愛らしくて、そして愛おしく思えました。

 
308 名前: えっちな18禁さん 投稿日: 2009/09/04(金) 03:19:03 ID:5zceWQoo0
彼女は再び俺のものを手にとりました。 
「入れるね……」 
そう言って彼女は俺のものを自分の濡れた花びらにあてがいました。 
その瞬間、あたたかくねとりとした感触がしました。 

「ん……」 
鬼姫様は小さく声を漏らすと、そのまま腰を沈めていきました。 
自然に俺のものがずぶりずぶりと彼女の中に埋まっていきます。 

彼女の中は熱いほどで、たっぷりとドロドロに濡れていました。 
そして驚くほど力強くきゅうきゅうと俺の事を締め付けてきていました。 

なおも彼女は腰を沈め続けます。そして限界まで腰を沈めると、 
「ああっ!!」 
と大きくのけぞりました。 
真っ白い喉元が露わとなったその姿があまりにも美しかったのが今でも印象的です。 
309 名前: えっちな18禁さん 投稿日: 2009/09/04(金) 03:27:29 ID:5zceWQoo0
不思議なことにそのまま彼女はしばらく身動きしませんでした。 
俺を思い切り抱きしめのけぞったまま身体を細かく震わせながらじっとしていたのです。 
彼女の中にある俺のものは痛いほどにぎゅうぎゅうと締め付けられていました。 

どれほどの時間が経ったか……。 
「はああ……」 
と安らいだ吐息を細く長く漏らしながら、彼女はふっと全身の力を緩めると、 
静かにのけぞらせていた身体を戻して俺を見つめ、 
「はあはあ……」と息を弾ませながら恥ずかしげに微笑んで言いました。 
「イっちゃった……」 
どうやら俺のものを入れただけで彼女は絶頂を迎えてしまったようでした。 
「大丈夫……?」 
俺が聞くと、 
「うん平気……」 
彼女はそっと呟くと、そのまま唇を重ね、舌を入れてきました。 
熱く濡れた彼女の舌が俺の中でねっとりと這いまわるので、俺はそれに応えようと不器用に舌を動かすだけでした。

 
310 名前: えっちな18禁さん 投稿日: 2009/09/04(金) 03:38:26 ID:5zceWQoo0
舌を絡ませ合いながら、彼女は俺のものを咥えたままゆっくりと腰を上下に動かし始めました。 
「うんん……んんん……んんんんっ!!」 
唇を重ね合ったままこぼれる彼女の声が徐々に大きく、そして乱れたものとなっていきました。 
それに合わせて腰の動きも激しいものへと変わっていっていました。 

俺は彼女を抱きしめたまま、なおも夢中で彼女と舌を絡め続けます。 
「うんっ! ううんん……んんっ! んんんんっ!!」 
彼女は唇を重ねたまま苦しげに声を漏らしながら、いつしかその顔を真っ赤にして、 
なおも腰を激しく上下に動かし続けていました。 
そのため湯船のお湯が激しく波打ち、その飛沫が何度も互いの身体を濡らしました。 

彼女があまりに苦しそうにしているように見えたので俺は唇を離そうとしました。と、 
「ううんっ!! んんんっ!!!」 
彼女は一際大きく声を漏らすと俺の頭をぎゅうと両手で抱え込み、なおも舌を絡め続けました。 
どうやら鬼姫様はこのままキスをし続けたいようでした。 
俺が再び舌を絡ませると、彼女ま嬉しそうに俺の動きに応えてくれていました。 
311 名前: えっちな18禁さん 投稿日: 2009/09/04(金) 03:43:41 ID:5zceWQoo0
それからもなおもお互い唇を重ね合ったまま、 
彼女は腰を激しく上下に動かし続けました。 

苦しげに眉間に皺をよせながら、彼女は懸命に腰を上下させながら、 
俺を貪るようにして熱い舌を絡め続けています。 

セックスしながらこんなに長いことキスをし続けたことは初めての事でした。 
息苦しさは確かにありましたが、それ以上に彼女と一つになっている実感がはっきりとあって、 
俺も夢中で彼女を貪るようにして舌を動かし続け、彼女の唾液をすすり続けました。 

と、 
「んんっ!! んんんっ!! んんんんんっ!!」 
キスをし続けながら鬼姫様の漏らす声が徐々に高まっていきました。 
彼女の全身がぎゅうっとこわばり、 
腰の動きは少しゆっくりと、しかし一層大きなものへと変わってきました。 
312 名前: えっちな18禁さん  投稿日: 2009/09/04(金) 03:49:38 ID:5zceWQoo0
唇を重ね合ったまま、彼女は叫びました。 
「ひぐっ! ひぐっ!! ひぐうううっ!! ううううううっ!!」 
そして思い切り俺を締め付けるとそのまま全身を硬直させて動きを止めました。 
ブルブルと身体を大きく震わせながら。 

最初俺は彼女が何を言っているのかわからなかったのですが、 
思えば「イクイク」と叫んでいたのだと思います。 

彼女は再び絶頂を迎えてしまったようでした。 

と、ふっと彼女の全身の力が緩むと 
彼女は気だるげに俺と舌を交らせていましたが、 
しばらくして腰をゆっくりと上下に動かし始めると再びその動きを激しいものへとしていきました。 
313 名前: えっちな18禁さん  投稿日: 2009/09/04(金) 03:55:02 ID:5zceWQoo0
そして舌を絡めながら、 
鬼姫様はそれからもさっきと同じように何度もこぼす声をひときわ大きくして、 
全身を硬直して何度も何度も絶頂を迎えました。 
AVとかじゃないですが、連続絶頂というのでしょうか。 
もう狂ったように何度も何度もイキまくる、そんな感じでした。 

気がつくと彼女は全身を真っ赤に染め、ぽたぽたと大粒の汗を滴らせ、 
伏せられた左右の瞼からは涙が溢れていましたが、 
しかしそれでもなお俺から唇を離そうとせず、腰の動きを止めようとしませんでした。 

それは俺のために尽くしているというより、 
彼女にとって2年ぶりというセックスを心から味わい尽くし楽しんでいるようでした。 

鬼姫様はそれからも俺と唇を重ねたまま、何度も何度も果て続けながら、 
なおも腰の動きを止めず俺の事を求め続け、そして俺もそんな彼女を求め続けるのでした。 
315 名前: えっちな18禁さん [sage] 投稿日: 2009/09/04(金) 04:00:59 ID:5zceWQoo0
それからどれくらい経った頃でしょう。 
なおも狂ったようにお互い求め続ける中、俺自身の限界が迫ってきました。 

吸いついたまま離れない彼女の唇を半ば強引に引き離すと俺は言いました。 
「イク、イクよ……!」 
俺が息も絶え絶えに言うと、鬼姫様は溢れる涙をそのままに俺の事を見つめて、 
「うん、うん……!!」 
と何度もうなずいてくれました。 
「私もイクから……一緒にイこ……!!」 
そういうと彼女は再び俺に唇を重ね、腰の動きをさらに激しく濃厚なものにしていきました。 
大きく上下させながらさらに気まぐれにぐねぐねと回転させてくるのです。 

一緒にイこ、というのはいいですが、このままだと彼女の中に射精することになってしまいます。 
この時俺はコンドームをしていませんから、それは危険だと思い、再び唇を引き離すと言いました。 
「このままじゃやばい……やばいって!!」 
316 名前: えっちな18禁さん  投稿日: 2009/09/04(金) 04:05:11 ID:5zceWQoo0
けれど鬼姫様は叫ぶようにして言いました。 
「いいの、このまま来て!! 中にいっぱい出して!!」 
そして再び唇を重ねようとします。 

「ダメだって、それはダメだって!!」 
中出しのAVや漫画などだったら彼女の返事をいいことに、 
勢いよくそのまま彼女の中で射精をしていいかもしれませんが、 
現実問題そうはいきません。それはあまりにも危険すぎました。 

いよいよ限界が迫ろうという中、俺は腰を引き離そうとしました。 
なんとか中で射精することは避けようと思ったのです。 
317 名前: えっちな18禁さん 投稿日: 2009/09/04(金) 04:08:46 ID:5zceWQoo0
しかし彼女はそれを許してはくれませんでした。 
器用に俺の事を両脚で締め付けると強引に唇を重ねてきて、なおも腰を激しく動かし続けました。 
「んんっ!! んんんんっ!! んんんんんっ!!!!」 
彼女自身限界が迫っているのでしょう。 
涙を溢れさせながらこぼす声を一際大きくしていきました。 

俺はそんな彼女に一種の恐怖を覚えました。 
異様という方がいいのでしょうか。 
何か恐ろしいものを見てしまったようで、背筋に寒いものを感じました。 
318 名前: えっちな18禁さん 投稿日: 2009/09/04(金) 04:12:28 ID:5zceWQoo0
しかし、それ以上に彼女の腰の動きが、そして舌の動きが俺のことを一層刺激してきて、 
いよいよ我慢できないほどになってきました。 
(もうどうにでもなれ!) 
そう思った俺は彼女をぎゅうと思い切り抱きしめ、舌の動きをさらに激しいものにしながら、 
自分からも彼女を突き上げました。 

「んんん!! んんんんんっ!!!」 
俺に腰を突き上げられながら、彼女は一瞬驚いたような表情を見せましたが、それは一瞬のことで、 
それからは快感を貪るようにして自身の動きを一層艶めかしいものにしながら、 
いよいよ迫る自身の限界に悦びの声を溢れさせ続けました。 
319 名前: えっちな18禁さん 投稿日: 2009/09/04(金) 04:18:01 ID:5zceWQoo0
「んんっ!! んんんんっ!! んんんんんんんっっ!!!!」 
鬼姫様の声と俺の声が一つに交り合いながら、お互い夢中で身体をぶつけ合います。 

と、それまで何度も繰り返されたのと同じように、 
彼女はぎゅうと身体をこわばらせると俺の事を思い切り締め付けてきました。 
いよいよ限界が迫ってきたのでしょう。 

そしてその締め付けが今度は俺の限界を招きました。 
腰のあたりにびりりと電気が走ると、俺は全身を硬直させて、 
そのまま勢いよく何度も彼女を突き上げながら思い切り彼女の中で射精していました。 

「んんんんっ!!! ううんんんんんっ!!!」 
俺が射精した瞬間、鬼姫様はひときわ高い声を漏らすと、 
そのまま身体をこわばらせて全身を大きく震わせました。彼女も絶頂を迎えたようでした。 
320 名前: えっちな18禁さん 投稿日: 2009/09/04(金) 04:19:51 ID:5zceWQoo0
それからしばらくお互い動きを止めていましたが、 
いつしか再びお互いを慰めるようにしてゆったりと舌を交らせ続けていました。 
「んん……ううん……」 
うっとりと心地よさ気に声を漏らしながら彼女は舌を絡め、 
そしてまるで俺のものをすべて絞りだそうとするように湯っくる地腰を上下にうごめかせていました。 

俺はこの時ぐったりしていて、けだるげに舌を絡めながら、あとは彼女のされるがままにされていました。 
321 名前: えっちな18禁さん 投稿日: 2009/09/04(金) 04:23:57 ID:5zceWQoo0
唇を離したのはそれから大分の時間が経ってからの事です。 

その瞬間、 
「ぷはあ」 
とお互い思わず声を漏らしました。 

ふと見ると、お互いの唾液が溢れたせいでしょう。 
彼女の唇からあごにかけてがドロドロに濡れていました。 
そっと指先で触れてみると、自分のあごもドロドロに濡れていました。 

それからもお互い抱き合って大きく吐息を乱れさせたまま、じっと見つめ合っていました。 
この時まだなお俺のものは彼女の中にありました。 
322 名前: えっちな18禁さん 投稿日: 2009/09/04(金) 04:27:53 ID:5zceWQoo0
と、先に口を開いたのは彼女の方でした。 
「いっぱいイっちゃった……」 
そうこぼすと彼女はふふふと嬉しそうに笑いました。 
すごく満足だったのでしょう、それは心から嬉しそうな笑顔でした。 

けれど俺の方は気持ちよかったのはもちろんですが、 
それ以上に不安の方が強くて、内心ドキドキしていました。 

なにしろ彼女の中に思い切り射精してしまったからです。 
だから俺は少しイラついたような調子で言いました。 
「これ……大丈夫か……? やばくない……?」 

俺の言葉に彼女は一瞬きょとんと首を傾けていましたが、 
すぐに意味を理解したのでしょう。そっとうつむいたあと小さく微笑みました。 
「大丈夫だよ。私、子供出来ない身体だから」 
323 名前: えっちな18禁さん 投稿日: 2009/09/04(金) 04:37:20 ID:5zceWQoo0
突然の彼女の言葉の意味が理解できませんでした。 
何を言ってるんだ、そう思いました。 
そんな俺に彼女は優しく、けれどどこか寂しげに微笑みを浮かべながら言いました。 
「私、子供出来ないんだよ。前の旦那と別れたのもそこれが原因だったし……」 

それは初めて聞く告白でした。 
俺はどう返事をしていいかわからず言葉を失ってしまっていました。 
「いろいろ治療も受けてみたんだけど、ダメでね……もう諦めてるんだよ……」 
鬼姫様はそういうとそっとうつむきました。 

「……」 
子供が出来ない。 
それが女性にとってどれほど大きな障害であるか……。 
俺は彼女に声をかけることが出来ず、一緒にうつむくことしかできませんでした。 
324 名前: えっちな18禁さん 投稿日: 2009/09/04(金) 04:43:21 ID:5zceWQoo0
と、彼女はそれまでとは一転、ぱっと明るい声で言いました。 
「だからさ、私おなかの中にいくら出されても平気なの! 
それに病気もないから何の心配もないよ! 平気平気!!」 
そういうと彼女はケラケラと声を上げて笑っていました。 

そんな鬼姫様の笑顔はどこか痛々しくて……。 
俺がどうしていいかわからずにいると、彼女は俺の耳元でそっと囁きました。 
「私は大丈夫だから……。君は余計なこと考えなくていいんだよ……」 

それはどこまでも優しく、そしてどこまでも切なげな囁き。 

と、鬼姫様は再び俺の事を見つめると首を傾げて言いました。 
「子供の出来ない女……嫌……?」 
326 名前: えっちな18禁さん 投稿日: 2009/09/04(金) 04:49:33 ID:5zceWQoo0
鬼姫様ほど怖い女性はいませんでした。 
カルテの用意が遅いと怒鳴られ、診察室の用意がなってないと事務部長ともども叱られ、 
プライベートでも何度喧嘩をしたことかわかりません。 

しかしそれ以上に優しい人でした。 
酔い潰れた俺に肩を貸してくれるような人。 
喧嘩をしたら必ず先に謝ってくる人。 

それが彼女でした。 

そんな彼女を誰が嫌いと言えるでしょうか。 
だから俺は言いました。 
「ううん、全然。大好きだよ」 
「ありがと……」 
俺の言葉に彼女は小さくつぶやくと、再び唇を重ねてきました。 
それは優しく甘いキスでした。 
327 名前: えっちな18禁さん 投稿日: 2009/09/04(金) 04:54:18 ID:5zceWQoo0
それからもしばらくお互い抱き合ったままでいました。 

と、鬼姫様が言いました。 
「ねえ、そろそろ出ない? のぼせてきたよ……」 
彼女の言葉に俺もうなずき返しました。 
正直俺もこの時かなりのぼせてきていて、溢れる汗を止めることができませんでした。 

ここでようやく俺は彼女の中から自分自身を引き抜き、お互いの身体を離しました。 
と、鬼姫様は自分の濡れた花びらにそっと手をあてがったままじっとしていました。 
「どうしたの?」 
俺が聞くと、 
「このまま君のものを出しちゃったらもったいないじゃない」 
そう言って鬼姫様は笑うだけでした。 

それからしばらくして俺たちは露天風呂を出ました。 
そして軽くシャワーを浴びて汗を流すと、室内で全裸のままぐったりと横たわっていました。気まぐれに口づけあいながら……。 

328 名前: えっちな18禁さん 投稿日: 2009/09/04(金) 04:55:21 ID:5zceWQoo0
今日はここまでにします。 
お付き合いくださった皆さんありがとうございました。 
336 名前: えっちな18禁さん 投稿日: 2009/09/07(月) 20:12:35 ID:pdzw1d5m0
ある夜の当直のひとコマ……。 

突然鳴り響く恐怖の内線。受話器の先からは鬼姫様の怒鳴り声。 
「遅い!! カルテの用意くらいさっさとしろ!!!」 
「はい、すいません!!」 
カルテ用意のため全力疾走する我ら事務員一同。 

救急診察室裏の関係者室で研修医たちを前に立ちはだかる鬼姫様。 
「お前らそれでも医者か! そんなことならさっさと辞めちまえ!!」 
しょんぼりする研修医たち。そしてあげく泣き出す若い女性研修医。 

救急搬送依頼の電話を事務から鬼姫様にした際、 
主訴について一瞬のもたつきがあった直後。 
「主訴をしっかり聞け!!」 
「はい、すいません!!」 
頭を下げて改めて説明を繰り返す俺……。 
337 名前: えっちな18禁さん 投稿日: 2009/09/07(月) 20:20:56 ID:pdzw1d5m0
「瞬間湯沸かし器」 
「スイッチ入ったら終わり」 
「院内最強のドS」 

病院関係者の間で様々な評判を立てられて恐れられている鬼姫様。 

患者にはともかく、我々には常に男言葉でしか喋らず、 
ほんの些細のミスも許さず完璧かつスピーディに仕事が進むことを要求する容赦のない性格。 
少しでもミスがあろうものなら速攻で大爆発。 

その御威光は医長先生すら圧倒するという噂もあるほどで、 
「鬼姫様には最大限の注意を払って対応するように」 
というのが我々関係者の合言葉。 

それゆえ、病院関係者の誰からも嫌われていた鬼姫様でした。 
338 名前: えっちな18禁さん 投稿日: 2009/09/07(月) 20:26:20 ID:pdzw1d5m0
その鬼姫様が今、俺の横で全裸で横たわっていました。 

湯上りで少しのぼせていたせいか、色白の肌をほんのりと桃色に染めて、 
職場で見せるあの冷徹な表情とは別人のような優しい笑みを浮かべながら……。 

「だいちゅき♪」 
鬼姫様は甘くとろけるように言葉を漏らすと、 
何度目になるでしょう。またも瞳をそっと伏せて唇をとがらせると、 
俺の唇をまるで小鳥がくちばしで何かをついばむように細かくキスしてきました。 
340 名前: えっちな18禁さん 投稿日: 2009/09/07(月) 20:36:46 ID:pdzw1d5m0
鬼姫様は30を超えていたとは言え、童顔の美人さんでした。 
大きな瞳を潤ませながら、一途にこちらを見つめるその表情はまるで子供そのもので、 
病院で見せる表情とは明らかに違いすぎました。 

病院ではまさしく鬼でしたが、 
今の彼女は35とはとても思えない、ものすごく幼くて恋人にベタベタ、いやべっとりと甘えてくる、 
「女の子」そのものでした。 

しかもそれが気持ち悪いとかいうのは全くなく、 
すごく自然で可愛らしくて魅力的でなによりとても愛しく見えるのだから不思議でした。 

気がつくと俺は彼女の小さな背中を抱きしめて、 
彼女の中に舌を差し入れていました。 
「ううん……」 
鬼姫様は嬉しそうに声を漏らすと、優しくそんな俺に応えるように舌を動かし、 
まるで包み込むようにして俺と交わり続けるのでした。 
341 名前: えっちな18禁さん 投稿日: 2009/09/07(月) 20:41:31 ID:pdzw1d5m0
あの露天風呂でのセックスの後はずっとこんな状態でした。 

のぼせて床でお互い裸のまま横たわりながら、 
何度も何度もキスを繰り返していました。 

キスをしようとするたびに鬼姫様は、 
「だいちゅき」 
「ねえ、ちゅうしよう……」 
とかいった感じで子供のような言葉遣いで俺に甘えてき
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