■女性率が高い県ランキング
1位 長崎県
2位 鹿児島県
3位 宮崎県
4位 秋田県
5位 高知県
6位 熊本県
7位 和歌山県
8位 青森県
9位 愛媛県
10位 佐賀県
　
■男性率が高い県ランキング
1位 神奈川県
2位 埼玉県
3位 愛知県
4位 茨城県
5位 千葉県
6位 栃木県
7位 東京都
8位 滋賀県
9位 静岡県
10位 群馬県
　
これだけ見ると、「長崎に引っ越せばオレでもモテるんじゃね！？」と考える男性があらわれるでしょうね。
しかし、女性率の高い県の女性は、大半が高齢者です。
出生時点では男の赤ん坊の方がずっと多く生まれますが、男性の方が事故死が多く寿命も短いため、
65歳前後から女性の人口の方が多くなります。
このことを踏まえると、女性率の高い県＝高齢化の深刻な県、と考えることが出来るでしょう。
　
また、女性よりも男性の方が、進学や就職を期に思い切って実家から離れ、独立する人が多いです。
男性率が高い県は、大学や企業が多い、あるいはそれらの通勤エリアになっている県が多いですよね。
神奈川や埼玉は言わずとしれた東京のベッドタウン。愛知は自動車産業などが盛んで雇用も多いです。
また、茨城には日本有数の頭脳が集まる学術・研究都市つくば市があります。
地方出身の独立心旺盛な若い男性が多い傾向にある県、それが男性率が高い県なのです。
　
よって、女性率が高い県は、
「高齢化が進み、独立心旺盛な若い男性を他県に流出させている県」
と考えることができます。
地元を愛している人は、地元の未来を真剣に考えた方が良いかもしれませんね。
他県に流出してしまった優秀な人材を、地元に呼び戻し定住してもらう施策が肝心です。

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